ページの先頭へ

第472回 ニュースを見ると鬱になる

2022年09月18日

我々の生活の中で気持ちを落とし集中力を奪う恐ろしい習慣があります。それはニュースを見ることです。

まずニュースを見るのにはテレビ・PC・スマホなどを使用する人がほとんどだと思いますが、これらを見る時間が多いほどうつ病になるリスクが上がると言われています。

そもそもネット依存症と言う言葉もありますが、ニュースを見るためにデジタルメディアを使う時間が増えるほど依存に繋がりメンタルが弱くなる可能性があります。

さらに心理学において公正な世界の信念というものがあります。例えば、罪のない歩行者が通り魔に襲われて死亡したという出来事があったとします。するとニュースを見た人は自分も同じ目になるかもしれないと不安に思うかもしれません。このままだとどんどんストレスやモヤモヤが溜まります。よって被害者にも落ち度があったから犯罪に巻き込まれたんだなどと犯罪にあった理由を作ろうとします。これが公正な世界の信念です。

現実の世界には不公平で理由もない不幸もたくさん存在します。しかし人はそう認めたがらずまた心の平穏を守るために世界は公平だと思おうとするわけです。

よくネットで加害者だけでなく被害者にも誹謗中傷を受けるのもこれが原因だと考えられます。

すなわちニュースによって不安になるだけでなくどんどん心がねじれていく危険性まであるのです。

ニュースを知らなければ話しについていけなくて仲間はずれになるのではと不安に思うかもしれませんが、それだけで仲間はずれになるような仲間は仲間とは言いません。

他人との会話でどうしても気になるニュースがあればそのときは検索すれば良いだけのことで一つ二つの話題共有のために毎日無数のニュースをチェックする必要もありません。そんなことをしていれば、どんどん心が疲れてしまい最悪うつ病になる可能性もあります。

なので、自分の生活の中でニュースを見る時間を減らしてみるのをオススメします。

福田

記事を共有するShare on Facebook
Facebook
Tweet about this on Twitter
Twitter
Share on LinkedIn
Linkedin

過去の日記

TEL
0562-93-5561

株式会社 藤榮

〒470-1144
愛知県豊明市阿野町稲葉74-46

TEL:
0562-93-5561
FAX:
0562-93-0211

kitchen@fuji-advance.co.jp