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第192回 教育には「見切り発車」がつきものである④

2017年09月06日

さてそこで「躾とは何か」ということになるのだが、躾は字のごとく「身を美しくする」ということになるので、掃除・片付け・整頓などになってくる。

「勉強しなさい」も躾の一部であるが、現代の勉強は「暗記すること」になっている。「受験=暗記=机にじっとしている人」ということになる。これも一部躾が関係してくるのだが、どちらかというと親から受け継がれた天性のものといってよい。東大・京大行っている連中がみんな日本国での金持ちかというとそうでもない。東大卒の連中でも庶民はいるのである。となると勉強ができることは一つのバロメーターにはなるが、すべてではない。しかし社会人の基本は「躾されている」ことに尽きる。躾とはある面鍛錬となる。つまり打たれ強いことである。 なよっとしてちゃあきまへんわ。そこに歴史に学ぶのである。家長制度とは何だったのか。「威厳・権利・義務・分家・独立」大黒柱は強くなくてはならなかった。上座があり、風呂入る順番も食事に箸つける順番もしっかり決められていた。地震も雷も火事も親父も「怖いもの」だった。

そういった環境に育った連中は今は皆無になってきたが、なってきたからこそ彼ら彼女らが社会での「長」=スタッフになっていくのである。

社会での長と言われている人の人柄をよく観察すればよく分かる。それを見習えばいいのである。しかもまずは家庭でである。家庭でできないことが社会でできるはずがない。家庭でできて、社会でできれば次に考えることは「持ち家」である。いっぱしに一国一城の城主になるのである。これが男のロマンである。

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