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第400回 休憩時間は休もう

2021年04月18日

皆さんは休憩をする際には何をしますか。目を閉じて休む・漫画など軽いものを読む・トイレに行く・飲み物を取りに行く・メールチェック・ストレッチなど様々なものがあると思います。何であっても一度は作業以外のことをして気持ちをリセットすることが重要で、これによってダレずに長期的に気持ちを維持して作業をすることが出来るようになります。

特に事務作業などをする人などにはストレッチなど体を動かすことがオススメです。血行が良くなりますし、知的作業に対するメリハリにもなるので、休憩後の作業がよりはかどるはずです。

また、目をつぶるというのも重要な休憩です。なぜなら人間の脳は90%近くの情報を資格から得ているとされているからです。よって目を閉じたり、手元だけでなく遠くを見たりするなど視覚的刺激をリセットすることも重要です。

目をつぶるだけでなく6~7分あれば短い昼寝をすることも可能です。実は人間は昼に短時間睡眠をするだけで十分に気持ちをリセットされてスッキリ出来ます。これを専門的に「パワーナップ(力のうたたね)」と言い日中に少しとるだけでも十分に効果があります。

効果的な短時間睡眠の取り方は、まずソファや椅子などを使ってできるなら横に無理ならできる限りそれに近い姿勢になる。次にその時間いっぱい目をつぶる。その時間に明確に寝たと言う感覚がなくても構いません。ただ目をつぶるだけでも十分に睡眠に近い脳をリセットする効果があります。そして、ゆっくり深く味わいながら深呼吸を繰り返します。呼吸は鼻に息の流れを感じながら胸やお腹にゆっくりと呼吸をためるように吸います。次に同じく鼻に息の流れを感じつつ胸やお腹をへこませてゆっくり吐いてください。このように呼吸の感覚だけに集中して大きく深く繰り返してください。

注意する点としては、20分を越えて行うと意識がボヤッとした睡眠フェーズに入ってしまうので、寝る時間はハッキリと区切るようにしてください。

そして何より大事なのは休憩時間と作業時間をしっかりと区切ることです。よくある失敗としては、休憩に入った後に再開しないまま時が過ぎてしまうことがあります。これはアプリやタイマーなどで一区切りのたびにボタンを押して再開すると言う設定では途中で止まってしまうことがあります。よって完全自動で作業時間も休憩も進んでいくと言う設定で止めたいときだけ自分の意思で一時停止できるようにする形にするのが重要なのです。例えばYouTubeなども1つの動画が終わったら止まり次の動画を見るためにボタンを押す必要があったのをシステム変更して1つの動画が終わったら次の動画が自動再生され、止めるためにボタンを押すように変更されました。このシステム変更で動画再生時間が爆発的に増えたそうです。これは人間にとって判断と行動が面倒なものであり、そのため自動の方に流れてしまうからです。

作業時間をより質の高い状態で進めるためにも作業時間と休憩時間の区切りを自動化し、休憩時間をしっかりと休むことを心掛けていきましょう。

福田

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