ページの先頭へ

第460回 音楽療法

2022年06月13日

精神科における音楽療法とは、音楽を聴いたり演奏したりして気持ちを安らげる治療全般を指します。

実際は、音楽を聴いたり演奏したりすれば精神的な病気が治るのかと考えると思います。

音楽を聴けば気分が持ち上がったりするのは事実ですが、精神病が治るとまでは言えるものではありません。

特に音楽療法はそれ単独で保険診療として認められていません。理由として音楽は曲もジャンルも好みも広すぎるので治療行為として確立しづらいからかもしれません。

メインの治療の補助やデイケアなどの一部として取り入れられ一定の治療効果を上げているようです。例として患者にとって心地良い曲を聞きながらのリハビリでの成績が良くなったという結果もあります。

また聴くだけでなく歌ったり演奏したりするのにも重要な意味があります。特に気持ちを上げる効果は自分が歌ったり演奏したりした場合の方がより強くなるようです。

気持ちが軽く落ち込んだと時などは積極的に歌ったり、演奏してみるのも手です。

一番重要なのは音楽療法には、音楽に得意も苦手もないことです。

皆さんも自分が歌ったり演奏するとなると「音痴だから」「上手くできないから」なんて弱気な台詞が出る人が多いと思います。ですが音楽療法では、音程などに気を取られず自分が楽しみながら音楽に触れあうことが重要なので皆さんも気楽に考えて実戦してみて下さい。

福田

記事を共有するShare on Facebook
Facebook
Tweet about this on Twitter
Twitter
Share on LinkedIn
Linkedin

過去の日記

TEL
0562-93-5561

株式会社 藤榮

〒470-1144
愛知県豊明市阿野町稲葉74-46

TEL:
0562-93-5561
FAX:
0562-93-0211

kitchen@fuji-advance.co.jp