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第56回「あたりまえ」のことに感謝する

2015年11月15日

「あたりまえ」は実は「あたりまえ」ではないことが多くあります。

わたしは4歳児の母です。自分が親になって初めて子育てが大変なのかがわかり、親がどんな気持ちだったのかを考えるようになりました。

一人暮らしを始めて親のありがたみがわかったという人も多いですよね。距離が近すぎるとうるさく感じたり、やってもらえることに慣れてしまい、あたりまえだと勘違いしてしまいます。しかし距離をおいてみると、近くて見えなかったことが見えるようになり、親のありがたさがわかるのです。

みなさんは誕生日についてどのように考えているでしょうか。わたしも若いときは誕生日というのは誰かに祝ってほしいだとか自分のことしか考えていませんでしたが、本当はそうではなかったのです。

誕生日は親に感謝する日なのです。今生きていられるのは、親が生んでくれて育ててくれたおかげです。親に感謝することなんてないと言われる方も感謝するべきことはきっと何かあると思います。

祝ってくれる人がいないから自分の誕生日が嫌いだとか、もう年をとりたくないし祝ってほしくもないとか自分のことばかり言われる方もなかにはいらっしゃるようですが、感謝の気持ちを表す大切な一日なのです。

そして今日の自分があるのは親だけでなく家族、仕事関係、友達等のおかげです。いつもやってくれていること、言ってくれること、そばにいてくれることに日ごろからの感謝の気持ちを伝えるようにしたいです。

あたりまえのことに感謝することを習慣にするのにまず、日常生活のことにも感謝の気持ちを持つこと、気づくことが大事です。おいしい水が飲めること、ごはんが食べられること、おしゃべりができること、健康であること、勉強ができること、仕事があること、住む家があること等々。

あたりまえはあたりまえでないことに気が付くと、世の中感謝することばかりです。

みんながあたりまえのことに「ありがとう」の気持ちを忘れなければ、傷つけたり傷つけられたりすることもなく、不満を持つこともなくなり、何に対しても自信がつき、自分自身のことを好きになり、これからの人生がよい方向に向かうはずです。

良いことも悪いことも背中合わせです。例えば、事故や盗難にあった場合、それを運が悪かったと思うのか、注意を怠っていた自分への警告・サインだと思うのか、考え方次第で今後の自分が変わります。

誰でも目の前のことに気分を悪くしたり、イラッとしたりすることもありますが、視点を変えて違う方向から物事を見てみると、全く違う見方に変わります。

「ありがとう」は幸運を引き寄せる言葉だそうです。すべてのことに感謝の気持ちを持ち、そしてそれを相手に伝える習慣を身につけたいものです。

長文読んでいただきありがとうございました。

櫃田

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