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第280回 自分を磨く

2019年01月06日

鉄が使わないと錆び、淀んだ水がにごり、寒中に凍るように、精神も用いずしては損なわれる

―レオナルド・ダ・ヴィンチ―

イタリアを代表する建築家のレオナルド・ダ・ヴィンチはこう言います。ダ・ヴィンチは建築だけでなく、音楽や絵画、科学、数学といった分野でも才能を発揮しました。また、アメリカ人奴隷解放活動家であるソジャーナ・トゥルースも「肉体を作るのは精神である」という言葉を残しています。

二人は何を伝えたかったのでしょうか。鉄は使わないとさびて土にかえります。これを才能に置き換えると、見出されなかった才能や能力は、日常や常識に埋もれたまま私たちは人生を終えてしまうということです。また、せっかく見出された才能や能力も磨かれることがなければ、いつの間にか意識されることなく埋もれてしまいます。

自分の才能(能力)に気づく

これまで生きていたように、自分なりの独自のやり方では、自分の才能に気づくことはできません。どうすれば気づくことができるでしょうか。

わかりやすい視点として「身体を磨く」、「知性を磨く」、「心と精神を磨く」、「人間関係を磨く」の4つがあります。具体的にどのようなことかを以下に挙げます。

身体を磨く:毎日20分ストレッチをする、スポーツジムでトレーニングをする。十分な睡眠時間を取る、身体によい食べ物を摂るよう心がける

知性を磨く:毎朝ニュースを観る、国内外の社会情勢を積極的に知る、セミナーに行って勉強する、その道の専門家の話を聞く

心と精神を磨く:ポジティブな言葉を使う、毎日日記をつける、メンターを見つける、自分の使命を毎日意識して過ごす

人間関係を磨く:自分/人/物事との約束を守る、相手が喜ぶことをする、いろいろな場や人に出会う

意外と身近なことだと感じた方も多いのではないでしょうか。反対に、これらの視点にもとづいて、磨かなかった場合をイメージするとどうでしょう。

磨く努力をせずにだらだらと毎日を過ごしていると、毎日に張り合いがなくなり、気づいたときにはなりたい自分から離れてしまいます。日々、小さなことの努力が積み重なり、充実した毎日を送り、なりたい自分に近づくことができます。

今日から、あなたは何を始めますか。その先に、どのような自分が待っていると想像しますか。できることから始めてみましょう。

本田

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