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第195回 教育には「見切り発車」がつきものである⑥

2017年09月11日

この「家族動機」を達成するには最も必要なものはお父さんの気力である。そしてその心意気に協力しようとするお母さんの行動力も必要になる。どこでもそうだが大体私立中学に行かせるのは小学校から2.3人という数である。ほとんどの人はやらない。だからこの両親は普通の人たちではないのである。そして塾にやってくる子供たちは普通の環境で育っていない連中ばかり集まってくるのでそこでまたおのずと環境の変化が表れてくる。ここで考えなくてはならないのはその子供を将来頭脳で飯食わせるか体で飯食わせるかということである。頭脳とは公務員や大企業への就職。これには草食系を目指すべきであろう。

肉体で飯食わせるとはもう独立起業家になるしかない。これには「資本は体」であるから塾(学校がなくても塾はある)の休みの日にはできるだけ外に連れて遊ばせねばならない。その時間はライバルは勉強しているが、あえて連れ出す。仕方ない目先よりも将来である。

海へ山へ川へキャンプへ 自然に連れ出す。またカラオケ・パターゴルフ・ボーリング・ビリヤードなどの庶民の楽しむことも体験させる。外食・旅行・祭り・神社仏閣巡りも大切である。ありとあらゆることを子供のうちに体験させておく。どちらにしても大学生になればもう社会人の仲間入りになる。その時に解らないものはないようにしておくのである。

これが人を育てていくという過程である。これで答えが正しく出たならば、社会人として「後輩を育てる」という最も大切な責任も請け負えるであろう。それでこそスタッフである。そこまでくれば後輩は先輩の良いも悪いも関係なしに覚える。

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