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第463回 消費者物価指数とは

2022年07月10日

最近コロナやウクライナ情勢によって物の値段が上がるインフレが進んでいると聞きますが、その関連に消費者物価指数というワードをよく記事やニュースで聞きますが、何を指す用語なのか気なったので調べました。

消費者物価指数とは、消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標で、総務省から毎月発表されています。指数は、全国と東京都区部の2種類あり、東京都区部は速報で集計され当月分が発表されます。全ての商品を総合した「総合指数」の他、価格変動の大きい生鮮食品を除いた500品目以上の値段を集計して算出されている「生鮮食品を除く総合指数」も発表されます。
消費者物価指数の変化をもって物価の変動を見ることができますので、消費者物価指数は、国民の生活水準を示す指標のひとつになっています。

また、国際労働機関(ILO)の基準にしたがって各国の統計部局が作成するため海外との比較もしやすいとのことです。統計としては1年前と比べた変化率にたいていは注目し、上昇が続いているならインフレ、低下基調ならデフレとなる。食料品などは家計への影響が大きいため、経済全体の動向をみるには、全体の総合指数にも目配りする必要がある。

物価は、国民のお金回りが良くなり、モノを買う人が多くなれば上昇し、逆にお金回りが悪くなり、モノを買う人が少なくなると下降する傾向にあります。
その物価の変動がわかる消費者物価指数は「経済の体温計」とも呼ばれていて、さまざまな国内の経済政策を決める上で、非常に重要な指数として使われています。

現在総務省からの最新版は5月分であり物価上昇率は前年同月比2.5%だった。資源高などで2カ月連続で2%を超えていた。消費者物価指数から物価の変動が見えることがよく分かりました。

また、海外の数値も同基準で作られていることから海外の指数も見てそこから日本がどのように推移していくのかも考えられるようにしていきたいと思いました。

藤浪

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