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2020年05月23日
決断とは決めることではなく、断つことだと、
私は思っています。
日本語の漢字というものは、とても凄いなといつも思うのですが、
決断という漢字は、決めるに断つと書きます。
でも決めることと、断つことは、近いようで全然違います。
・何をしたいか分からない。
・自分は何が欲しいのかが分からない。
・自分はどういう人が好きなのかが分からない。
・自分はどんな人間なのか分からない。 など
このようなことで悩む方はたくさんいると思います。
でも私は、なぜこのようなことで悩んでしまうのか?ということをずっと考えていました。
色んなことを経験したら解決するのかな?とか、もっと自分を振り返ったら解決するのかな?と思い、色々なことを試しました。
でも、悩みは解決するどころか、もっと膨れ上がってしまいました。
そんな時に、もう覚えていませんが、たまたまどこかで決断とは断つことだという言葉を聞き、全てが一気に解決しました。
自分は何をしたいのか。
自分はどんな人間が好きなのか、どんな人間と付き合っていきたいのか。
自分は何が得意なのか。
自分はどんな人間なのか。を決めるのは自分自身です。
でもそれらを自分自身で決める時、決めようとすると悩んでしまいます。
なぜ決めようとすると悩むかというと、選択肢が多すぎるからです。
自分はこれもできそう、あれもできそう。自分はこれも好き、あれも好き。
みたいな感じで、何かを一つ決める時に悩んでしまうのです。
ではこの悩みは何が原因なのでしょうか。
この原因は何かを決める時に、決めなかったもう一つのことを断つことが嫌だからです。
だから悩んでしまうのです。
どちらかを選ぶと、どちらかのメリットは得られなくなってしまいます。
でもここで、決断しないことには前に進むことは出来ません。
決断しない限り、迷ったままの生活を続けることになります。
だからここで大切になってくるのが、断つことなのです。
二つ選択肢があったとして、どちらにするかを決めるのではなく、
どっちを捨てるべきか(断つか)を決めるのです。
決断とは、決めることではなく、断つことを決めるということです!
悩んでいると、どこにも向かうことは出来ません。
自分がどんな人間になりたいのか。
自分はどんなライフスタイルを送りたいのか。
一人一人に理想があると思います。
それをまずは頭の中で思い浮かばせて、その理想に近づくためには、
今何を断つ必要があるのかを考えてみてください。
そしてやりたいことがたくさんあるなら、まずは優先順位を決めて、
何から始めるのかを決めてください。
その際は、何をやるかを決めるのではなく、やりたいことの中から、
何をまずは捨てるのかを決めてみてください。
そうすれば、悩むことはなくなっていくと思います。
初めは断つことがなかなか難しいと思います。
損をしたり、それによって後悔することを恐れてしまうからです。
でも大丈夫です。
例え、自分が決断したことが良くない方向に進んでしまったとしても、
それは、その後に起こる良いことのために起こっていることなので、失敗ではありません。
本田
2020年05月17日
私たちは何かミスをしたときに反省をします。反省することはもちろん間違ったことではありませんが、反省ばかりしている人の5人に1人は抑うつ的になってしまうという研究結果があります。
反省をして前向きな行動になれば良いですが、逆にどんどん気持ちが落ち込んでしまう危険性があるので反省ばかりするのはあまりオススメ出来ない行為といえます。
抑うつ的にならずに反省する方法は、反省や落ち込みに制限時間を決めることです。具体的な方法は、反省したり悩んだときは手を出して指を立てながら1~5まで数えて6秒目でグッと手を握ってください。そして、それを合図に反省をやめて行動に移ってください。ここでの行動とは、失敗に対するリカバーでも別の仕事や勉強でも外を歩いてみるでも何でもかまいません。
要は、「悩んでいる間に行動しろ」と言うことです。
福田
2020年05月10日
人は華やかなものに憧れ、手の届かないものを欲しがります。
高嶺の花を欲しがり、手に入らないためにうらやましく思います。
でも、高嶺の花は手に入れることが困難です。
いたずらに時間を浪費して、結局何も手に入らないより、近くにある足元に落ちている豆を拾いましょう。
とても身近なところから、始める必要があります。
最初の一歩は、いつも自分のすぐ近くからです。
例えば、世界平和を願うなら、まずは自分の家族を平和にする努力をするべきです。
そして、隣近所、職場から平和にしていきましょう。
さらに、市区町村、そして、都道府県と、少しずつ平和の種を蒔いていきましょう。
いきなり世界平和は実現できません。
まずは、自分の近くから。どんなことでもそうです。
あらゆる事業でも同じことが言えます。
まずは、身の回りからはじめましょう。逆から始めると失敗します。
寺澤
2020年05月04日
学ぶことと生きることはほぼ同じだといえます。赤ん坊として生まれてきて、身の周りのことをできるようになり、段々と言葉を話せるようになっていきますね。学校に通うようになると、読み書きを習い、本や情報に書かれている内容も読めるようになり、やがて、個性ある人間として自分らしく生きることを始めます。
人生は、それまでの選択の繰り返しで作られています。変化には切れ目がないため、今の自分は何か必然的な道をたどってきた確固たる存在のように感じるかもしれませんが、実際には偶然が重なって今が形作られているのです。自分という人間は選択によって作られるのであり、この先の未来も同じです。つまり、人間の個性にはあまり根拠がなく、いつでも未完成だということになります。
人を完成させる要素は、その人の経験、持って生まれた素質、そして言語です。人の個性、すなわち人の人生は半分以言葉づかいでできています。たとえば、自分が生きる意味や自分らしさ、大切な人々との関係の行く末、その人々にどう感謝の気持ちを伝えればよいのかなどは、言葉の存在なしに考えることはできません。だからこそ言葉の能力を高める必要があります。そのために有効なのはたくさんの本を読むことなのだそうです。様々な著者によって書かれた本を読み続けていくと、それだけ頭の中の住人が増えていくことになります。すると、目の前にどんなに変わった考え方の人が現れようとも、頭の中の住人を照らし合わせることで理解の糸口が見つかることがあります。これは本を読むことで得られる、大事な効用の1つだといえるるでしょう。
外出自粛の日々が続くこのような時だからこそ、自分を高めるために家で本を読んでみることもいいかもしれません。
加藤
2020年04月26日
よい選択肢を選ぼうとしていませんか。
人生をやり直すためには、できるだけよい選択肢を選ぼうとします。
たしかによい選択肢を選べば、立ち直りも早くなるでしょう。
しかし「どれがいいのだろうか」と迷っているうちに、人生は終わってしまいます。
迷うほど、わからなくなるのが人生です。
よい選択肢を選ぶのではありません。
選んだ選択肢を、よいものにすればいいのです。
選んだ後、自分のためになるような受け止め方に変えましょう。
行動したときの合言葉は「これでよかった」です。
「これでよかった」と言えば、何でもよい方向に変わります。
前向きに受け止められる言葉です。
うまくいけば、喜びます。
うまくいかなければ「うまくいかないことがわかった」と考えます。
「これでよかった」と考えると、どんな選択肢を選んでも、自分のためになることがわかります。
人生に無駄はありません。
有益と無駄を区別する自分がいるだけです。
受け止め方を変えれば、どんな選択肢でも自分のためになります。
迷っている暇があるなら、とにかく行動すればいい。
自分で選んだ選択肢は、すべて正解にしましょう。
たくさん行動する人ほど、たくさんの正解を入手できます。
本田
2020年04月19日
感情が高ぶっている人を前にした時に、落ち着かせようと「まぁ落ち着いて」と言ったりします。そういった場合、まず間違いなく火に油を注いでさらに相手の感情を高ぶらせていませんか?これは、そういう発言は感情を否定され、頭から押さえつける印象を相手に抱かせるからです。相手の怒りを鎮めるには以下の方法が有効だと言われています。
まず、とにかく相手に話させることです。怒る人の根本にあるのは『自分のストレスや怒りをわかって欲しい』といった感情です。なので、まず相手の言い分を遮らず話をさせることが重要になってくるのです。
次に、同意できる部分は積極的に同意をすることです。人は感覚を共有する人に親近感を抱きやすく、気持ちが和らぐ傾向があるからです。なので、相手の話しに対して否定から入るのでなく、まず共感を示してから自分の意見を伝える方が、相手も聞く耳を持ち、怒りも収まりやすくなるからです。
まず謝罪をすることに間違いはありません。ですが、相手の言い分を聞かない謝罪をしていては、それは相手への謝罪ではなく、言い訳をするためだと相手に思わせてしまいます。相手の怒りを鎮めるのに最も重要なことは理解をすること。
円滑な人間関係を築くためにもこれらのことを頭に入れて生活していきたい。
福田
2020年04月12日
知り合った相手が、急に嫌な顔を見せるようになったら、普通はショックを受けてしまうと思います。
しかし、実際は嫌な顔を見せるようになったら、より親密になれた証だということを知っておくとよいでしょう。
逆に、あなたに対して警戒していたり、不安を感じていたり、親密になることができていなければ、嫌な顔ひとつしてくれないのです。
人間は、相手に対して嫌な顔をできるのは、嫌な顔をしても大丈夫という安心感があるから、ということが言えるのです。
もし、嫌な顔をした途端に、嫌われて絶交されるようであれば、そんな顔はしないのです。
そうではなくて、だんだん親しくなってきて、自分の本音や本当の顔を見せることができる相手であり、安心できたからこそ嫌な顔も見せるようになるのです。
仲良くなり始めた相手が、急に嫌な顔も見せるようになってきたら、ショックを受けて悲しむのではなくて、むしろいよいよ親密になることができたと喜んでください。
寺澤
2020年04月05日
春の一大イベントと言えば「花見」ですが、今年は新型コロナウイルスの影響で花見も自粛ムードになっていますね。桜が好きな日本人にとっては寂しい春となってしまいますが、命には変えられません。
そもそも花見とは、奈良時代に貴族達が梅の花を愛でる為に始めた行事だったと言われています。それが平安時代には桜に変わり、それ以降古くからずっと日本人に親しまれてきた文化となっています。桜の花は春の一時期に一斉に咲き競い、わずか2週間足らずで散るため、日本人の季節感を形成する重要な風物となっています。可憐な花の美しさや開花期間の短さ、散り際の豪華さが私たちの心をより惹きつけます。「桜は儚いからこそ美しい」とよく聞きますが、たくさんの人たちが桜の木のもとに集う光景を見ると、やがて散ってしまう花の姿に“諸行無常”(この世のものは、常に変化し、変わらないものはないという意味)を重ねるのは、遠い昔も現代も変わらないものだなと感じます。道に咲く桜を見ながら、私も日々変わり続けていかなければならないなと思いました。
加藤
2020年03月22日
知行合一は、中国の明のときに、王陽明がおこした学問である陽明学の命題のひとつ。知(知ること)と行(行うこと)は同じ心の良知(人間に先天的に備わっている善悪是非の判断能力)から発する作用であり、分離不可能であるとする考え。論語の為政第二にある「先ず其の言を行い、而して後にこれに従う」が元になっている。
王陽明は、知って行わないのは、未だ知らないことと同じであることを主張し、知っている以上は必ず行いにあらわれると述べた。真の知行とは「好き色を好むが如く、悪臭を悪むが如し」と説く。例えば、好きな色というものはそれを見た(知った)瞬間に好んでいるのであり、色を見て(知って)から好きになろうと判断するわけではないのである。朱熹の学(朱子学)が万物の理を極めてから実践に向かう「知先行後」であることを批判して主張した。
江戸時代初期の陽明学者である中江藤樹や幕末の頃の陽明学者や維新の志士たちに大きな影響を与えた。
知行合一は「知は行の始なり、行は知の成るなり(知ることは行為の始めであり、行為は知ることの完成である)」「行動を伴わない知識は未完成である」とも言い表される。
知識をつけることに終わりはない。この言葉を心に命じ、行動をしていきたい。
本田
2020年03月08日
携帯電話やスマホについては、その向こうに家族や親戚、友達や同僚など、多くの人たちがいます。電話やメールにより、他の誰かにメッセージを送ることができるので、携帯電話やスマホは、人間関係の象徴と考えてもよいでしょう。
そのため、携帯電話やスマホを手放せない人は、人間関係を非常に重要と考えており、人間関係を失ってしまうことを何よりも恐れているのです。
逆に、携帯電話やスマホを持ち歩かなかったり、忘れていったりする人は、人間関係には重きを置かず、人間関係を失うことを恐れてはいないと言えます。あなたは、どちらでしょうか。
もちろん、どちらがいい悪いという話ではありません。
人間関係が重要で、失ってはいけないと感じるなら、大切にしていけばいいだけの話です。
人間関係がさほど重要と感じないなら、自分の趣味や、今やるべきことに没頭するのもいいでしょう。どちらでもいいのです。それは、個性の範疇なのです。
寺澤