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第49回 慰安旅行について

2015年10月18日

 

バブル経済崩壊後、社員旅行を中止する企業が多かったのですが、最近は社員同士のコミュニケーション不足を解消するために社員旅行を復活させている企業も多いようです。離職率を低くするのに成功している企業もあります。
やはり普段の仕事ではプライベートな話はしにくいし、他部門の社員とコミュニケーションをとることはなかなか難しいです。一緒に目的地に向かい、同じ物を食べて、同じ宿に泊まる、その中で普段の業務では話せないことを話したり、仕事場では見られない意外な一面を見ることができたりします。
社員旅行の目的の一つは、社員同士の親睦を深め、お互いを知ることです。そして、意見を言いやすい関係を作ることで、仕事の連携はスムーズになり、要望や不満がたまりにくい職場を作ることだと思います。
世の中には休みの日まで会社の人に気を使いたくないという人や、家でゆっくり過ごしたいという考えを持っている人もいるのかもしれません。
しかし社員旅行の目的や意義を自分なりにハッキリとさせて参加してみると、過ごし方や楽しみ方が全く違うのではないでしょうか。
行事にイヤイヤ参加するのはお金も時間も大変もったいないことです。せっかく会社がそういう機会を用意してくれるのだから存分に楽しまないと。そして、そのような機会(チャンス)をくれた会社に感謝するべきだと思います。
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先日、弊社でも一泊の慰安旅行がありました。強制ではないのですが全員参加しました。わたしは幹事をさせていただきました。
幹事といっても特に何をしたということはないのですが、何事もなく予定通りに進むだろうか、大きな失敗がないだろうかと、前日から緊張しておりました。
至らないところはたくさんありましたが、みなさんのご協力のおかげでなんとか無事に終えることができました。
実は幹事役をやるまで、申し訳ないのですが今まで幹事さんが何をしているのか、どんなことに気を配っているのか、あまり気にしていませんでした。自分がそういう目で見ていなかったのです。ただ旅行を楽しんでいただけでした。
やってみると、幹事というのは目配り・心配りというのがほんとに大切なことだと気が付きました。普段からできていない私が先頭に立って、全員に目と心を配ることをしなければならないのです。そして、常に第三者の目線で自分自身を見るようにすることも大切です。
幹事に指名された方は、自分がなぜ指名されたのか、幹事という役割をやることでどのようになってもらいたいと思われているのか、何か意図があるのか考えてみることが重要です。
普段の仕事でも同じことが言えます。誰でもよいから順番に指名されるのではないと思います。言われたから給料をもらうために作業をやるのか、それとも目的意識をもってやるのかで仕事の内容と自分の成長は大きく違ってくるのではないでしょうか。
わたしは幹事役が上手くできませんでしたが、次回の幹事さんの何かお手伝いできたらいいなと思います。
今回も楽しい旅行を企画していただいた社長、サポートしてくれた皆さま、長距離運転したいただいたドライバーの方、本当にありがとうございました。
櫃田

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