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第90回 今週から6月はじまる

2016年05月29日

5月はGWで始まった。例年GWは出かけることにしているが年齢が行ってくると徐々に混むときに出かける気が薄れてくる。長いお休みの時こそゆっくり休んでいたくなってきた。
そのGWが終わると本格的に来年度入社の学生さんとの面談が始まった。例年ならば初回面談時に我々から学生さんへの選好をしていたが、今年からは初回は学生さんから選考してもらうように変更し、選考のあった学生さんのみを2次に進めるように変更した。そして2次面談では適性検査と簡単な質問を交えながら学生さんとのコミュニケーションをしっかり行い、適性検査の結果、我々の会社にぜひ入社してもらいたい方には3次面談に移るという具合にした。
例年ならば面接官の私的感情で決めていたが今年からはそれが防げるようになってきた。私的感情は悪くはない。採用した本人がこの人となら一緒にやれると思って採用するのだからだ。しかし人間話だけでは分からない。実際に仕事してみて初めて適性がわかる。例年適性が間違っていたというときもある。それがわかったとき会社側もまた入社した側も後悔することになるのである。どちらも「こんなはずではなかった」となる。だから今年からは私的感情を除いてお互いに判断するように努めている。
さて今週から6月が始まる。6月1日には早速内々定の打診。そして入社前研修も始まる。それは今の流行が「即戦力」という言葉だからだ。即戦力というものは会社からは入社前に学生さんが働きやすい環境を整え、又あらかじめ基礎知識教育をしておきなさいという意味と、学生さん側からは内々定後は学生気分から社会人気分に早めに切り替えて、社会人としての予行演習に入りなさいという意味であろう。そこでアルバイト形式で早めに職場に入ってもらい社会の雰囲気に慣れてもらおうという具合に進んでいく。
いずれにしても今年入社した新入社員が6月から本格的に社会人の役割を果たしてもらう予定でいながらすでに来年入社組の予行演習に入っていくのだから、会社としても気が抜けない日々が続いているわけとなる。社員の中には会社の方針がころころ変わるというものもいるが、、ころころ変わるのではなく当たり前の出来事が当たり前にとらえられないのでころころ変わると取ってしまうのであろう。しかし新入社員とくに最近入社した3期生あたりまでは職場に変化があることが当たり前のように育てているから、ころころ変わるということが当たり前になりつつあるだろう。変わって当たり前なのである。変わらなければ時代に置いてきぼりを食う。現代は立ち止まって考える暇がない。だからGWなど長いお休みの時こそゆっくり落ち着いて今を見つめなおし、リラックスして明日を考える時間にしなければならないと思う。通常の時はなかなか自分を振り返っている余裕がない。それだけスケジュールがあり、予期せぬことが起こってくるのである。まあ言えることはお互いいずれ走れなくなる時が来る。走りたくても世の中が必要としなくなる時が来る。今は後悔しないように、やれるときは思いっきり走り続けるしかない。

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