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第311回 親としての責任

2019年06月30日

わたしの娘は今日8歳になりました。

誕生日とはこどもにとってはプレゼントをもらえたり、ケーキを食べたり、お祝いしてもらえる日だと思っているようですが、親にとってはこどもが生まれた時のこと、初めて抱いて腕の中にいる小さい赤ちゃんを見て、今まで味わったことがない幸福感を感じたことを思い出す日です。

普段は毎日日常の忙しさにバタバタ追われて、生まれた時のことを思い出すことはありません。誕生日は親にとっても初心に返ることができる大切な日なのです。この日から親として子育てという大きな仕事がスタートしたのです。

 

このごろ虐待や育児ネグレグトのニュースが多くありますが、見るたびに胸が締め付けられるような苦しい気持ちになります。

事件になるといつも行政や警察の責任にして責めています。それもたしかに一つかもしれませんが、ほかに助けてあげる方法、止められる方法はなかったんだろうかと考えさせられます。

虐待をしてしまう親は自分も虐待された経験があることが多いと聞きました。

それぞれ事情があるかもしれませんが親になったからにはどんなに大変でも責任を放棄してはいけないと思います。

親としての義務、責任はまずは衣食住の心配がないよう健康に育てることです。

それから他人に迷惑のかからないよう、本人が生きていくうえで困ることがないよう教育、しつけをすることです。

親の背を見て子は育つといいますが、こどもは一番近い人からいろんなことを吸収します。親がやっていることをいいことも悪いこともそれが当たり前だと思い、同じことをやるのです。

完璧な親になれなくても、こどもに見られているということを意識して、一緒に成長していきたいと思います。

櫃田

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