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2021年02月28日
つい最近2021年になったと思っていたらもう3月になり、卒業シーズンになりました。以前までであればこの時期には多くの学生が卒業旅行に行ったり、クラスメイトやアルバイト先の人たちと卒業パーティーをしていたと思います。愛知県は2月末に緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ油断できない日々が続いていることもあり、旅行や大勢での食事も難しい状況です。そんな中、私自身も今月大学を卒業します。想像していた大学4年生の生活とは違う1年間になりましたが残された時間で、今年卒業を迎える全ての卒業生が少しでも学生時代の楽しい思い出を作ることができればいいと思います。
岩瀬
2021年02月21日
誰かの悩みやグチを聞いたとき、わたしはよく「そういう時期なんじゃない?」と言う。
だいたい問題を抱えているときは、その1点にグッと意識を持っていかれてしまい、視野が狭く深く偏ってしまうので、その沼から足を抜いてすこし引いて見る視点が必要だと思うからだ。
今のことしか考えられなくなっている時間軸を過去と未来にのばしてみると、過去にあった問題が同じ問題のままあり続けることはほぼなくて、どうにかこうにか動いて変化しているし、すごく苦しかったことも後から見れば「あのときはそういう時期だったんだな」と思える。同様に今はトンネルの中でも、いつか抜けるものだと思えると、深く掘る方法ではなく抜ける方法について考えられるようになる。
いろいろな悩みに対してすべてに共感することはできなくて、わたしが誰かと共有できる景色は、「なんでも波のようにくり返すよ」ということくらいだ。
雑な言い方をすると、「時期」で見るとアドバイスは「動け」か「休め」のどちらかになる。波が止まってしまったときは、次の波が起こるように足掻いたり歩き出したり動くしかないし、無理して動きすぎたら、行き先や周囲の人を見失ったり、行き止まりでも停まり方がわからなくてぶつかってしまうので、むりやりでも休んだほうがいい。
波は行ったり来たりくり返しながら大きくなっていくので、停まってるように感じても、長い目で見て「今はそういう時期なんだな」と焦らないことも大事だと思う。動くための勇気と同じように、休んだり止まったりするにも勇気が必要なのだ。
そうして1点から引いて時間軸を伸ばして見てみると、1年、2年、5年、10年と長くなればなるほど、大きい波の中に小さい波がいくつもあることに気がつく。「動く」と「休む」のようにくり返す波は大小様々ある。
・自分のやりたいことをやるときと、人のためにやるとき
・やる気があるときと、やる気がないとき
・過去を振り返るときと、未来を見るとき
・人に会いたいときと、ひとりでいたいとき
・コンテンツを浴びたいとき(インプット)と、創作したいとき(アウトプット)
・力を入れるときと、力を抜くとき
・都会がちょうどいいときと、自然を求めるとき
・スピードを出したいときと、ゆっくりしたいとき
・全部が楽しいときと、全部がこわいとき
・自分の内側にもぐりこむときと、外側から俯瞰で見るとき
・自信があるときと、自信がもてないとき
そして
・いいことと、悪いこと
つい悪いことばかり覚えている傾向があるけど、いいことだけでも悪いことだけでもなく、小さくも大きくも両方が混ざり合ってくり返しているし、時間が経ってから見ると出来事の意味が変わったりもする。
今起こっていることが悪いことだと思っても、もっと細かい目で見てみると悪いことの中にも小さないいことがある。もっと広い目で見てみると悪いことも大きないいことの中にある。わたしはうまくいかないときにいつも、波がすぎるまでその両方を見てやりすごす。
全部、なんでもくり返すんだと思うと、今までどうにかこうにか生き延びてきたことはすべて自信になるし、無茶をするでも諦めるでもなく身を委ねるという選択ができる。
これからも今までの波の続きだから、大丈夫、大丈夫、と言い聞かせながら、今日もわたしたちはみんな波の途中にいる。
亀岡
2021年02月14日
あなたは何か作業する際にどのような時間配分で行っていますか。時間を決めて作業を行う人や、何も考えず終わるまでやるという考えの人もいると思います。
しかし、何かを行う際には時間を決めて作業をした方が効率的に進めることが出来ます。最大の集中力で仕事や勉強をこなすテクニックとして「チクタク・テクニック」というものがあります。この方法は「ポモドーロ・テクニック」と言う集中法の応用となります。
まず、ポモドーロ・テクニックについて説明します。ポモドーロとはイタリア語でトマトのことを指します。これはイタリアの起業家フランチェスコ・シリロが提唱した集中法で、彼がポモドーロことトマト型のタイマーを使って仕事をしたことからそのような名が付けられたのです。彼は「25分間の作業時間と5分の短い休憩」と言う時間の組み合わせを推奨していました。そしてこれを1セットとして4セットほど行ったら15~30分間の長い休憩を取ることが最高の集中法だと定義しています。もし、5分の休憩では短いと思うなら7分ほどの少し長めにしてもかまいません。
この時間管理のためにアラームのあるタイマーを使用してください。使用するタイマーはスマホアプリやPCのフリーソフトなど自動化できるものを使用するのをオススメします。
さらに出来れば作業中にチクタク音などの作業中のちょっとした音の聞こえるものを使うもオススメです。チクタク音のような音を「ホワイト・ノイズ」と言い、人間は一見静かな方が集中出来ると思えますが完全な無音になるとかえって落ち着かず集中しづらくなってしまうのです。これは自然界において完全な無音は存在しないため不自然に感じてしまうからです。
よく作業中に音楽を聴こうとする人が多いのも無音な状態に耐えられないための無意識の行動だと思われます。しかし歌詞やメロディに集中を妨げられることもあります。よって音楽よりも意味のないホワイト・ノイズがオススメなのです。
つまりチクタク・テクニックとはポモドーロ・テクニックに休憩時間を7分と少し長くし、タイマーで自動化し、作業中はチクタク音を流すとしたものになります。
このうち最も重要なのは名前の通り作業中は必ずチクタク音を流すことなので、もし時間管理が面倒だというなら作業中はチクタク音を聴くだけでも十分効果はあると思います。
25分の作業と5~7分の短い休憩の設定は一見面倒そうだと思うかもしれませんが、しっかりと時間を区切ることで「どれくらいやろうか」「休もうか続けようか」と余計に悩む必要がなくなり、逆に「25分だけやれば良い」「他事は休憩の時にやれば良い」と作業にだけ集中することが出来るようになります。
スポーツの試合なども明確に時間が決められているので選手たちもゲームに集中出来るのです。つまり25分という時間制限を設けることで集中して作業を行えることになります。
皆さんも是非このチクタク・テクニックを試してみてください。
福田
2021年02月08日
最近、新型コロナウイルスのワクチンの導入についてよくニュースで見ます。去年に引き続き今年も、新型コロナによって様々な面でたくさん影響を受けています。
日本では「新型コロナウイルス感染症のワクチンをできるだけ早期に、安心して皆さまに接種していただけるよう準備しています。」と厚生労働省ホームページに掲載されており、まだ準備段階のようです。アメリカ合衆国、イギリス、南アフリカ、中国など様々な国でワクチンの接種が始まっていますが、ワクチンが接種できるから安心というわけでなく、ワクチンの保管法法の安全性やワクチンによるアナフィラキシーなどの激しいアレルギー反応など様々な問題が起こっているようです。
新型コロナに有効的なワクチンが接種できるようになり、ウイルスが流行る前のかつての生活ができることが待ち遠しいです。
山盛
2021年01月31日
みなさんはストレスをどのように解消していますか?私はこれまで、旅行に行く、友人と会って何時間も話す、カラオケで歌うなど楽しく過ごしているうちに自然にストレスを解消していました。しかし、約1年ほど前からこれらは自粛しなければならなくなりました。その結果、しばらくの間ストレスを解消できていませんでした。そこで初めて、外出しなくてもできる自分に合ったストレス解消法を探してみました。そして現在は、海外ドラマを観て海外の雰囲気を感じたり、ストレッチや筋トレなど体を動かすことでストレスを解消しています。
現在も疲れやストレスが溜まりやすい状況が続いていますが、心と体の健康のためにも、安全を考慮しつつ自分に合った解消法を見つけてみるといいかもしれません。
岩瀬
2021年01月24日
「やりたい事はあるんですけどなかなか…。もっと時間が欲しいですね…」
仕事ではこんな会話をよく耳にします。時間は誰にも平等に与えられています。「時間が十分にある」と胸を張って言える人は少ないのではないでしょうか。それほどに、誰しもが求めているし、足りないと感じています。
時間に限らず、人は不十分な状態、他人と比べて劣っている時に「もっと欲しい」と思いがちです。
「足りてない」ということはどういう意味か、また所有欲の先にあるものは何なのかについて考えます。
「時間が足りない」ということを考えた時、不足分していることばかりに意識が向きがちですが、冷静に考えると2つの要素に整理できます。「今ある時間」と「足りない時間」です。
コップに水が入っているイメージをすると分かりやすいです。
「今ある時間」:コップの中の水
「足りない時間」:コップの空き部分
こう考えると、足りないスペースをどうするか?という論点と、既にあるものをどうするか?という論点の2つの枠組みで考えることができます。
冒頭お伝えした通り、「時間」はどんな状況になってもほとんどの人が足りないと考えてしまうもの。であれば、「今ある時間」をどう使うかという視点で考えた方が、生産性が高いように思います。
足るを知る
「足るを知る」という言葉があります。これは老子の中の教えです。
知人者智、自知者明。
勝人者有力、自勝者強。
知足者富、強行者有志。
不失其所者久。 死而不亡者壽。
難しすぎてよくわかりませんね。「足るを知る」はこの中の「知足者富」に由来しています。この全文を解釈するとこうなります。
人のことをよく理解するには知恵が必要であり、自分のことを理解するには智慧が必要である。
人に勝つことができる人は力をもち、人は強さをもてば自分に勝つことができる。
自分は何を持っているのかを知ることが真の豊かさである。
不断の努力をできる人は志を持っている人である。
本来の自分らしさを見失わない人は長きに渡って栄え、たとえ死んでも、その志は亡びないことを知っている人こそ、本当の長寿なのである。
この中のポイントは「自分は何を持っているのかを知ることが真の豊かさである。」の箇所です。自分が持っているリソースにどれだけ素晴らしいものが備わっているのかを理解することができれば、より豊かに生きることができるということです。
「自分が持っているもの」に「真の豊かさ」が宿るとすると、自分の外に豊かさはないという風にも取れます。外的なステータスではなく、自分の内的に価値が宿る。そう思えば、「足りてない」という一言は自分の内面と向き合い切れていない現れなのかもしれません。
所有欲の先にある欠乏感スパイラル
隣の芝は青く見えます。人は幸せになるために、アレもコレも欲しくなる生き物です。日々無数に生まれる商品やサービスの情報は、常に私たちの欲望を刺激します。そして、「映える」という言葉が飛び交い、テレビやSNSの中の人達はとびきり幸せそうで、豊かに輝いて見えます。
私達は持っていないものを欲しがり、自分ではない誰かに憧れてしまいます。「アレが欲しい」「あんな人になりたい」と、どこかで思っています。でも、それは幻想で、世の中は思うようになりません。その時に感じるのが欠乏感。日常で感じるほとんどの苦しみはこの「足りないもの」に目を向けた時に感じる欠乏感が原因なのではないかと思います。
自分が持っていないものを欲しがり、自分以外の何者かになろうとする。そうした生き方をしている限り、この欠乏感が生み出す苦しみから逃れられません。
たとえ、欲しいものを手にしたとしても、また次のモノに意識が向きます。所有欲は満たしても満たしても、新たに生まれるものであり、満たし切ることはないのです。
そう考えると、「足るを知る」という、今の自分、今持っているものに目を向けることで、この欠乏感と決別でき、所有欲から解放されるのではないでしょうか。これが幸せに生きる考え方なのかもしれません。
「足るを知る」は「感謝」につながる
「自分は何を持っているのかを知ることが真の豊かさである。」とはとても勇気をもらえる言葉です。なぜなら、豊かさを感じられるかどうかの分岐点が「知る」にあるからです。この言葉は、「現状の自分に既に価値がある」という前提に立った言葉です。今持っていることを知りさえすれば豊かさを感じれるし、知らなければ感じないということ。
つまり、この言葉の本質は、「自分は今のままで既に価値がある」という事なのではないかと思います。今の命を授かっている自分という存在を自覚する。モノの豊かさや、対人関係にあるプライドや見栄を捨て、自分という存在に自分が魅力を見出す。そうすることで自分の中から豊かさが芽生えるのではないかと思います。
何かを外から買ってきて手にすることが豊かさではなく、あくまで自分の精神に宿る豊かさです。
この視点に立つと、今「無いもの」「不足しているもの」に注目するのではなく、「持っているもの」「すでにあるもの」に目を向け、それをどう活かすかという発想になります。この思考をすると、今持っているものに「感謝」の念が生まれるように思います。
所有欲に支配された欠乏感ベースの人生か、今の自分の価値を認めた感謝ベースの人生か。どちらが幸せかは選ぶまでもありませんね。
本田
2021年01月17日
第383回で人生をゲームのように楽しむための秘訣を書きましたが、このうちまず重要になるのは目標です。人間は目標があるからこそ進むことが出来ます。ただダラダラと頑張ろうと思うだけでは何もしないまま終わってしまうわけです。なので、まず重要なのは目標を定めること、やりたいこと、やるべきことを決めましょう。
ただし、ここで気を付けることは目標なら何でも良いわけではなく、小さな目標に切り分けることです。
ゲームでは最終目標は大抵大きなものですがそれだけでは何をすれば良いか分からなくなるので、小さな目標の集合体で出来ています。
例えば、RPGゲームでは魔王を倒すのが最終目標としてみます。そうすると魔王を倒すためには魔王城に入る必要がある→そのためにはカギを手に入れる必要がある→カギを持っている手下の魔物を倒す必要がある→魔物を倒すための武器を手に入れようと言うように最終目標にたどり着くための小さな目標に切り分けることが出来ます。
私たちが行動して変えていけるのは「今ここ」しかありません。そして、今ここで出来る本当に小さな目標に分割することが大切です。
さらに重要になるのは、「終えよう」ではなく「始めよう」と考えることです。スタンフォード大学の心理学者アルバート・バンデューラは子供をAとBのグループに分けて実験をしました。
A:この問題集を全部終わらせよう
B:この問題集を1日6問ずつやってみよう
実験結果はAのグループは期限内に55%しか最後までやり遂げられなかったのに対し、Bのグループは74%が最後まで終えることが出来たのです。つまり、終わらせようという決心には一切意味がなく、とりあえず今やろう・ちょっとだけやろうと言うような少しずつでもその場で実行することが目標達成率を最も上げる方法です。
人生をゲームのように楽しむためには、目標を持つことが重要です。しかし、その目標がただ漠然とした大きな目標では最後までやりきれない可能性が高くなります。なので、その目標を小さく分割し、終わらせるのではなく少しずつでも始めていくことに重点を置いて行動してみてください。
福田
2021年01月10日
2021年は私にとって学生から社会人へと変わる大きな一年です。
これまで学生としてアルバイトなどで働いてきましたが、これからは社会の一員として、より一層責任感を大切に働いていきたいと思います。最初はわからないことだらけだと思いますが、様々な知識を吸収する意欲をもって、たくさん学んでいく年にしたいです。わからないことがあれば積極的に聞く、仕事を覚えるために努力する、早め早めの行動を意識する、仕事の優先順位を考える、これらを念頭に仕事に精を出していきます。全てを最初から完璧に行うことは難しいと思いますが、自分の努力次第で成長のスピードは変わると考えているので、頑張ります。
藤榮の一員として、社会人として、精一杯努力する一年にしたいです。
山盛
2021年01月03日
2020年12月28日
今回書いていく内容は理想論だけではなく、
毎日現実的に実践していけたら、人生変わるだろうというお話です。
という謎の比率を書かせていただいたのは、日々生きていく中での自分の行動指針です。
私の理想の比率を書いております。
ポイントは実現可能な比率だということ。
というのも、意識高い系の方々の中には、自分の行動は全て、人のために世の中のためにすべきだと言っている方もいます。
上記の比率でいうと、自分のため:人のため=0:100
こうみると、みなさんの日々の生活の中で実行不可能だというのは容易に想像できるのではないでしょうか。
人には自分のために行動する、自分が成功したい、成長したいという本能は間違いなく必要なことなのです。
言ったり、書いたりするのは簡単だが、実行の実現性について今一度考えてみようと自戒の念を込めてここで書いておきます。
そしてその逆で、自分のため:人のため=100:0 はどうでしょうか。
赤ちゃんはこれですよね。
自分が生きるのに精一杯なので仕方ないです。
プラス親や人の力をかります。
大人がこれだとかなり傲慢に見えたり、1人で寂しい人になりかねません。こういう人とは友達にはあまりなりたくはないでしょう。
極端な二つを出してはみましたが、どちらに偏りすぎてもよくないだろうなと理解できたところで、そうなるとベストな比率は、自分のため:人のため=50:50 で半々でしょう!と思われた方もいたでしょう。それでもいいと思います。
いいと思いますが、私がおすすめするベストな比率こそ、
**自分のため:人のため=49:51 **
と考えます。
比率でいうと1%分多く、自分よりも人のために使う。そして自分も大切にする。1%分が日々徳として積み上がっていく。
損得でわかりやすく言い換えると、自分は常に少し損をしてもいいから、誰かに得をしてもらうんだという精神。
これこそ、人生のピンチもしくはいい流れが来たときに、徳の貯金から他力が働き、思いもよらない助けをもらったり、すごい人から自分を押し上げてもらったりする。
そんな奇跡的なことが起こるんだということ。
それは、奇跡なんかではなく、自分のため:人のため=49:51の行動指針である1%の積み重ねの必然的な作用である。
そう私は信じてやまないです。
ぜひ私と一緒に、背伸びせず、自分のため:人のため=49:51を実行してみませんか?
本田