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第520回 いい風呂の日

2023年11月26日

11月26日は「いい風呂の日」。「1126=イイフロ(いい風呂)」の語呂合わせから、日本浴用剤工業会が制定したそうです。

秋が深まるにつれて朝晩と昼間の寒暖差も激しくなり、徐々に冷えを感じる人も増えているのではないでしょうか。寒暖差によって自律神経が乱れると、一層冷えを感じやすくなるといいます。
入浴は単に汚れを落とす行為ではなく、体のメンテナンスという意味でも役立つものです。株式会社バスクリンの「チームお風呂博士」のひとりで、バスクリンつくば研究所の石澤太市さんがこの季節に特におすすめしたいのは、「冷え」対策だと言います。
冷えは、血流が悪くなることで生じます。血流が悪くなる原因は、ストレスや不規則な生活、筋肉量の不足など、さまざまです。お風呂に入ると温熱作用、水圧作用、浮力作用により、体がリラックスし、体温が上昇します。全身の血流が良くなるため、さまざまな原因の冷えに対して効果が期待できるのです。
「冷え」に効く3つの入浴法
(1)たっぷりのお湯で温熱と浮力を感じる
お風呂に浸かるときは、温かさとともにゆったりと浮力も楽しむのがよいといいます。
お湯の温熱には血行を促進する効果があります。そして、浮力には、関節や筋肉の負担を和らげ、脳の緊張を緩和させるなど、リラックス効果があることがわかっています。できるだけたっぷりのお湯でゆったり気分を味わいましょう。
(2)ぬるめのお湯にしっかり浸かる
40℃程度のお湯で10〜15分、しっかり浸かりましょう。
朝晩がひんやりとしてくる秋は、少しぬるめのお湯がおすすめです。熱めのお湯に比べて体温の上昇は緩やかですが、緩やかに上がる分だけ体の芯まで温まり、入浴後の体温が冷めにくくなります。
10〜15分は意外と長い時間ですが、額に汗ばむ位を目安にすれば良いでしょう。また、入浴は思った以上に汗をかいて水分を奪われるので、水分補給はしっかりと行いましょう。また、体調に合わせて、無理をしないよう気をつけてください。
(3)半身浴でもOK
湯船に長い時間浸かっているのが苦手な人は、半身浴でもよいそうです。
まず、体を温めるために5分ほど全身浴をします。次に、体を起こしたりお湯を減らすなどして、水面がみぞおちの辺りにくるぐらいにして、15分程度半身浴をします。さらに、この状態で顔を残してお風呂の蓋をすれば、サウナ状態になってより効果的です。
入浴は長く入るほど効果が高くなるというものではありません。入浴剤を上手に活用することも、体を温める点で効果的だそうです。さら湯より効果的に体を温め、浴後もぽかぽか感が続きます。さらに炭酸ガス系入浴剤は血管拡張作用もあり、おすすめです。
寒くなってきますので、毎日のお風呂でゆっくり温まりたいと思います。
外山

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第519回 学歴と自殺率の関係

2023年11月19日

学歴とうつ病には密接な関係があるそうです。

皆さんは「高学歴の人」と「低学歴の人」では自殺率が高いのはどちらだと考えますか。

答えは低学歴の人の法が自殺率が高いと言われています。

人によっては高学歴の方が難しい仕事を任せられたりしてストレスを溜め込むんじゃないのかと考えるかもしれません。ですが、大阪大学や国立がん研究センターなどの調査によると最終学歴が大卒以上の男性は中卒の男性に比べて自殺リスクが53%低下していたそうです。女性の場合でも最終学歴が高卒以上の女性は中卒の女性よりも自殺のリスクが56~80%低かったそうです。さらに、生活ランクや健康状態など他の要素が同じ場合でもこの差が生じたそうです。

実際に自殺する方の多くはうつ病であることが多く、学歴が高い人ほど重症のうつ病になりにくいと考えることもできます。それこそ多くの知識を学んでいるからとも考えられます。人間が悩む場合大半が狭い世界の中で苦しんでいます。しかし、知識を得ることで世界が広がります。そうすれば明るく前向きに生きることができます。これこそが高学歴の人にうつ病が少ない理由ではないでしょうか。

なら低学歴の人はどうにもならないのかと思うかもしれないですがそんなことはありません。そもそも高学歴の人はそれまでにたくさん勉強をしてきたはずです。それゆえに勉強する習慣ができているので常に多くのことを学ぼうとするものです。よって刻々と変わる社会の中で色々な知識を得て柔軟かつ前向きに生きていけるのではないでしょうか。もし勉強習慣がないのにたまたま高学歴になった人はその後の人生が厳しいものになるかもしれません。

自殺率を下げたいと思うなら、あなたも今すぐ何かの勉強をしてください。それは資格や検定または本を読むだけでも構いません。やれることの幅が広がれば視野が広がりますし、また勉強することで自信に繋がれば自殺やうつ病の可能性も減ります。

福田

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第518回 薫習 目に見えない香りのごとく知らずのうちに染みつくもの

2023年11月12日

最近は気温が下がり衣替えの季節になってきました。

いざ冬服を出してみると、香りというのは目には見えないのに不思議と感じることができ、長期間タンスにしまっていた為に防虫剤や木の香りが衣類に移ってるなんてことがあると思います。

 

人もこれに同じように、いつもそばにいる人の影響を受けていくものです。これを薫習と言います。

よい香りの中にいれば、気づかないうちによい香りが自分の体に染みついてしまうように、「優れた人の近くにいると、知らないうちに、自分も優れた人になれる」という意味の言葉です。

 

いつもそばにいる人というのは、職場に行けば仕事仲間がいますし、家に帰ってくれば家族がいます。はたまた、いつも連絡を取っている友達や昨今ではいつも見ているSNSのユーザー、Youtuberにだって影響されているかもしれません。

知らず知らずのうちにそばにいる人の影響を受けるのであれば、自分が尊敬できる人の側にいるのがいいですね。

 

また人の思考や行動は、知らず知らず、習慣となって心の奥底まで影響を与えると言います。

自らの考えや行いはそれがなくなった後でも、心の中に染みついてしまい習慣として残ります。

普段どんなふうに考えてどんなふうに行動するかがいつのまにか、心の習慣として確立されてしまい、それがよくも悪くも心に影響を及ぼしてしまう。これも薫習と言えるでしょう。

 

以前「人は習慣が10割」という本もご紹介しましたが、潜在意識に刷り込まれた情報はやがて行動や言葉、表情などに現れてきます。潜在意識によって生み出されたのが「習慣」となって出てきます。

 

一緒にいるだけで、なんとなく明るい気分になる人。元気をくれる人、安心感をくれる人。そのような思考や行動が作りあげた習慣が、匂いのようにその人の周りにも漂うのではないでしょうか?

 

よい香りを放つ人になりたいものです。

 

藤浪

 

 

 

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第517回 一箇半箇 得難い友人を大切に

2023年11月05日

現在ではSNSなどで情報があふれており「拡散希望!!」などのフレーズをよく聞くことがあると思いますが、一箇半箇の教えというのはこの真逆の事を表しています。

 

この禅語は曹洞宗の宗祖である道元禅師が天童如浄禅師から教示された言葉であり、数の問題ではなく極めて

少数希少で得難い人物の事を指しています。

誰かれ構わず大勢の人に伝えるのではなく、たとえ一人でもいいから正しく伝えるという教えになります。

 

自分たちの投稿の「いいね」の多さにいつも一喜一憂していることがあるかもしれませんが「一箇半箇」の教えを思い出せば、無理をしてまで人間関係を広げる必要が無いとわかると思います。

 

多くの友人を持つより、本当に思いやれる友人が一人、二人でもいるのであれば充分。自分の意図しない内容が多くの人に伝わってしまうのであれば、少なくても正確に伝わることが大切なのではないかと気づかせてくれるような言葉だと思います。

 

藤浪

 

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