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第478回 立冬

2022年11月07日

朝夕が冷え込み、陽射しも弱まって来て冬が近いことを感じさせる頃になりました。11/7は立冬となっております。

「立冬」とは、11月前半から11月後半にあたる二十四節気の一つです。立冬は、冬の始まりを示しています。「立」の字には“新しい季節になる”という意味があり、立春、立夏、立秋と並んで、季節の大きな節目となります。よって立冬から立春の前日までが、暦上での冬になります。
二十四節気は毎年日付が違っていますが、立冬は、例年11月8日〜11月21日になります。
また期間としては、次の二十四節気の小雪までの、11月22日頃までとなっております。よって今年は11月21日までが立冬の期間です。

この時期になると、冬の使者「木枯らし」がやってきます。その名の通り、吹くたびに葉を落とし、まるで木を枯らしてしまうように見えることからそう呼ばれています。西高東低の冬型の気圧配置になってから、風速8m以上の北寄りの風が吹くと「木枯らし1号」と発表されます。

また、立冬の間には「亥の子の日」がめぐってきます。「亥の子の日」とは、本来は旧暦10月の最初の亥の日のことですが、今は11月の第一亥の日(2022年は11月6日)を指すのが一般的です。日本の文化に深く関わる陰陽五行説において「亥」は水にあたり火に強いとされているため、「亥の子の日」に「こたつ開き」や「炉開き」(火を使うこたつや炉を使い始めること)をすると火事にならないと言われてきました。

11月15日には、七五三が行われます。数えの年齢で、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の時に、神社に詣でる日本の習慣の一つです。この文化は子どもが無事に育ちにくかった江戸時代に始まり、我が子が無事に育ったことを神さまに感謝する意味合いがあります。

紅葉も見頃を迎える季節のため、秋らしさを感じるかもしれません。紅葉の美しさなどが観る人を楽しませてくれます。本格的な寒さになる前に、秋と冬の境目を楽しむことも立冬の醍醐味といえるのではないでしょうか。

 

藤浪

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