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第480回 鬱は6日で自殺する

2022年11月20日

自分たちは自殺とは縁遠いと思うかもしれませんが、毎年2~3万人が自殺しているそうです。さらに日本の世代別の死因では、男性15~39歳と女性15~34歳では自殺が一番多い結果もあります。そして自殺した人の原因は半数がうつ病であるそうです。

例としては仕事における過労自殺の場合、自殺者の半数はうつ病の発症から6日以内に自殺しているそうです。よって自分は大丈夫だと思っている人も突然うつ病になり、そして瞬時に自殺してしまうリスクもあるのです。またそのうち多くは心療内科や精神科を受診することなく自殺しているそうです。

もしあなたが、気分が優れないことが多い・不眠・食欲低下または過食・楽しかった趣味が楽しくなくなるなどの症状があれば注意が必要です。早めに医療機関を受診するべきです。

自殺する人は大体全てがつらくなって楽になりたいから自殺をすると思いますが、ここでお釈迦様の話をしましょう。自殺した人は地獄に行くとか言うのだろと思うかもしれませんが、釈迦自体は地獄なんて考えを提唱していません。そもそも極楽なんて考えも言っていないそうです。これは後世の人が付け加えたアレンジなのです。釈迦自体は「死後のことなど考えるな今がすべてだ」と言う主張をしているそうです。

代表的なエピソードとしては、あるところに男に捨てられ河に身投げをしようとした女がいたそうです。釈迦は女に毎日大きな木の車を運ばされる牛がいたことを話しました。この牛はあるとき車を岩にぶつけて壊すことにしたそうです。飼い主は簡単に壊されないように重い鉄の車にして牛はさらに苦しむ結果となったそうです。女はなんの関係があるのかと言いました。そして釈迦は女にこの牛と同じだと言ったそうで、楽になるために死を選ぼうとしているが、死んだこともないのになぜ死んだ後の世界が今より楽だと言えるのかと。

本当に地獄が待っているかもしれないし、輪廻転生があってそれが今の人生より良い人生でないかもしれない。さらに死にきれず大怪我で終わる可能性も多い、そうすれば障害が残った生活になるかもしれない。

もし気持ちが楽になりたいために死を選ぼうとするならば、一度心療内科や精神科に行くことをオススメします。精神科の薬にはぐっすりと眠らせてくれる物やツラい意識を安らげる物もたくさんあります。

今の時代コロナによって仕事・人間関係・運動量などが大きく変わったため気づかないうちにストレスが溜まっているかもしれません。解決策としては人に会うことが一番良いとは思いますが、コロナが収束したと言えない状況ではなかなか難しいので、簡単なので良いので運動を取り入れるのをオススメします。

心の問題は一人ではなかなか解決できるものではないので、誰かに会ったり、運動をするなど気分転換をすることやもしもの場合は医療機関を受診して見てください。

福田

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