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第338回 フィットネスジムの増加

2020年01月26日

国内のフィットネス関連市場は、健康ブームの高まりとともに市場規模が拡大しています。

経済産業省の統計によると、フィットネス市場は2008年から2011年までは停滞が続いていましたが、2012年以降は成長を続けており、2016年のフィットネス売上高は前年比+2.7%の2,375億円となっています。

近年は24時間型のフィットネスクラブが増加しており、20代から40代の男性を中心に人気を博しています。

フィットネスクラブの会員単価は2010年から2016年までに3.6%低下した一方、フィットネスクラブの会員数はこの5年で20%以上増加しています。

特に、50代以上の高齢層の利用が増えており、若者に人気のイメージが強いライザップでも、50代以上の会員比率は20174月時点で22.4%にまで昇っています。

フィットネス関連市場は、これから超高齢化社会を迎え健康志向が益々高まっていく中で、高齢者の健康需要を取り込むビジネスになることが期待されます。

株式市場においても、RIZAPグループがこの1年間で5倍以上に暴騰しており、電気で腹筋を鍛えるSIXPADを手掛ける【7806MTGが新規上場を控えるなど、関連銘柄は大きな注目を集めています。

実際私の周りにもジムを通い始めたり、ヨガに行く人が増えた。外国に比べ日本は運動不足という記事も見る。今の子供は運動不足で体が脆いという記事も見た。私も他人事と思わず今のうちから体作りをしようと思う。

本田

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第337回 囲師必闕(囲師には必ず闕く)

2020年01月19日

囲師必闕(囲師には必ず闕く)」とは、孫子が唱える戦いで勝つための兵法の鉄則一つです。敵を包囲したら逃げ道を断たないことが重要であるとしています。「背水の陣」のように相手に逃げ道がなければ、「窮鼠猫を嚙む」の状態で必死に立ち向かってきて、勝ったとしても被害は甚大なものになるかもしれません。

あえて、敵に対して逃げ道を作り、逃げやすくすることで、戦わずして勝つことが可能になるわけです。

現代のビジネスにおいて「囲師必闕」を考えて見るなら、ライバル会社の話というよりも、自社内の社員に対して負荷を掛け過ぎるあまり、逃げ道のない状態にしているケースに当てはまりそうです。社員をトコトンまで追い込み成長させていくような時代では最早ありません。大切な人材を死に追いやったり、社員が労基署に駆け込んだりといったことにならないよう、「囲師必闕」状態を常に意識しておきましょう。

仕事柄、多くの会社のお話を伺いますが、社員の資質に頼っている会社ほど、案外、社員を大切にしていないものです。御社は大切な社員を「囲師必闕」の状態にしていませんか?

新美

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第336回 子供同士のケンカには親は介入しない

2020年01月13日

基本的に、子供は他の子とケンカするものです。逆に、ケンカしない方がおかしいです。

ケンカをすることで対人関係を学び、自分の主張と相手の主張があるということを実体験として学ぶのです。子供のケンカには、親は介入しないことが大切です。

ケンカが始まって、ケンカが収束し仲直りする、もしくは絶交するまでの一部始終を、子供自身が体験しておく必要があるからです。そうすると、子供はケンカして絶交することがどんなにつらいことかを学び、ケンカした後に仲直りする方法も学ぶことができます。

また、一度絶交しても、謝ると許してもらえる場合があるということも学ぶことができます。

そして、争いのまとめ方や争いの避け方、ケンカをしていい時としない方がいい時なども、子供なりに学んでいくものなのです。

そのため、できるだけケンカの一部始終を子ども自身に体験させることが重要です。

ただし、生死に関わるケンカや、刃物や武器を持ち出してきたりして、非常に危険な状態になった時は、親が必ず止めなければいけません。それはいくらなんでも行き過ぎの状態です。

幼少時の多少の叩き合いや文句の言い合いくらいは、じっと見守ってあげるといいのですが、大きくなって、相手に大怪我をさせるような状態になってきているのであれば、 本当に危険な時は、親の介入も必要です。

寺澤

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第335回 箱根駅伝

2020年01月05日

明けましておめでとうございます。

毎年正月は箱根駅伝を見るという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

わたしも今年はこたつでみかんを食べながら、箱根駅伝を見ました。

箱根駅伝は正月の風物詩となっていますが、昔は2月に行われていました。

第一回目は100年前の1920年2月14日でした。(今年は96回目でした。)

当時はアメリカ大陸の縦断を実施するための代表選考会という位置づけでした。

江戸時代の東海道を通る飛脚制度をまねて、手紙に見立てたタスキを東京から箱根まで届けるイベントだという説もあります。

また、この時期に箱根に観光客を呼び込むためのイベントだったという説もあります。

駅伝が開始された当時は東海道には電灯などはありませんでした。

東海道沿いの周辺の住民が「ランナーが暗い中迷わないように」と、たいまつを持って応援したりしていたそうです。

学生の本分は学業ということで土曜の授業が終わった午後1時からの出発だったため、往路最後の5区は真っ暗だったようです。

正月に行われるようになった理由は、学生が休暇中ということと、大規模な道路封鎖に適した時期だからだということです。

 

令和最初の箱根駅伝は記録ラッシュに沸きました。

青山学院大学の総合優勝タイム、往路と東海大学の復路も大会新記録。

10区間中7区間で新記録が出ました。

今回の好タイム続出の要因は天候に恵まれたことや、選手の実力が上がったこともあると思いますが、気になったのは多くの選手が履いていたナイキのピンクの厚底シューズです。

10区を除く区間賞と新記録はナイキの厚底シューズを履いていたそうです。

そして参加した選手210人中178人、84.7%の選手がナイキを履いて出走しました。箱根駅伝ランナーのナイキのシェア率は前々回27.6%、前回41.3%ですので倍増しています。

そのナイキの厚底シューズとは「ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」。価格は税込みで30250円です。

速さの秘密は厚底に入っているカーボンプレートにあります。着地時に前足部がググッと曲がって、もとのかたちに戻るときに、グンッと前に進みます。衝撃も少なく、足へのダメージが減ったので終盤のスピードアップを可能にしています。

しかしこのシューズを履けば誰でも同じ効果があるというわけではありません。

厚底シューズの効果を引き出すには正確に着地することです。しっかりと地面をとらえて自分の体重を乗せることが出来れば、カーボンがそれに反発して自然と前に跳んでいくことができます。軸がぶれないような走り方ができれば、まさに「夢のシューズ」となるでしょう。

2020年は東京オリンピックの年。ナイキのシューズを履くランナーはさらに増えると思います。

現在はナイキの一強となっていますが、他シューズメーカーの開発も期待したいです。

櫃田

 

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