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2021年07月25日
二十四節気とは、春夏秋冬一年間を二十四分割したもののことです。
二十四節気は、小寒・大寒・立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至です。春分や夏至、秋分や冬至などよく耳にすることばもありますね。
二十四節気は日付固定ではないので、日付は変動します。2021年の大暑は7月22日です。また、7月22日から次の二十四節気の第13節、立秋の8月7日までの15日間ぐらいを指します。
梅雨明けの時季で、夏の土用もこの頃。いよいよ本格的な夏の到来です。大暑って文字を見ているだけで汗が噴出してきそうな名前ですね。最も暑い頃という意味ですが、実際の暑さのピークはもう少し後になります。
動物園の白くまたちへの氷のプレゼントや打ち水などのイベントは、この大暑の日に合わせていることが多いようです。近年では「地球に優しいエコな暑さ対策」として注目されている「打ち水」。
打ち水とは、道路や庭に水をまいて土埃を防いだり涼を得たりすることで、昔から日本に伝わる生活の知恵です。もともとは神様が通る道を清めるためのものでしたが、江戸時代には、主に涼を得ることが目的となりました。
日に日に暑さが増し、蒸し暑くなります。夏バテや熱中症などにならないよう、意識して栄養摂取や水分補給をするようにしましょう。
外山
2021年07月18日
皆さんは「金の魚」と言う話を知っていますか?「金の魚」はロシアの作家プーシキンが書いた作品です。
内容は、漁で生計を建てていた貧しい生活を送る夫婦がいました。漁師がある日、漁をしていると網に金の魚が掛かっていました。金の魚が命乞いをしたため漁師が哀れに思って海に戻しました。逃がした金の魚は「お礼にどんな願いでも叶えてあげましょう」と言ったので、漁師は金持ちにして欲しいとお願いをしました。金の魚はうなずいて「家に帰ってご覧なさい」と言うので漁師は不思議に思いつつ帰宅しました。するとみすぼらしいあばら家は立派な家になっていました。また、妻の身なりもいいものに変わっていました。驚いている妻に漁師は嬉しそうに事情を話しました。すると妻は夫に激怒し、金持ち程度ではなく大貴族にしてもらいなさいと漁師に言いました。仕方なく漁師は再び金の魚に願いに海に行き、大貴族にしてくれるように願いました。そして家に帰ると大豪邸が建ち、たくさんの召使いが出迎えました。帰ると妻は召使いに奉仕を受けていましたが、その顔はとても不機嫌そうで帰ってきた漁師に女王にならなければ満足できないと言いました。漁師は再び金の魚に女王にして欲しいと願いました。漁師が帰ると巨大な王国が出来ており、幸せそうに妻が女王として君臨していました。さすがに妻は今度こそ満足そうでしたが、次の日に漁師を呼びつけて神になりたいと言い出しました。漁師は拒否できず金の魚に再び願いました。漁師が帰るとそこには最初に住んでいた古い家があり、みすぼらしい衣服を着て疲れた顔をした妻が座っていたという話になります。
「金の魚」の結論を述べると「欲をかきすぎるとロクなことがない」と言うことになります。
何か夢や野望を持って、その実現のために行動すること自体には悪いところは何もありません。この話での駄目なところは、奥さんは他力本願でただひたすらに要求を繰り返したことです。
もちろん最初に願いが叶っているうちは幸せです。しかし与えられた幸せ、ただ奪っただけの幸せは長続きしません。その結果、「金の魚」のようにすぐに飽きて「もっと!もっと!」と要求を繰り返すようになります。しかしその先は地獄です。最初は頑張っていた相手も、どこかで離れていってしまいます。大切なのは「自分の力で」何かを得ていくことです。
「金の魚」での奥さんの場合は、そこまで成功したいなら空いた時間に自分で働いて稼げば良かったのです。「空いた時間などない」と言うなら、夫のサポートをしたり、尽くしたりすることで夫がより稼げるようにしてあげるのでも良かったのです。その上で相手が何かを得られるなら、最終的には自分にも返ってきます。もちろん男女逆でも成立することです。
このように、自分が努力、行動した結果ならそれが「王様」レベルの成功でなくても、充実感を持って受けられるはずです。それこそが最終的な幸せとして感じられていくはずです。
結論としては、人生において得られたものの価値を何より高めてくれるものは「自分が行った苦労」だけだと言うことです。
福田
2021年07月11日
12日から、東京都が4度目の緊急事態宣言の対象となるそうです。わずか3週間前に解禁になったばかりの酒類の提供が再び禁止となります。11日、東京都では、新たに614人の感染が確認されており、先週日曜日より96人増え、22日連続で、前の週の同じ曜日を上回っていおり増加傾向にあります。宣言自体に免疫がみんなできており、当たり前化している。という意見も出てきているようです。それに対して政府としては、これから夏休みシーズンを迎えることをふまえ、帰省や旅行など、人の移動を通じた感染拡大を抑え込むことが急務だとして少しでも感染者の増加を抑え込もうとしています。
これまで幾度となく出された緊急事態宣言に、国民は耐性がつき、我慢の限界が来ているのと同時に、感染者は減少、増加の波繰り返すだけでの永続的な減少の兆しはあまり見られないのが現実です。こらからこのような現状が続く中、私たちは何が正しい行動か一人一人考えることが必要だと思いました。
山盛
2021年07月03日
新型コロナウイルスワクチンの接種を公的に証明する「ワクチンパスポート」の導入が海外で進んでおり、日本でも7月下旬に導入する予定だというニュースを目にしました。ワクチンパスポートは正式には「新型コロナウイルスワクチン接種証明書」と言い、これを持っている人に対して、入国時の自主隔離などの制限措置を免除する国が増えてきています。例えば、タイのプーケットでは7月1日から、接種を完了した外国人旅行者を隔離措置なしで受け入れる計画だそうです。また、カナダでは7月6日から、入国の14日前までに接種を完了すれば到着後の隔離を免除するなど、他にも入国制限が緩和される地域があるようです。また、外国への渡航時だけでなく、国内でもコロナの感染拡大で落ち込んだ経済に対する効果の期待も高いようです。しかし、実際にワクチンを打ち、ワクチンパスポートを手にしたとしても、以前のように安心して海外や国内旅行に行けるわけではないと思うので、少しでもはやく状況が良くなって欲しいと思います。
岩瀬