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第340回 無くて七癖

2020年02月09日

癖のない人であっても、少なくとも七つは癖があります。多い人は、何十、何百と癖があります。どんな人にもある程度の癖があるのです。

そのため、相手の癖を見たときに、非難したり、批判的になったりしない方がいいでしょう。

癖を無理になおそうとすると、その人の個性そのものが失われてしまいます。

もちろん、その癖が他者を傷つけたり迷惑をかけるようなものなら、改善を求めることも必要でしょう。

でも、他者に迷惑をかけるものでなければ、特別気にするほどのものではありません。

みんなどこか変わっているし、癖があるのです。

それは、個性であり、愛嬌です。

みんな変わっているし、癖があることを理解すると、心が広くなるでしょう。

寺澤

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第339回 セルフレジの普及

2020年02月02日

人口不足を解消するために、スーパーやユニクロ、GUなど小売りや外食産業でセルフレジの導入が進んでいます。

バーコードの読み取りは店員が行い、精算だけをレジ横の精算機で自分でやるセミセルフレジも増えてきています。

ローソンではバスケットごと専用レジに設置するだけで自動的に精算と袋詰めまでできる「レジロボ」を開発しているようです。

セルフレジはレジスタッフを減らすことができるので、人材不足解消、人件費削減に繋がります。

レジの待ち時間が少なくなるのでお客さんはイライラが解消します。

そしてお釣りの間違いがないのでレジ締めの時に現金の差異が発生した場合、原因追及に時間と労力を使うこともなくなります。

レジの作業時間をほかの作業の時間に使えるのでサービス向上に繋がります。

しかし接客業で大事な「コミュニケーション」についてはどうでしょうか。飲食業も小売業もお金の受け渡しの際に「ごちそうさまでした。」や「ありがとうございました。」など言葉を交わすことが、お互いにお礼を伝えるコミュニケーションとなっていましたが、それがなくなってしまうのは寂しい気がします。

レジのセルフ化、無人化はますます進んでいくと思いますが、全ての店がセルフになってほしくありません。

セルフで早い店と、丁寧に接客してもらいたい店と、分けて導入を進めてもらいたいです。

そして機械を使うのが不慣れな方や高齢者の方にわかりやすい対応が必要です。

櫃田

 

 

 

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第338回 フィットネスジムの増加

2020年01月26日

国内のフィットネス関連市場は、健康ブームの高まりとともに市場規模が拡大しています。

経済産業省の統計によると、フィットネス市場は2008年から2011年までは停滞が続いていましたが、2012年以降は成長を続けており、2016年のフィットネス売上高は前年比+2.7%の2,375億円となっています。

近年は24時間型のフィットネスクラブが増加しており、20代から40代の男性を中心に人気を博しています。

フィットネスクラブの会員単価は2010年から2016年までに3.6%低下した一方、フィットネスクラブの会員数はこの5年で20%以上増加しています。

特に、50代以上の高齢層の利用が増えており、若者に人気のイメージが強いライザップでも、50代以上の会員比率は20174月時点で22.4%にまで昇っています。

フィットネス関連市場は、これから超高齢化社会を迎え健康志向が益々高まっていく中で、高齢者の健康需要を取り込むビジネスになることが期待されます。

株式市場においても、RIZAPグループがこの1年間で5倍以上に暴騰しており、電気で腹筋を鍛えるSIXPADを手掛ける【7806MTGが新規上場を控えるなど、関連銘柄は大きな注目を集めています。

実際私の周りにもジムを通い始めたり、ヨガに行く人が増えた。外国に比べ日本は運動不足という記事も見る。今の子供は運動不足で体が脆いという記事も見た。私も他人事と思わず今のうちから体作りをしようと思う。

本田

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第337回 囲師必闕(囲師には必ず闕く)

2020年01月19日

囲師必闕(囲師には必ず闕く)」とは、孫子が唱える戦いで勝つための兵法の鉄則一つです。敵を包囲したら逃げ道を断たないことが重要であるとしています。「背水の陣」のように相手に逃げ道がなければ、「窮鼠猫を嚙む」の状態で必死に立ち向かってきて、勝ったとしても被害は甚大なものになるかもしれません。

あえて、敵に対して逃げ道を作り、逃げやすくすることで、戦わずして勝つことが可能になるわけです。

現代のビジネスにおいて「囲師必闕」を考えて見るなら、ライバル会社の話というよりも、自社内の社員に対して負荷を掛け過ぎるあまり、逃げ道のない状態にしているケースに当てはまりそうです。社員をトコトンまで追い込み成長させていくような時代では最早ありません。大切な人材を死に追いやったり、社員が労基署に駆け込んだりといったことにならないよう、「囲師必闕」状態を常に意識しておきましょう。

仕事柄、多くの会社のお話を伺いますが、社員の資質に頼っている会社ほど、案外、社員を大切にしていないものです。御社は大切な社員を「囲師必闕」の状態にしていませんか?

新美

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第336回 子供同士のケンカには親は介入しない

2020年01月13日

基本的に、子供は他の子とケンカするものです。逆に、ケンカしない方がおかしいです。

ケンカをすることで対人関係を学び、自分の主張と相手の主張があるということを実体験として学ぶのです。子供のケンカには、親は介入しないことが大切です。

ケンカが始まって、ケンカが収束し仲直りする、もしくは絶交するまでの一部始終を、子供自身が体験しておく必要があるからです。そうすると、子供はケンカして絶交することがどんなにつらいことかを学び、ケンカした後に仲直りする方法も学ぶことができます。

また、一度絶交しても、謝ると許してもらえる場合があるということも学ぶことができます。

そして、争いのまとめ方や争いの避け方、ケンカをしていい時としない方がいい時なども、子供なりに学んでいくものなのです。

そのため、できるだけケンカの一部始終を子ども自身に体験させることが重要です。

ただし、生死に関わるケンカや、刃物や武器を持ち出してきたりして、非常に危険な状態になった時は、親が必ず止めなければいけません。それはいくらなんでも行き過ぎの状態です。

幼少時の多少の叩き合いや文句の言い合いくらいは、じっと見守ってあげるといいのですが、大きくなって、相手に大怪我をさせるような状態になってきているのであれば、 本当に危険な時は、親の介入も必要です。

寺澤

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第335回 箱根駅伝

2020年01月05日

明けましておめでとうございます。

毎年正月は箱根駅伝を見るという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

わたしも今年はこたつでみかんを食べながら、箱根駅伝を見ました。

箱根駅伝は正月の風物詩となっていますが、昔は2月に行われていました。

第一回目は100年前の1920年2月14日でした。(今年は96回目でした。)

当時はアメリカ大陸の縦断を実施するための代表選考会という位置づけでした。

江戸時代の東海道を通る飛脚制度をまねて、手紙に見立てたタスキを東京から箱根まで届けるイベントだという説もあります。

また、この時期に箱根に観光客を呼び込むためのイベントだったという説もあります。

駅伝が開始された当時は東海道には電灯などはありませんでした。

東海道沿いの周辺の住民が「ランナーが暗い中迷わないように」と、たいまつを持って応援したりしていたそうです。

学生の本分は学業ということで土曜の授業が終わった午後1時からの出発だったため、往路最後の5区は真っ暗だったようです。

正月に行われるようになった理由は、学生が休暇中ということと、大規模な道路封鎖に適した時期だからだということです。

 

令和最初の箱根駅伝は記録ラッシュに沸きました。

青山学院大学の総合優勝タイム、往路と東海大学の復路も大会新記録。

10区間中7区間で新記録が出ました。

今回の好タイム続出の要因は天候に恵まれたことや、選手の実力が上がったこともあると思いますが、気になったのは多くの選手が履いていたナイキのピンクの厚底シューズです。

10区を除く区間賞と新記録はナイキの厚底シューズを履いていたそうです。

そして参加した選手210人中178人、84.7%の選手がナイキを履いて出走しました。箱根駅伝ランナーのナイキのシェア率は前々回27.6%、前回41.3%ですので倍増しています。

そのナイキの厚底シューズとは「ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」。価格は税込みで30250円です。

速さの秘密は厚底に入っているカーボンプレートにあります。着地時に前足部がググッと曲がって、もとのかたちに戻るときに、グンッと前に進みます。衝撃も少なく、足へのダメージが減ったので終盤のスピードアップを可能にしています。

しかしこのシューズを履けば誰でも同じ効果があるというわけではありません。

厚底シューズの効果を引き出すには正確に着地することです。しっかりと地面をとらえて自分の体重を乗せることが出来れば、カーボンがそれに反発して自然と前に跳んでいくことができます。軸がぶれないような走り方ができれば、まさに「夢のシューズ」となるでしょう。

2020年は東京オリンピックの年。ナイキのシューズを履くランナーはさらに増えると思います。

現在はナイキの一強となっていますが、他シューズメーカーの開発も期待したいです。

櫃田

 

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第334回 世界が注目する日本の「もったいない」精神

2019年12月22日

私たちが普段生活するうえで、当たり前のように使われている言葉のひとつに「もったいない」という言葉があります。食べ物を残す場面、使えるモノを捨てなければいけない場面で「もったいない」と惜しみ嘆く方は多いのではないでしょうか。日本では古くから当たり前のように存在していた言葉が世界に注目されています。

日本の誇りである「もったいない」とは仏教用語に由来する言葉であり、モノのもつ本来の価値を無くしてしまうことが惜しいという意味です。だからこそ、モノの形が残っている限りは最後まで使いつくすことを大切にしようという精神が生まれたとされています。

日本人は古くから「もったいない」精神で様々な工夫をしながらモノを大切に長く使用してきました。

「もったいない」は世界に広がりつつある

地球の資源が限られていると知られている現在、モノを大切に使う文化が世界中にないわけではありません。しかし、世界には「もったいない」を表す言葉が他にないとされています。

「もったいない」という一言には「モノをムダにしないこと、大切に使うこと」など地球の資源を大切に使わなければならないという意味が含まれており、そのことをきちんと伝えるためにも世界中に「もったいない」を広めようという活動がされています。

本田

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第333回 人に致して人に致されず――主導権を握ることが、戦略の鍵

2019年12月15日

人に致して人に致されず、とは、分かりにくい表現だが、致すという言葉を「自分の思うように動かす」と理解すればよい。「人に致す」とは、他人を自分の思うように動かす、誘導する、ということである。だから、「人に致される」とは、他人の思うように自分が動かされてしまうこと、となる。

とはいえ、「思うように人を動かす」といっても、完全に自由自在に他人を動かすことなど、催眠術でもない限り、無理だろう。しかし、相手の思うようにはさせない、自分に有利なように戦場での動きを導こうとすることならば、ある程度できるであろう。

それは、戦の場での主導権をとる、ということである。主導権を握るとは、自分が書いたシナリオに沿うように相手の行動を導くことだからである。また、相手のシナリオ通りには動かずに済むようにする、ということでもある。

この言葉は、主導権を握ることが戦略の最重要ポイントだ、と孫子がいいたいからであろう。虚実の展開を考える必要がある最大の理由は、戦場での主導権を握り、その結果として戦さの形勢を自分に有利なようにもっていきたいから、ということである。

ビジネスの世界の戦略でも、競争相手に主導権を握られるのと、こちらが主導権をもつのとでは、結果に大きな違いが出る。 新美

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第332回 立ったまま考える人は決断力と行動力がある

2019年12月08日

物事を立ったまま考えている人を見かけることがあります。何だかせわしない感じもしますが、概して、座って考える人よりも決断力と行動力があります。

 

立ったままの人と座ったままの人に意思決定してもらう実験をおこないました。

その結果、立ったままの人が、座ったままの人よりも、33%も早く決断していることが分かりました。

このような実験結果からも裏付けられているように、立ったまま考える人は決断力があるということなのです。

また、決断力があると行動も早くなりますので、自然と行動力も付いてきます。

したがって、立ったまま考えている人を見つけたら、「この人は決断力と行動力を兼ね備えた人だな」と判断するといいのです。

彼らは、立ったまま考える方が決断が早くなることを知っていて、その方がやりやすいからです。

逆に、座ったまま考える人は決断は遅くなりますが、熟慮することができるので、慎重かつ完全性の高い決断をすることができます。

そのため、早く決断しないといけない事柄は、立って考える人に依頼し、熟慮が必要な事柄は、座って考えるタイプの人に依頼するといいでしょう。 寺澤

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第331回 師走

2019年12月01日

12月に入り、今年もあとわずかとなりました。

今年はどんな年だったでしょうか。

来年はどんな年にしたいですか?

今月は今年一年を振り返り、来年の目標を立てたいものです。

12月は師走と言われるように忙しくなります。

この師走というのはどのような意味があるのでしょうか。

師走は「しわす」または「しはす」と読みます。

もともと師走は旧暦の12月のことを指していましたが、現在の新暦でも12月のことを表す言葉として使われています。

由来についてはいろんな説があるそうです。

説① 師(僧侶)が走る。

僧侶とはお坊さんのことで、日本には昔から年末はお坊さんが各家庭に呼ばれてお経を唱えるという習慣がありました。

そのため、年末が近づくとあちこちからお経を頼まれるお坊さんは、東西を行ったり来たりと大忙しになります。

その様子を見て、師が馳せる月と解釈する「師馳す」が語源になっている説です。

説② 年果つ説

12月は一年が終わる月ということから、四季が終わる月ということから、四季が終わる・年が終わるという意味で、年が果てる→年果つ(としかつ)が変化し、としかつ→としはす→しはす→しわす、となったと言われる説です。

説③ 当て字説

日本書紀や万葉集などの書物には、十二月(十有二月)をしわすと呼んでいたとされる記述が残っています。

これがやがて、師走に充てられたという説です。

 

師走はクリスマスや年末年始の準備や大掃除で忙しい人も多いですし、気持ちもあわただしくなります。

寒さも厳しくなるので体調を崩しやすくなりますが、冬の寒さに負けないよう体調管理をしっかりとして、良い一年のスタートを切りましょう。

櫃田

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