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第503回 暗示の効果

2023年07月16日

暗示を行う上でいくつか重要なルールがあります。ルールの一つは、暗示には否定しても力を持つ事です。

例えば試験を受ける際、「私は不合格にならない」と考えると思います。しかし、例え「ならない」で否定をしても不合格というワードが頭に刻み込まれて自信を失ってしまう事もあります。

よってこの場合暗示を行うならば、「不合格」ではなく「合格」と言い換えると良いです。さらに言えば「合格する」より一歩進めた「合格した」と完了形で言い聞かせれば暗示によって気持ちも前向きになれるはずです。

次のルールは、暗示は主語の区別がないことです。例えば「あいつはダメな人間だ」と心で繰り返していると「ダメな人間」と言うワードが心にのしかかり結果的に自分自身もダメなように思えてきてしまいます。

よって重要なのは自分だけでなく周囲にも良い暗示をかけてあげることです。例えば子供を育てる上で天才だと言いながら育てれば相手は嬉しく感じるし、その通りに育つでしょう。さらに暗示には主語の区別がないのでその言葉が自分自身も良い方向に変えていきます。

まとめると自分の夢や願望をポジティブな言葉かつシンプルな完了形で繰り返していく事が大事です。

暗示で本当に自分が変わったり夢が叶うのかと思うかもしれませんが、暗示にはそれだけの力があります。何かを上達させ最終的に成功させるにはそこに時間を重ねるしかありません。しかしここで自分はできないと思っているとそもそもやる気が失われ取りかかるパワーも湧いてきません。逆に自分はできると考えていれば楽しく前向きに取りかかれますので費やす時間も増え実力もどんどんアップするはずです。

福田

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