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第165回 親の面倒を見ることができるか

2017年05月07日

誰でも、生まれてきた時は赤ん坊であり、自分一人では何もできないので、両親に養ってもらいます。

ミルクを飲ませてもらったり、ご飯を食べさせてもらったり、おしめを交換してもらったり、歯が生えてきたら、歯を磨いてもらったり、周囲の危険から身を守ってもらったりと。

赤ん坊の時から、全て自分でできる人はいません。

 

ですので、自分一人でできないことを、親に助けてもらうという時代をみんな経験するのです。そして、親が年老いて、自分一人では何もできなくなり始めると、介護という問題に巻き込まれていきます。

 

しかし、年老いた親の面倒なんてみたくないという人も多いかもしれません。

ですが、自分自身が子供だった時、親に面倒をみてもらったことを思い出す必要があります。

親に借りがあると考えて、親の面倒をみて、借りを返していくのがもっともよい方法なのです。

 

もし、親の面倒なんてみたくないと言って、本当に面倒をみなかったらどうなるかと言うと、今度は、自分自身が年老いた時に、誰にも面倒をみてもらえなくなります。

 

その時に親の面倒をみた人は、鏡の法則により、自分自身が怪我や病気で自分一人では生活できなくなったり、年老いて自由に動けなくなった時には、誰かしら面倒をみてくれる人が現れます。

 

逆に、親の面倒をみずに放置した人は、今度は自分自身が病気や怪我、老化により、不自由になった時、周囲からのサポートが得られず、見捨てられます。

以上のことから、親の面倒をみるのは、自分が子供時代に面倒をみてもらった恩返しと考え、自分自身の面倒をみるのと同じことだということを深く認識して、しっかりと親の面倒をみていくのが良いでしょう。

寺澤

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