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2021年01月31日
みなさんはストレスをどのように解消していますか?私はこれまで、旅行に行く、友人と会って何時間も話す、カラオケで歌うなど楽しく過ごしているうちに自然にストレスを解消していました。しかし、約1年ほど前からこれらは自粛しなければならなくなりました。その結果、しばらくの間ストレスを解消できていませんでした。そこで初めて、外出しなくてもできる自分に合ったストレス解消法を探してみました。そして現在は、海外ドラマを観て海外の雰囲気を感じたり、ストレッチや筋トレなど体を動かすことでストレスを解消しています。
現在も疲れやストレスが溜まりやすい状況が続いていますが、心と体の健康のためにも、安全を考慮しつつ自分に合った解消法を見つけてみるといいかもしれません。
岩瀬
2021年01月24日
「やりたい事はあるんですけどなかなか…。もっと時間が欲しいですね…」
仕事ではこんな会話をよく耳にします。時間は誰にも平等に与えられています。「時間が十分にある」と胸を張って言える人は少ないのではないでしょうか。それほどに、誰しもが求めているし、足りないと感じています。
時間に限らず、人は不十分な状態、他人と比べて劣っている時に「もっと欲しい」と思いがちです。
「足りてない」ということはどういう意味か、また所有欲の先にあるものは何なのかについて考えます。
「時間が足りない」ということを考えた時、不足分していることばかりに意識が向きがちですが、冷静に考えると2つの要素に整理できます。「今ある時間」と「足りない時間」です。
コップに水が入っているイメージをすると分かりやすいです。
「今ある時間」:コップの中の水
「足りない時間」:コップの空き部分
こう考えると、足りないスペースをどうするか?という論点と、既にあるものをどうするか?という論点の2つの枠組みで考えることができます。
冒頭お伝えした通り、「時間」はどんな状況になってもほとんどの人が足りないと考えてしまうもの。であれば、「今ある時間」をどう使うかという視点で考えた方が、生産性が高いように思います。
足るを知る
「足るを知る」という言葉があります。これは老子の中の教えです。
知人者智、自知者明。
勝人者有力、自勝者強。
知足者富、強行者有志。
不失其所者久。 死而不亡者壽。
難しすぎてよくわかりませんね。「足るを知る」はこの中の「知足者富」に由来しています。この全文を解釈するとこうなります。
人のことをよく理解するには知恵が必要であり、自分のことを理解するには智慧が必要である。
人に勝つことができる人は力をもち、人は強さをもてば自分に勝つことができる。
自分は何を持っているのかを知ることが真の豊かさである。
不断の努力をできる人は志を持っている人である。
本来の自分らしさを見失わない人は長きに渡って栄え、たとえ死んでも、その志は亡びないことを知っている人こそ、本当の長寿なのである。
この中のポイントは「自分は何を持っているのかを知ることが真の豊かさである。」の箇所です。自分が持っているリソースにどれだけ素晴らしいものが備わっているのかを理解することができれば、より豊かに生きることができるということです。
「自分が持っているもの」に「真の豊かさ」が宿るとすると、自分の外に豊かさはないという風にも取れます。外的なステータスではなく、自分の内的に価値が宿る。そう思えば、「足りてない」という一言は自分の内面と向き合い切れていない現れなのかもしれません。
所有欲の先にある欠乏感スパイラル
隣の芝は青く見えます。人は幸せになるために、アレもコレも欲しくなる生き物です。日々無数に生まれる商品やサービスの情報は、常に私たちの欲望を刺激します。そして、「映える」という言葉が飛び交い、テレビやSNSの中の人達はとびきり幸せそうで、豊かに輝いて見えます。
私達は持っていないものを欲しがり、自分ではない誰かに憧れてしまいます。「アレが欲しい」「あんな人になりたい」と、どこかで思っています。でも、それは幻想で、世の中は思うようになりません。その時に感じるのが欠乏感。日常で感じるほとんどの苦しみはこの「足りないもの」に目を向けた時に感じる欠乏感が原因なのではないかと思います。
自分が持っていないものを欲しがり、自分以外の何者かになろうとする。そうした生き方をしている限り、この欠乏感が生み出す苦しみから逃れられません。
たとえ、欲しいものを手にしたとしても、また次のモノに意識が向きます。所有欲は満たしても満たしても、新たに生まれるものであり、満たし切ることはないのです。
そう考えると、「足るを知る」という、今の自分、今持っているものに目を向けることで、この欠乏感と決別でき、所有欲から解放されるのではないでしょうか。これが幸せに生きる考え方なのかもしれません。
「足るを知る」は「感謝」につながる
「自分は何を持っているのかを知ることが真の豊かさである。」とはとても勇気をもらえる言葉です。なぜなら、豊かさを感じられるかどうかの分岐点が「知る」にあるからです。この言葉は、「現状の自分に既に価値がある」という前提に立った言葉です。今持っていることを知りさえすれば豊かさを感じれるし、知らなければ感じないということ。
つまり、この言葉の本質は、「自分は今のままで既に価値がある」という事なのではないかと思います。今の命を授かっている自分という存在を自覚する。モノの豊かさや、対人関係にあるプライドや見栄を捨て、自分という存在に自分が魅力を見出す。そうすることで自分の中から豊かさが芽生えるのではないかと思います。
何かを外から買ってきて手にすることが豊かさではなく、あくまで自分の精神に宿る豊かさです。
この視点に立つと、今「無いもの」「不足しているもの」に注目するのではなく、「持っているもの」「すでにあるもの」に目を向け、それをどう活かすかという発想になります。この思考をすると、今持っているものに「感謝」の念が生まれるように思います。
所有欲に支配された欠乏感ベースの人生か、今の自分の価値を認めた感謝ベースの人生か。どちらが幸せかは選ぶまでもありませんね。
本田
2021年01月17日
第383回で人生をゲームのように楽しむための秘訣を書きましたが、このうちまず重要になるのは目標です。人間は目標があるからこそ進むことが出来ます。ただダラダラと頑張ろうと思うだけでは何もしないまま終わってしまうわけです。なので、まず重要なのは目標を定めること、やりたいこと、やるべきことを決めましょう。
ただし、ここで気を付けることは目標なら何でも良いわけではなく、小さな目標に切り分けることです。
ゲームでは最終目標は大抵大きなものですがそれだけでは何をすれば良いか分からなくなるので、小さな目標の集合体で出来ています。
例えば、RPGゲームでは魔王を倒すのが最終目標としてみます。そうすると魔王を倒すためには魔王城に入る必要がある→そのためにはカギを手に入れる必要がある→カギを持っている手下の魔物を倒す必要がある→魔物を倒すための武器を手に入れようと言うように最終目標にたどり着くための小さな目標に切り分けることが出来ます。
私たちが行動して変えていけるのは「今ここ」しかありません。そして、今ここで出来る本当に小さな目標に分割することが大切です。
さらに重要になるのは、「終えよう」ではなく「始めよう」と考えることです。スタンフォード大学の心理学者アルバート・バンデューラは子供をAとBのグループに分けて実験をしました。
A:この問題集を全部終わらせよう
B:この問題集を1日6問ずつやってみよう
実験結果はAのグループは期限内に55%しか最後までやり遂げられなかったのに対し、Bのグループは74%が最後まで終えることが出来たのです。つまり、終わらせようという決心には一切意味がなく、とりあえず今やろう・ちょっとだけやろうと言うような少しずつでもその場で実行することが目標達成率を最も上げる方法です。
人生をゲームのように楽しむためには、目標を持つことが重要です。しかし、その目標がただ漠然とした大きな目標では最後までやりきれない可能性が高くなります。なので、その目標を小さく分割し、終わらせるのではなく少しずつでも始めていくことに重点を置いて行動してみてください。
福田
2021年01月10日
2021年は私にとって学生から社会人へと変わる大きな一年です。
これまで学生としてアルバイトなどで働いてきましたが、これからは社会の一員として、より一層責任感を大切に働いていきたいと思います。最初はわからないことだらけだと思いますが、様々な知識を吸収する意欲をもって、たくさん学んでいく年にしたいです。わからないことがあれば積極的に聞く、仕事を覚えるために努力する、早め早めの行動を意識する、仕事の優先順位を考える、これらを念頭に仕事に精を出していきます。全てを最初から完璧に行うことは難しいと思いますが、自分の努力次第で成長のスピードは変わると考えているので、頑張ります。
藤榮の一員として、社会人として、精一杯努力する一年にしたいです。
山盛
2021年01月03日