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第543回 認知症予防

2025年01月19日

認知症にならないために重要なことは足です。

アメリカのボストン大学の調査によると40代で走るのが得意な人ほど60代で認知症になりづらいと言う結果が出ています。そもそも下半身の筋肉量は60~70%を占めると言われています。よって走って下半身を刺激することで血流が増えて脳も活性化をすると考えられています。

さらに国立障害者リハビリテーションセンターで行われたこんな実験があります。まず実験者はマウスをゆっくりと走らせました。結果としてマウスは幻覚刺激に強くなるなど脳の調節機能が強化されました。次に実験者はマウスの頭をつかみ上下に揺らしました。すると同じく脳の調節機能が強化されました。つまり脳が揺れることに良い効果があり、走ることは脳の健康により良いと考えられたのです。しかしマウスの実験で寝転んだまま揺らしたとしても効果はありませんでした。よって走るのと同じポーズで揺らす必要があります。

肉体を健康に保つために自然に走って脳を上下させるのが一番良いです。ですが走るのは疲れると考える人もいると思いますが、疲れるのは速く走るからです。速く走るのではなく歩くのと同じ速度で走れば疲れません。歩行と走行でのカロリー消費についても歩行の場合は速く歩くほどカロリー消費は上がるのですが、走行の場合速く走っても遅く走ってもカロリー消費は大差がありません。

さらに速く走ると心拍数が上がり苦しくなります。その結果走るのを途中でやめたり、面倒でサボってしまいかねません。しかし、遅く走れば苦しくはならないので長く走れる結果カロリー消費で体がひきしまります。また楽であるので継続にも繋がります。

ちなみに脳を揺らすのも適度がいいと言う結果もあるので、そういう意味で遅いランニングが良いということになります。遅い速度とはどれくらいだと思うかもしれませんが、笑顔を保てるくらいの速度で走れることが大事です。

笑顔自体も重要で京都大学の調査によると笑う回数の多い高齢者は1.5~1.7倍ほど健康状態が良いという結果もあります。

よって重要なのは「笑いながら走る」ことです。

福田

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