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第201回 日本と米国、韓国、中国と私の親孝行

2017年10月01日

国立青少年教育振興機構が行った高校生の生活と意識に関する調査の結果を紹介した記事を見つけました。これは、日本と米国、韓国、中国の4カ国の高校生、約7600人を対象に行った調査で、その中に「親が高齢となり世話することになった場合、どのようにするか」との質問があった。

この質問に日本の高校生は「経済的な支援はするが、世話は家族や他人に頼みたい」と回答する人の割合が高く、21.3%に上った。しかし、米国ではこの割合が19.3%、韓国は7.3%で、中国は6.3%と最も低かった。

また、親の世話をどうしたらいいか「分からない」と回答した人の割合が、日本は31.5%と最も高く、中国はわずか2.9%で最も低くなり、米国は17.2%、韓国は7.7%となった。それで記事は、親孝行のランキングでは中国が1位で日本は最下位なのだとした。

また、「中国人は親孝行だから福祉が発展しない」「日本は国が高齢者を養ってくれるから子どもは心配しなくていい。中国は国が何もしてくれないから子どもが面倒を見るしかない」との意見もあり、必ずしも孝行心から世話をするというわけでもないようである。

それぞれの国の文化、特色がでていました。私は国の文化、特色関係なしに親と子の関係が大切だと考えます。

親孝行は決して使命感からやるものではなく、親への感謝の気持ちが根っこにあるべきだと考えます。子供は子育てをした訳では無いので実際の大変さは分からないものです。高校生は中学生、小学生の時に親にいろいろやってもらえた名残があります。親孝行を大事にする子を育てるには早いうちに子供に親の手伝いをさせ親の大変さを教えるべきだと考えます。親は子に尊敬され感謝される親を目指し、子は親に感謝できる気持ち、経験を積ませるべきだと間の年齢になって考えます。

本田

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