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第199回 国は富国強兵となり会社は富社強兵となる

2017年09月19日

我々学生時代に日本国は明治維新後新しい国づくりを「富国強兵」としたと習った。この「富国強兵」は今ではどの国も目指している方針である。特に北朝鮮・韓国・中国・ロシア・アメリカなどはこの物ズバリで、アメリカはトランプさんの出現により「アメリカファースト」という方向に動き出している。「富国強兵」とは国を富ませるには兵隊を強くせねばならないということである。つまり国力とは武力が強いことにつながってくる。

これを会社に当てはめると「富社強兵」となり、強い会社を作るためには強い社員=能力の高い社員作りに励めということになる。

とどのつまり強い会社づくりは良い商品と良い人材という結論となる。

社会の成り立ちはあくまでも買う側にある。売る側がお客さんに「この商品はとても良い物だからぜひ買ってください」と言っても、ライバルの方がさらに良い商品であるならばお客様はライバルに行く。ライバルに行かれてしまえばいずれ貧することになり、とどのつまり鈍することになる。

だからどの企業もしのぎを削って良い商品づくりに励み、つぎにその商品を販売する又は生産する社員の教育に励むのである。

教育の基本は「しつけ」にあり。だから基本的社会のルールを徹底的に頭にたたみこませるのである。

会社は一人で運営しているわけでは無い。仲間とともに運営しているのである。特に第42期からは「2人3脚」を基本とすると言ったと思う。

1人が遅れれば2人に迷惑がかかる。迷惑をかけないために、遅れないようにするしかない。間に合っていないならば間に合わせることを自分で段取りすべきである。それが社会人の最低限の役割である。

自分の時間のコントロールもできなくて社会人という顔をしてほしくない。そこにライバルは必ず付きこんでくる。隙あらば狙う。人間の体は弱いところから病になる。会社も弱い人材のいる箇所からだめになって行き、いずれ全員がやられる。だから40歳台の社員の役割は「冨社強兵」つまり「仲間に嫌われること」となるのである。

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