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第467回 お盆休み

2022年08月07日

間もなくお盆休みに入ります。弊社の今年のお盆休みは11日から16日となりますが、

そもそもお盆とは、ご先祖様を祀り供養する一連の行事と期間を指すのですが、社会人では夏休み、学生は実家に帰省などの認識が一般的になりつつあります。

お盆の起源とは何なのか調べてみると、説の1つに盂蘭盆会(うらぼんえ)と呼ばれる法会の事であり、日本ではお寺にご先祖様を迎えいれ読経や焼香などの供養をするとのことです。

また盂蘭盆会の由来として盂蘭盆経というのがあり、お釈迦様の有力な弟子である目連尊者(もくれんそんじゃ)がある年の雨季に神通力で亡き母を探すと、母は死後に餓鬼道(地獄の一種)に堕ちて逆さ吊りの苦しみ(ウラバンナ)に遭っていることを知った。目連はお釈迦さまに母親を救う方法を尋ねたところ、「雨季の最後の日にすべての修行者に食べ物を施せば母親にもその施しの一端が口に入るだろう」と供養の仕方を賜わりその通りにすると、母親が逆さ吊りの苦しみから救われた。これがきっかけとなり盂蘭盆会が催されるようになった。

古代インド語であるサンスクリット語(梵語)で逆さ吊りを意味する「ウランバナ」の漢字音写が「盂蘭盆」であるという説から引用されたとのことでした。

他にも諸説あるとのことことで、昔からの風習などを起源を探ってみると意外と日本由来の物でなく海外から伝来されたものだと判ったりするので、追ってみると興味深いかもしませんね。

 

藤浪

 

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第466回 マスク氏steamと統合を発表

2022年08月01日

イーロンマスクがテスラ社とゲーム配信サイトsteamの統合を発表したとのことです。

テスラ社には以前からカーナビなどのに使われているディスプレイを使って充電中などにゲームをすることが可能となっていましたが、steamとの統合によって最新のゲームをプレイできるようになる可能性があるとこと。

車を運転している人にとって、運転する楽しさがある層とただの移動手段と考える層とある今回のニュースは車に興味はないけど必要な層に向けた試みだと思いました。

ソニーとホンダが提携したというニュースも記憶に新しいと思いますが将来完全な自動運転が可能となったときに車を移動手段と考えてる層に対しての需要をどれだけ勝ち取れるかというのが今後重要となってくると思いますし、この移動時間に対するビジネスは非常に有効になるのでは思いました。

藤浪

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第465回 うま味調味料の日

2022年07月24日

グルタミン酸塩を主成分とする調味料製造法が特許化されたのが、1908年7月25日です。東京帝国大学の池田菊苗博士は、日本人が古くから料理に使っていた昆布だしのおいしさの正体が、グルタミン酸であることを発見し、その味を「旨味(うまみ)」と名付けました。そのグルタミン酸を主成分とした調味料の製造特許は「日本の10大発明」の一つになっています。1909年には最初の旨味調味料が市販され、現在では世界100カ国以上で使われています。その博士の特許取得日に因んで、7月25日が「旨味調味料の日」に制定されています。
「旨味(うまみ)」は、5つからなる基本の味の一つです。「旨味」物質は、昆布などに含まれるグルタミン酸、鰹節などに含まれるイノシン酸、干ししいたけに含まれるグアニル酸などが有名ですが、これらを組み合わせて使うと、相乗効果で「旨味」がさらにアップします。肉に多く含まれるイノシン酸とグルタミン酸を合わせると、7~8倍の旨味を感じると言われています。グルタミン酸を最も豊富に含む昆布と肉をあわせることで意図的に肉の旨味を増やすことができるのです。グルタミン酸はチーズ、醤油、味噌、白菜、トマト、アスパラ、ブロッコリー、玉ねぎにも含まれています。旨味物質は単独で使うより、アミノ酸であるグルタミン酸と、核酸系旨味物質であるイノシン酸(肉類・魚類・鰹節に多く含まれる)やグアニル酸(干ししいたけや乾燥ポルチーニに含まれる)を組み合わせることで、旨味が飛躍的に強くなることが知られており、それを「旨味の相乗効果」と呼びます。
例えば日本料理では昆布(グルタミン酸)と鰹節(イノシン酸)、西洋料理や中華料理では野菜類(グルタミン酸)と肉類(イノシン酸)を組み合わせて出汁をとり、古くから料理に利用されてきました。旨味の相乗効果が発見されたのは1960年のことですが、それよりもずっと前から世界各地で経験的に料理に活かされてきたのです。それからあまり知られていないかもしれませんが、赤ちゃんが生まれて初めて口にする「母乳」には、旨味成分であるグルタミン酸がたっぷり含まれています。赤ちゃんは苦味や酸味に顔をしかめますが、「旨味」を味わうと穏やかな表情になります。甘みや旨味を含んだ野菜スープなどでは、その心地よい味を好むことが知られています。グルタミン酸は私達の体の中でもつくられており、体の中には約2%の割合でグルタミン酸が含まれています。
私達と「旨味」の出会いは、とても自然な流れなのです。「旨味」は世界でも注目され、今では「UMAMI」は国際的な公式用語になっており、日本料理アカデミーが主催する「日本料理フェローシップ」には「世界のベストレストラン50」に名を連ねる名レストランのシェフなど、海外の一流シェフが多数参加、彼らを通じて世界に「旨味」の活用が広がっています。2013年12月4日に「和食:日本人の伝統的な食文化」が世界無形文化遺産に登録されました。和食が評価されたポイントのひとつが、四季折々の多様で新鮮な食材が用いられていることと、「だし」や味噌などの発酵技術で素材の味わいを引き出していること、また、一汁三菜の食事スタイルや、「だし」の「旨味」を上手に使った動物性油脂の少ない食生活が、栄養バランスがよく健康的だとして、世界から注目されています。
私たちが美味しくご飯を食べられるのも、うま味調味料が発明されたことが大きいのかもしれません。今日は、ご飯の美味しさに感謝してお料理をいただきましょう。
外山

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第464回 音楽療法で心を癒やす

2022年07月17日

音楽で心を癒やす音楽療法で重要なのはリズムも音階も関係ないと言うことです。

実はリズムや音階が正確でなければダメだという考え方は西洋音楽に特有の発想なのです。そもそも日本古来の音楽はリズムや音階はそこまで重要視されていません。

もちろんどちらが良い・悪いというものではありません。現在は我々が聴く大半の音楽は西洋的なメロディで成立しています。なので、リズムや音階が正確でなければならないと思うかもしれませんが、音楽療法では日本古来の音楽のように自由に楽しめば良いのです。

日本人に特に有効な音楽療法には3つあります。

一つ目は物の音です。世の中にある色々な音を音楽のように味わいを持って楽しむことです。外に出れば風・車・人の話し声など多くの音があります。それら一つ一つ味わってみると心和らぐこともあるはずです。

二つ目はつくり歌です。これは自由に歌を作って歌うことです。もちろん一から歌を作るわけではなく、既存の曲の歌詞を変えるだけでも構いません。自分の好きな曲をポジティブなワードに変えて歌ってみれば気持ちを開きつつ、自己暗示をかけることができます。

三つ目は歌舞いです。文字通り歌って舞い踊ることです。ここでの踊りとは本格的な物でなくても構いません。極端に言えば盆踊りすら音楽療法になるということです。もちろん盆踊りにも振り付けはありますが、基本的には多くの人が緩く楽しんで踊っています。このように楽しんで体を動かすことが全て音楽療法になると言うことです。

より良い人生を送ろうと思えば思うほど完璧に物事をこなそうとしてしまいます。

しかし、人生も音楽も完璧でなくてもいいのです。

ただ今日をこの瞬間を思うがまま動き歌い楽しめるならそれだけで十分なのです。

 

福田

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第463回 消費者物価指数とは

2022年07月10日

最近コロナやウクライナ情勢によって物の値段が上がるインフレが進んでいると聞きますが、その関連に消費者物価指数というワードをよく記事やニュースで聞きますが、何を指す用語なのか気なったので調べました。

消費者物価指数とは、消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標で、総務省から毎月発表されています。指数は、全国と東京都区部の2種類あり、東京都区部は速報で集計され当月分が発表されます。全ての商品を総合した「総合指数」の他、価格変動の大きい生鮮食品を除いた500品目以上の値段を集計して算出されている「生鮮食品を除く総合指数」も発表されます。
消費者物価指数の変化をもって物価の変動を見ることができますので、消費者物価指数は、国民の生活水準を示す指標のひとつになっています。

また、国際労働機関(ILO)の基準にしたがって各国の統計部局が作成するため海外との比較もしやすいとのことです。統計としては1年前と比べた変化率にたいていは注目し、上昇が続いているならインフレ、低下基調ならデフレとなる。食料品などは家計への影響が大きいため、経済全体の動向をみるには、全体の総合指数にも目配りする必要がある。

物価は、国民のお金回りが良くなり、モノを買う人が多くなれば上昇し、逆にお金回りが悪くなり、モノを買う人が少なくなると下降する傾向にあります。
その物価の変動がわかる消費者物価指数は「経済の体温計」とも呼ばれていて、さまざまな国内の経済政策を決める上で、非常に重要な指数として使われています。

現在総務省からの最新版は5月分であり物価上昇率は前年同月比2.5%だった。資源高などで2カ月連続で2%を超えていた。消費者物価指数から物価の変動が見えることがよく分かりました。

また、海外の数値も同基準で作られていることから海外の指数も見てそこから日本がどのように推移していくのかも考えられるようにしていきたいと思いました。

藤浪

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第462回 景品表示法とは?

2022年07月03日

私たちが購入している商品には様々な広告や商品表示があるが、その表示に一定の規制があるのはご存じでしょうか?

景品表示法は、商品やサービスの品質、内容、価格等を偽って表示を行うことを厳しく規制するとともに、過大な景品類の提供を防ぐために景品類の最高額を制限することなどにより、消費者のみなさんがより良い商品やサービスを自主的かつ合理的に選べる環境を守ります。(消費者庁HP)

 

6月の中旬にスシロー在庫のない目玉商品のテレビCMなどを続けたとして景品表示法の違反に当たる「おとり広告」の措置命令を受けたとの事というのは記憶に新しいと思います。

この景表法はほかに2つあり、実際より優れた品質をうたう「優良誤認」と、価格を安く見せかけるなどの消費者に有利と偽る「有利誤認」には、売り上げの3%相当を納付させる課徴金制度が設けられております。

 

この話でほかに記憶にあるのが、クレベリンの件です。

パッケージに空間のウイルスや菌を除去する効果のあるような表示をしており、これが先ほどお話した実際より優れた商品をうたう優良誤認に当たるとして措置命令を受けています。

 

最近ではネット広告のステルスマーケティングに対しても規制の検討をしているとのことです。

ステルスマーケティング(ステマ)とは金銭など対価を受け取りながら、公平な口コミや専門家の意見などを装って宣伝する行為などの事。

企業が第三者になりすまして自社商品の口コミを書くパターンもあり、度々問題視されてき背景があります。

今回のことから我々消費者に対してだます、誤認させるような情報が一定数あるため情報を正しく読み取る、情報リテラシーを培っていかなければならないと感じました。

 

藤浪

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第461回 夏至

2022年06月19日

夏至(げし)とは「夏に至る」と書くように、夏の盛りに向かっていく頃。二十四節気の10番目で夏を6つに分けたうちの4番目の節気です。「立夏」と「立秋」のちょうど真ん中、つまり、暦の上では夏の真ん中となります。毎年6月21日〜7月7日頃にあたり、2022年は6月21日(火)から7月6日(水)までの16日間。カレンダーには初日に「夏至」と記載されています。一般的に「夏至」と言うときには、この初日を指すことが多いでしょう。
北半球では、夏至(夏至の初日)は、1年のうちで昼の時間が最も長くなる日。「太陽の力が最も強まる日」とされ、スウェーデンなどの北欧では夏至祭が盛んに行われています。日本では、三重県伊勢市にある二見興玉神社の夏至祭が有名。梅雨のさなかですが、晴れていれば陽の光を浴びて太陽からパワーをもらいましょう。
夏至の期間を過ぎたら、梅雨明けも間近。季節は一気に本格的な夏へと向かっていきます。
夏至は、祝日でもなく目立った行事もないため、生活への馴染みが薄いかもしれない。しかし、夏至の意味や日本各地に伝わる風習を知るだけでも季節感を感じられ、夏を迎える心の準備にもなるだろう。
近年では、夏至と冬至の夜、世界各地でキャンドルナイトのイベントが開催されています。このイベントは、照明を消してキャンドルの灯りだけで過ごすというシンプルなもの。日本では、東京タワーや増上寺のキャンドルナイトが有名です。
みなさんも今年の夏至はおうちでキャンドルナイトを楽しんでみませんか?揺らめく灯りに癒やされながら、食事を楽しんだり、入浴したり。アロマキャンドルを使って、お気に入りの香りでリラックスしてもいいですね。
外山

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第460回 音楽療法

2022年06月13日

精神科における音楽療法とは、音楽を聴いたり演奏したりして気持ちを安らげる治療全般を指します。

実際は、音楽を聴いたり演奏したりすれば精神的な病気が治るのかと考えると思います。

音楽を聴けば気分が持ち上がったりするのは事実ですが、精神病が治るとまでは言えるものではありません。

特に音楽療法はそれ単独で保険診療として認められていません。理由として音楽は曲もジャンルも好みも広すぎるので治療行為として確立しづらいからかもしれません。

メインの治療の補助やデイケアなどの一部として取り入れられ一定の治療効果を上げているようです。例として患者にとって心地良い曲を聞きながらのリハビリでの成績が良くなったという結果もあります。

また聴くだけでなく歌ったり演奏したりするのにも重要な意味があります。特に気持ちを上げる効果は自分が歌ったり演奏したりした場合の方がより強くなるようです。

気持ちが軽く落ち込んだと時などは積極的に歌ったり、演奏してみるのも手です。

一番重要なのは音楽療法には、音楽に得意も苦手もないことです。

皆さんも自分が歌ったり演奏するとなると「音痴だから」「上手くできないから」なんて弱気な台詞が出る人が多いと思います。ですが音楽療法では、音程などに気を取られず自分が楽しみながら音楽に触れあうことが重要なので皆さんも気楽に考えて実戦してみて下さい。

福田

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第459回 電力不足

2022年06月06日

6/6の日経の一面に今期の冬の厳しさによっては全国で約110万世帯分の電気が全国で不足するという見通しが立てられた。

2023年1月の東京電力ホールディングス(HD)の予備率はマイナス0.6%となっており東電を含め7電力の予備率を3%にするには350万キロワットが必要で、試算では約110万世帯分にあたる。宮城県の世帯数を超える規模で計画停電などが起きかねないと記事には載っていた。

予備率について詳しく書かれた記事も載せられていたので参照すると、予備率とはピーク時の電力需要に対して供給力の余裕がどの程度あるかを示す割合であり、電力の安定供給には少なくとも3%、一般的には7~8%望ましいとのことだった。

現時点で1月までに再稼働を検討する火力は150万キロワット。経産省は残りを新設火力の試運転などで埋められるか検討するが「稼働が不安定で当てにできない」。仮にロシアからの液化天然ガス(LNG)の輸入が全て止まるとさらに400万キロワット強の火力が動かなくなるとの試算もある。

電力のひっ迫解消のための火力・原発再稼働や家庭に節電の呼びかけ等にしても対処療法にしかならないため、根本的な解決が求められると思いました。

 

藤浪

 

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第458回インド太平洋経済枠組み(IPEF)とは?

2022年05月30日

来日中のバイデン米大統領が23日、東京で新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の発足を表明しました。日米と韓国、インドなど計13カ国が創設メンバーになるとのことだった。

既に様々な枠組みがある中で今回の新たな枠組みはなぜ必要なのか、具体的にはどのような活動内容なのか調べてみました。

IPEFについて米国は4つの柱を掲げている。①貿易②供給網③インフラ・脱炭素④税・反汚職 となります。

バイデン大統領ががIPEFを立ち上げる最大の目的は、中国に対抗するため。大統領はこの枠組みはインド太平洋地域の国々の競争の推進力となると述べ、米国の同盟国である日本、韓国、オーストラリアが加わり、安全保障面だけではなく経済面でも中国に対峙する枠組みを作るとの事であった。

米国はもともとバイデン大統領の2代前のオバマ政権の時にTPPの設立に向けた議論を主導していた。しかし、後任のトランプ大統領は自国の産業を守ることに力を入れ、TPPから抜けた。バイデン政権でも復帰する動きは今のところない。

IPEFはTPPに戻れない中でアジアで経済の主導権を握りたい米国が苦肉の策として発足したと考える方が自然に見えると感じました。

藤浪

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過去の日記

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