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2018年08月19日
8月後半となりました。学生さんは夏休み終盤になり、宿題に追われる時期かもしれません。
夏休みの宿題に関して、面白い調査を見つけました。宿題はさっさと片付けるか最後に追い込むかの調査で、「さっさと片付ける」計画は破綻しやすく、「最後に追い込む」子は、休み明けにストレスが高まることが分かったそうです。
調査は、夏休み開始1週間前に「宿題の計画」を尋ね、夏休み明けに「実際の宿題行動」とストレスを調べる、という形のもの。その結果、宿題の計画は①毎日こつこつする「継続型」(61%)②すぐに終わらせる「前半集中型」(34%)③休み終わりごろにまとめてする「後半集中型」(2%)④「無計画」(3%)――に分かれた。
一方で、実際の進め方では、継続型が68%を占め、前半集中型は14%にとどまった。計画では少なかった後半集中型は約5倍の11%、無計画は約2倍の7%と、大幅に増えた。
計画と実際の一致・不一致状況を見ると「前半に集中する」と考えていた子の7割が計画倒れに終わり、「毎日こつこつする」つもりだった子は、8割が計画通りにできていた。
また、後半に集中した子と無計画に進めた子は、ほかの二つの進め方より、休み明けのストレスが高まりやすいことが分かった。期日までにできるかどうか不安になることに加え、計画の破綻も子のストレスを高める要因になるという。
この結果をみて、普段の仕事に通ずるところがあるのかもと思いました。直前に追い込むようなやりかただと、間に合っても間に合わなくてもストレスを高めてしまうのかもと感じました。また反対に意気込んで計画を詰めすぎると結局計画倒れになってしまう可能性が高い。やはり自分が着実にできるペースでこつこつ進めていくことが大事だと感じました。そして都度進行状況を確認し、うまく進んでなかったら、計画を修正していくことが必要だと思いました。
甲村