ページの先頭へ

第191回 教育には「見切り発車」がつきものである③

2017年09月05日

さてスタッフになる条件がまたむつかしい。作業はもちろんのことである

作業は所詮一人芝居。自分を自分でコントロールすればよい。独身者の特権はまさにここにある。家族を気にしなくて自由気ままに生きていけばよい。ところが家庭を持ち子供ができると、自分のことはもちろん家族のことに対して責任を持たねばならない。何か子供がやらかした。それも親の監督責任とくる。学校の成績が悪い。これも親の指導責任である。ことあることに親の責任となる。

会社もそうである。ラインは自分の作業結果は自分のこととなるが、スタッフはメンバーの作業結果はスタッフの責任となる。しかも自分でも作業しなくてはいけない。まったく家庭における親の役割と同じなのである。特に20代の社員は、家庭における中学生位までと同じと考えられる。とにかく手間暇かかる。仕事が作業としてとらえてしまう。中には「作業さえできればよい」と真に視野の狭いものもいる。そこに違った環境からやってきた者を育てて行く大変さを目の当たりにすることになるすると便りべきものはその会社の企業文化=風土である。それにのっとって「躾」をして行くのである。それに素直に従えないものが9割あるだろう。しかし残った1割の者はスタッフになりえる。

記事を共有するShare on Facebook
Facebook
Tweet about this on Twitter
Twitter
Share on LinkedIn
Linkedin

過去の日記

TEL
0562-93-5561

株式会社 藤榮

〒470-1144
愛知県豊明市阿野町稲葉74-46

TEL:
0562-93-5561
FAX:
0562-93-0211

kitchen@fuji-advance.co.jp