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2017年09月10日
「遊ぶ」って一体なんでしょうか。 実は、子供達にとって遊びとは、この世界を知るための大切な実験なんです。
積み木で遊んだら、木を積めるということから、重力や木の質感、積み方による工夫、積み木を積んだ時の形などなど、この世界の色んな側面を学ぶことができます。 そして、この積み木の経験を基盤として、社会に出てから、物づくりをおこなえるようになったりします。
また、ゲームをすれば、指先でコントロールして主人公を動かしますから、脳内と指先の連携が非常に強まりますし、ゲーム中に文字や絵が出るので、文字や絵の認識能力が高まります。 ゲームをすると、コンピューターに慣れ親しむことができます。 今の時代、インターネットやパソコン、スマホの時代ですから、ゲームをすること = 仕事の基礎勉強 となるのです。 実際のところ、ゲームをしていた子供達は、大人になって仕事をする時、パソコンやインターネットに難なく慣れていくことができます。
他には、ボール遊びであれば、サッカーや野球をすることにより、ボールを蹴ったり打ったりする時のタイミングや間合い、感覚の練磨になりますし、グループで行動するため、仲間と行動するということを学べます。 社会に出てグループ活動がうまくできる人たちは、やはり、子供時代にみんなでワイワイ遊んでいた人たちです。
他にもいろいろありますが、遊び=勉強なのです。 社会的にも、成功者のインタビューを聞くと、子供時代に自由に遊びまくった人が多いようです。 このように、遊び=勉強という図式がなりたつことを認識し、子供達には、どんどん遊んでもらうようにしましょう。 以上のことから、「遊んでばっかりしていないで勉強しなさい!」という言葉が、いかに矛盾した言葉であるかが分かります。 そうではなくて、本当は、「勉強ばっかりしていないで遊びなさい!」と注意した方が良いくらいです。 もちろん、学校の勉強も大切ですが、遊びも勉強なのです。 子供の発達を促すには、勉強も大切ですが、どんどん遊ばせてあげてください。
寺澤