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第5回 「仕事」に対する考え方

2015年03月29日

仕事が面白くないという方がお見えになるようだが、人生で成功している方は仕事が大好きで、朝早く会社に行き黙々と楽しんでいる人が多い。少なくとも藤榮の仲間の朝は早い。営業部は6時にはすでに会社にいる。業務部も生産部も早いものは7時には会社に来る。給与を払っているわけでもなく、会社が強制しているわけでもないのだが、彼らはとにかく早い。それで自分たちの考えで今日という日を朝から楽しみながら段取りをしている。しかも生産部も業務部も1番に来ているものは昨年新入した社員である。彼らは仕事に人生をかけ、将来の自分に身に付くであろう能力や信頼を今からすでに楽しみにしているかのようである。そう自分自身の将来を楽しんで迎えようとしているのである。この人たちは必然的に給与が伴い生活も豊かになっていくのであろうと誰もが想像がつく。
人生に成功してきた者は何も飛びぬけて頭が良いわけでもなければ恵まれた環境にいたわけでもない。ただ黙々と人一倍努力してきただけ、それだけなのである。
人間は最も大切にしているものは自分の命である。「健康で生活できること。けがしないこと。事故にあわないこと」最低限のことだがこれらのことが最も大事だと考えている。次に考えるのがやはりお金のことである。だから前向きに成長したいと考えるものはとにかく金について毎日毎日考えるべきである。お金のお金ではなく、お金を稼ぐ・使う・借りる・預ける・運用する・ケチるといったいろいろの行為に対して考え続けることである。考え続けたものだけが人生に成功し、年取って自分を振り返った時に優越感に浸ることができるのである。
4月1日から新たな仲間がまた3人できる。彼ら彼女たちの入社する理由はまさに「藤榮に入社し自分の時間を預ければ人生に成功する」というただその1っ点であった。会社の経営理念や作業に好感したということではないのである。
現代の若者にはなかなか無いハングリー精神の持ったつわものが入社してくると思う。ただ藤榮の社員数の限定枠は20人である。これ以上は絶対に増やさないというしきたりになっている、これは、いわばノアの箱舟のごとく選ばれたもののみが成長し、優越感に浸り安心した老後を迎えられるということになるのである。

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第4回 確定拠出年金制度を今年から導入します

2015年03月22日

年金がもらえる年齢が年々遅くなっています。しかも金額の方も減ってきている模様です。老後生活を安定させようと思うには、若いうちから少しずつでもお金を貯蓄していく必要があるといえるでしょう。
藤榮では今年から確定拠出年金を導入することにいたしました。確定拠出年金のメリットは企業型確定拠出年金に会社が負担した掛金は会社の損金として全額非課税、企業型確定拠出年金にマッチング拠出した本人掛金と個人型確定拠出年金に拠出した掛金は全額が所得控除として全額非課税になるということです。自分の老後のためにお金を積み立てると、今の所得税や住民税が軽減されることになるわけです。
また「資産運用で利益が生じたとき」については、すべて非課税となっています。預金や生保の利息、債券の利払い、投資信託の売却益や収益分配金など、運用で得られた収益のすべてに税金がかかりません。
通常では譲渡益の20%が課税されますから、非課税ということは有利にお金が増えていくということになります。これは企業年金運用にのみ認められている大きなメリットでしょう。
さらに「年金ないし一時金で受け取るとき」は受け取りの方法によって退職所得控除(一時金の場合)、公的年金等控除(年金受け取りの場合)が活用できます。特に退職所得控除は退職金の受け取りの際に活用できる大きな非課税枠です。
会社は何のためにあるのかをよく考え直しますと、経営理念の第一には「お客様に貢献するため」ということになっていますが、その前提にはそこに働く社員全員が、今もそうですが将来にわたってまでも生活が安定できることだと思います。若い方たちでは将来のことまでは頭が回りませんが、間違いなく言えることは「人は均等に年を取ると」いうことでしょう。いつか社会からまたまた会社から必要とされなくなるときがあります。その時に慌てないように、長い目で少しずつ確実に将来のことを考えていきたいと考えます。

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第3回 3月の仕事量は例年と違う

2015年03月15日

毎年3月ともなると非常に忙しくなる。生産が2月に対して2割ほど増えるのであるが今年は逆に2月までが忙しくて、3月になったら落ち着いてきてしまったようです。
弊社の営業マンがお客様とのコミュニケーション時に「3月の状況と4月の見通し」を聞いているのですが、「どちらも芳しくない」というお答えばかりのようです。
昨年は消費税駆け込み前ということもあり例年よりも非常に忙しかった覚えがあるので、今年の反動は非常に響くようです。
実際の仕事量のコントロールがこんな状況なのだから、会社の経理、特に資金繰りの方はなおのことやりづらいのではないかと想像してしまいます。
4月からは新社会人が入ってまいります。藤榮にも営業部に1人、生産部に1人、業務部に1人入ってきます。初めの1か月ほどは新人を教えるのにバタバタするので仕事が多少少なくても気にはならないが、夏になったころにもこのような状態が続いていると、仕事量と人員のバランスが崩れてますます経理は大変になるような気がします。
新聞では「春から給与が上がる。ボーナスもアップが見込める」と掲載され、帝国データーバンクや東京リサーチさんのデーターからは倒産率最低と載っているが、本当に我々のように零細企業もそうなのであろうかと疑問を持ってしまう。
話は変わりますが、2015年の1月から相続税法が変わりました。今まで相続に縁がなかった方も相続税を払う側になるそうです。それだけ控除額が減ったということですが、そもそも相続税というものがない国も結構あります。日本は相続税が高額なことは世界中で有名なのでありますが、その反面日本は消費税が少く日頃の生活に負担をかけさせないようにし、できるだけお金を蓄えるようにしてもらい、最後の最後で調整しようというのが日本の税制度だということを国民は理解しなければならないということでしょう。
もう一つの考え方は逆の発想で今金利の低いうちに借金をしておくということです。先ほどの相続税は言わば知らないうちへのお国への借金と考えられます。これを自ら選択した借金にお金を使うのならば家を建て銀行に借金をしてそれを返し切らずに借金を相続していけば、子供には相続税という物つまりお国への借金は発生しない。しかし親の作った銀行への借金は相続していかねばならない。いずれにしても親の土地建物に住むことになるのだから、この2者選択を子供とよく話し合って、将来へのお金の使い方を考えねばならないということなのでありましょう。

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第2回 有給休暇取得について

2015年03月08日

厚生労働省は、2016年4月から社員に年5日分の有給休暇を取得させる義務を企業に課す方針です。今通常国会に労働基準法改正案を提出する方向で調整を進めているようです。

新しい仕組みでは、年10日以上の年休を付与される社員(フルタイム社員のほか一部のパートタイム社員も含む)に年5日分の有休を取らせることを企業の義務とするようです。

なかなか有給は会社側からしてもまた取る側からしても取りづらいものだと思います。しかし企業の義務ということになればこれは取り組まなければなりません。

藤榮では昨年から本格的に有給の活用を取組み始めました。5日と言わずそれ以上取れるように取り組んでいます。たとえば病欠も後処理で有給扱いしたり、女性など子供の学校行事などで仕事を抜けなければならない時はもちろんのこと、年間出勤計画に有休日を落とし込んで、新入社員歓迎会や慰安旅行や忘年会といった行事にも計画的に有給を割り当てています。

これからの時代は給料額の違いだけではなく、福利面についても優遇されていく時代だと思います。昭和30年代生まれ以前の方々からしてみれば、「今の社会環境は甘いな」となるかもしれませんが、日本は今、「世界基準で生活していかなければ、時代に置いてきぼりを食ってしまう」ということをもう一度考え直す必要があると思います。

この「世界基準」ということが大事なキーワードとなります。我々はあまりにも日本人の殻に閉じこもりすぎたといえるからです。

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第1回 社内で話していることなど

2015年03月01日

今日は第1回目です。社内では掲示板に毎日色々と思いつくことなどをお知らせしていますが、今年3月からは思い切ってこのお知らせなどを社外にも掲示しようという試みで始めました。

これからの内容は作家が書いている訳ではありませんので、内容が読みづらいと思われることも往々にしてあると思いますが、言いたいことはお分かりいただけるのではないかと思います。

今日から最大ピークに入りました。メーカーである以上お客様に良い製品を素早く提供することが役割だと十分承知しておりますが、我々も並の人間です。場合によっては不手際が発生し、お客様にご迷惑をおかけする場合もあります。その時は素早い対応を心掛けています。よろしくお願いします。

 

 

 

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