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2016年03月04日
昨年は8/1からスタートしたが今年は3/1からの様である。今年は新卒採用活動を始めて3年目に入る。一昨年が3人、昨年が3人、そして今年は2人フレッシュマンが入社してくれた。残念なことにこの内1名は1年以内に辞めた。職場は一生そこで自分の大切な時間とお金をかける場所だから「あかん」と判断したらそれは早い方がいい。善は急げだ!社会は学校と違って競争相手の層が広がる。学校は同じ学年だけだったが、社会は年齢など関係ない。どこの学校出たとか家系がどうだとかも関係ない。働いた結果、そしてその結果が会社が認められた者のみが這い上がれる。 仮にその会社で優秀と言われてもその会社の存続が短ければ一生を預けたつもりでもかなわない。またその企業態が先細りしていくようならばそれもいずれ存続しない。だから就職するときにどんなところに入るかが大切になる。
私が子供のころそろばん塾、習字塾へ行くことが当たり前だった。昔の「読み書きそろばん」の世界である。ところが今は全部PCがやってくれる。そろばんを持っている人は見たことない。そろばん作っていた会社はほとんどない。そろばん塾もない。これが世の中の変化というものである。
こんなこともある。一時期葬儀業が流行った。しかし今は家族葬が流行りつつある。お金も掛けない。墓もいらない。こうなりつつある。我々の業界も25年前は安城に2件、碧南に1件、豊田に1件、稲沢に1件、岐阜に1件、守山近辺に1件、岩倉に1件可児に1件まだまだあったと思うがどんどんつぶれていった。どの工場も我々の会社藤榮よりも圧倒的に従業員さんの人数も多く工場も大きかった。ネームバリューも技術力もあった。しかしつぶれた。それだけ単品流し台はシステムキッチンに変わりまたアパートからマンションへそして建売住宅へと生活が変化していったのだ。
世の中の変化によって職場の中身も存在も変化する。だから我々は存在を確保するために絶え間なく変化し続けるしかない。そうでしか生き残れない。生活できない。まさにダーウィンの世界である。「もっとも強いものが生き残るのではない。最も賢いものが生き残るのではない。その時代に適応できたものだけが生き残るのである」
心底新入社員の方々が入社してくれると嬉しい。しかし会社として安心できるのは最低5年務めたころからか?まずそれまでが勝負!それまで勤めていれば一人前の道がやっとスタートすると言っていいだろう。