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第267回 思い立ったらすぐ行動

2018年09月30日

これは非常に大事な事だと思います。ですがこれはいいことばかりではありません。

ソフトバンクの孫さんは「事業を始めよう」と思ってから、実際に事業を始めるまでに2年程かかったそうです。事業を始めようと思ってからすぐに動き出した訳ではないんですね。すぐやる事が成功の秘訣なのに、すぐやらなかったんです。では2年間何をしていたのでしょうか?それは、考えていたのです。ひたすらどんなビジネスモデルにするか考え、どのように展開するかを考えていたのです。その為に必要な事を学び、知識をつけていたのです。企業とうのは、企てるという事です。孫さんは2年間ひたすら企てていたんですね。その結果、大成功を収めています。

また、こんな話もあります。「リアルドラゴン桜」と言って「ドラゴン桜」のモデルになったと言われている泉忠司さんという方がいます。泉さんは、高校時代に受験勉強をする際に、最初の参考書選びに時間をかけたそうです。自分が一番使いやすい参考書を見つけるまで、ひたすら買っては試し買っては試しと繰り返して、本当に使いやすい参考書を見つけたという話です。一見すると効率が悪そうですが、自分の使いやすい参考書を手に入れる事で、その後の学習効率が各段にアップしていくそうです。

この2つの話の共通点はとにかくなんでもいいからまず始めるのではなく、成功する為に必要な要素を学んでから行動したという点です。思い立ったらすぐに始めるというのは、良い事だと思います。そういう行動力は絶対に必要です。しかし、ある意味では効率が悪いのです。成功する為に必要な知識を学んでから行動する方が最終的には早く大きな結果を出す事ができるという事が言えると思います。もちろん学んでばかりいても成功はできませんので、行動するという前提で学ぶ必要があります。

視界の悪い道を手探りで進んでいくのか?見通しの良い道をさくさくと進んでいくのか?の違いですね。

本田

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