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第449回 先んずれば人を制す(さきんずれば ひとをせいす)

2022年03月27日

人の先手を打つことで、他人に勝つことができるということ。何事も人より先に行動を起こせば、有利な立場に立つことができるということです。
ちなみに、「先んずる」とは「先にする」という意味です。
秦(しん)の国に対する反乱が起きた時、殷通(いんとう)と言う人が、自分の部下に「先んずれば即ち(すなわち)人を制し、後る(おくる)れば則ち(すなわち)人の制する所となる。」(人よりも先に行動を起こせば人の先頭に立って指示を出せるが、人の後から行動を起こせば、人に指示され支配されることになる。)と言った言葉からできた語。

「先んずれば人を制す」はとても勉強になる言葉です。
何事にもできるだけはやく行動していきたいものです。
外山

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第448回 体を健康にする作業デスク

2022年03月20日

腰痛や首の痛み、肩こりなどは痛みがあるので安静にするのが良いと思うかもしれませんが、無理のない範囲で少しずつ痛みが改善する方向に体操をすると治りが早くなります。

さらにこれらの原因の大半は背骨の歪みによる神経圧迫なので、寝違えて首が痛いと言うときにも体操で治りが早くなることもあります。

くわえて痛みだけならまだ良いですが、神経圧迫が進むと手足のしびれ・痛み・違和感などが現れ、その結果に腱鞘炎など別の病気と間違われることもあります。

腰痛等の根本的原因は背骨による神経圧迫であるので体操だけでなく普段から神経圧迫を予防する必要があります。

具体的には、くしゃみをするときは腰を強く揺するので壁や机に手をつくなど体を固定する。何かを持ち上げるときには姿勢をまっすぐにすることも重要です。また椅子に座るときも猫背になりすぎたり、逆に引きすぎたりするとどちらも痛みに繋がるのでちょうど良いバランスで座ることが大切です。

椅子に座る行為は、実は人間の歴史においてそんなに長くはありません。椅子が発明されたのは紀元前4000年頃の古代エジプトだとされています。当時は座ることは権力の象徴で追うなど一部の人間しか椅子に座れませんでした。以降は少しずつ一般市民も座るようになってきましたが、人類の祖先が700万年ほど前なのでつい最近の出来事と言うことも出来ます。

特に日本人は市民が椅子に座るようになったのは明治の西洋文化が入ってきた時なので200年くらいしかありません。

椅子に座るのは比較的新しい行為なので人間は正しく座ることが苦手で、変な姿勢で座り腰痛などに繋がっているとも言えます。

椅子に座るときには座りやすい椅子を選んだり、こまめに立ったり姿勢を変えることが重要になります。メッシュで出来た椅子は体重がふわっと分散するので負担が掛かりづらいとされています。または体を動かせるという点でバランスボールなどもオススメです。

スタンディングデスクもオススメです。電動のスタンディングデスクなら立って仕事が出来るので腰痛を防ぐこともでき、足が疲れてきたら電動デスクを低くしバランスボールに座り、また立って仕事をすることが出来ます。立って仕事をするのは思考力を高める意味でも重要です。ある心理学実験で「座ったまま」「立ったまま」の2パターンで会議をさせたら、「立ったまま」の方が積極的なアイディアが出やすく会議も短時間で終わったとの報告もあります。

今の時代リモートでの仕事も増えていると思います。一人でいるとダラけやすくなります。よって立って仕事するのは思考力や集中力を高めるのに良いかもしれません。

福田

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第447回 第二の武漢

2022年03月13日

中国政府は13日、本土で12日に新規確認された感染者は無症状を含めて3122人だったそうです。データをたどれる2020年3月11日の1524人から倍増、感染が急速に広がっています。新規感染者は31の省等のうち20で確認され、政府は全国各地で発生している感染は変異株のオミクロン株が引き起こしたものだと発表しているそうです。

東北の状況は深刻で、1省全体の新規感染者は全体の約7割を占め、ロックダウンをおこなっているそうです。SNSでは「吉林は第二の武漢だ」との書き込みも見られています。

近隣国にで起きていることなので、日本でも大規模感染を引き起こさないように気を引きしていきたいだ思います。

山盛

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第446回人は習慣が10割

2022年03月06日

人は習慣が10割という本をご存じでしょうか?

早起きが続かない、勉強を始めたが途中でやめてしまった、痩せたいのに食べ過ぎてしまうなどの思い通りにいかない原因は必ずしも意志が弱いことや、やる気が無い訳でもなく「習慣の作り方を知らないから」と著者は語っております。

そもそも現在の自分は過去の行動や言動、思考などの1つ1つが自分を作り上げてきたとという事実、つまりは習慣が人生を左右するとのことです。

具体例となると、同じ研修を受け、同じ商品を取り扱っているにも関わらず、売れる営業マンと売れない営業マンが存在します。これは営業センスでも性格の差でもなく、売れる営業マンは商品を買っていただき使っていくことが顧客のためになると思考しており、たとえ断られてもまた連絡くださいと笑顔全開で言うことが出来ます。しかし、売れない営業マンはどうせ営業しても断られるだけだと思考しており、一度でも断られると次の営業先に行くのがますます嫌になり、ぎこちなく作った笑顔も段々と暗くなっていきます。

この二者の違いは、売れていなくても毎日笑顔で営業する習慣があったかどうかなのです。つまり、現在の思考や行動が未来に帰結するということなのです。

 

藤浪

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