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第519回 学歴と自殺率の関係

2023年11月19日

学歴とうつ病には密接な関係があるそうです。

皆さんは「高学歴の人」と「低学歴の人」では自殺率が高いのはどちらだと考えますか。

答えは低学歴の人の法が自殺率が高いと言われています。

人によっては高学歴の方が難しい仕事を任せられたりしてストレスを溜め込むんじゃないのかと考えるかもしれません。ですが、大阪大学や国立がん研究センターなどの調査によると最終学歴が大卒以上の男性は中卒の男性に比べて自殺リスクが53%低下していたそうです。女性の場合でも最終学歴が高卒以上の女性は中卒の女性よりも自殺のリスクが56~80%低かったそうです。さらに、生活ランクや健康状態など他の要素が同じ場合でもこの差が生じたそうです。

実際に自殺する方の多くはうつ病であることが多く、学歴が高い人ほど重症のうつ病になりにくいと考えることもできます。それこそ多くの知識を学んでいるからとも考えられます。人間が悩む場合大半が狭い世界の中で苦しんでいます。しかし、知識を得ることで世界が広がります。そうすれば明るく前向きに生きることができます。これこそが高学歴の人にうつ病が少ない理由ではないでしょうか。

なら低学歴の人はどうにもならないのかと思うかもしれないですがそんなことはありません。そもそも高学歴の人はそれまでにたくさん勉強をしてきたはずです。それゆえに勉強する習慣ができているので常に多くのことを学ぼうとするものです。よって刻々と変わる社会の中で色々な知識を得て柔軟かつ前向きに生きていけるのではないでしょうか。もし勉強習慣がないのにたまたま高学歴になった人はその後の人生が厳しいものになるかもしれません。

自殺率を下げたいと思うなら、あなたも今すぐ何かの勉強をしてください。それは資格や検定または本を読むだけでも構いません。やれることの幅が広がれば視野が広がりますし、また勉強することで自信に繋がれば自殺やうつ病の可能性も減ります。

福田

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