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第404回 体の疲れは存在しない

2021年05月16日

日常生活の中で疲れを感じることがあると思います。疲労において何より重要なことは日常生活において体の疲れは存在しないと言うことです。

動き回ることによって筋肉にダメージを受けると思うかもしれませんが、疲労の専門家である内科医の梶本修氏によると「スクワットなどの激しい運動を続けない限り人間の筋肉はそう簡単にダメージを受けない」と言っています。特にジョギング程度では筋肉はノーダメージだそうです。ジョギングで肉体変化する人はほぼいません。

さらに仕事や勉強なんて運動量はジョギング未満、仕事や勉強でマッチョになる人なんて存在しません。

癌になったり心筋梗塞になったりするのは食事や喫煙など生活習慣の積み重ねの方が大きく、疲労ゆえに癌になる・仕事量が多く心筋梗塞になるなどはあまり考えにくいと思われます。心拍数が高くなるハードな筋トレをしても重病になったりしませんし、日常の業務程度で肉体ダメージはほぼゼロに近いといえます。

もちろん忙しすぎて診察に行けず重病を見逃すなどはあるかもしれませんが、それは別の話です。

よってブラック企業などにお勤めで身体的な病気になってしまうことがあるなら以下のような理由が考えられます。忙しさから安く早く食べられる炭水化物中心の食事になる。ストレスから喫煙や飲酒量が増える。などのような副次的なことが原因であると考えられます。

もちろんストレスによって体を壊してしまう・病気になると思っている人は暗示にかかるように体調を崩すこともありえます。しかし、それは間違いでストレスは健康に悪いというのは誤解であると認識すれば健康影響は全くありません。

仕事のストレスで体にダメージがあるというのは錯覚であると言うことは、仕事の後に疲れを感じるのはなぜかというと、脳がダレるからです。同じような仕事を長時間続けることで脳の働きがボヤけてくるため、リセットとして睡眠や休憩を必要としているだけなのです。だからこそチクタク・テクニックなどを使い、時間を決めて作業を進めていくことで脳をリセットさせつつ、イキイキと能動的に仕事することが大切です。

福田

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