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2019年11月03日
本当はいろいろと考えたいことがあるけれど、億劫になったり、目の前のやらなければならないことが気になって後回しにしたり、考えるのがめんどくさくなることはありませんか。
そこで良い方法が思ったことや感じたことを紙に書くということです。
人間はいいことも悪いことも忘れやすい生きものです。
頭の中でいいことを思いついても、失敗したことを反省していても忘れていくので、もったいないことになります。
書いてあれば後で見直すことができます。
紙に書くと可視化できるので頭の中のごちゃごちゃしたものが整理できてスッキリします。
感情が文字になってはっきり見えるので、自分はこんな感情を持っていたんだと自分を受け入れることができます。
ぼんやりした考えが具体的になり、悩みが解決しやすくなります。
モヤモヤしたままではいつまでも先に進めません。
具体的にするために文字にします。
ちょっと気になったことや思ったことをメモする。書き留める。
繰り返すことで人は成長します。
思ったことや感じたことや学んだことは成長するためのチャンスです。
櫃田
2019年10月26日
「自分を動かす原動力」とは何かと聞かれれば「自分がやりたいからやっている」としか答えようがありません。
“自由人”は止められることが嫌いです。
止められずに「やりたいことをやる」ためには、
時間と金銭共に余裕が必要です。
お金は使いようで時間を生むこともできます。
お金そのものに執着はありませんが、
選択肢を増やし「やりたいことができる」道具として
重要だと思っています。
例えば、
登山が好きな共働きの夫婦が
週末に家事を代行サービスに頼んで出かける。
家に帰ったら、気持ちのいい空間が待っている。
なんて幸せだろうか。
例えば、
日常の小さなことだっていい。
お茶のお菓子にこだわって取り寄せ楽しむ。
瞬間に笑顔になる幸せだ。
そういう瞬間って楽しいですよね。
こんなふうに楽しんでいる人って
世界中に莫大な数いるはずです。
その瞬間がいつもより2倍に楽しかったら、
人生も2倍に幸せになるかもしれません。
そんな楽しみや幸せを増やしたいのです。
自由に楽しめる選択肢をつくることが私の楽しみなのです。
選択肢のためにはお金が必要になる。
「自分がやりたいからやる」。
でも、その裏側には
「社会に役に立つ」が大前提としてあるということ。
つまり「社会が求めていることで、自分もやりたいことをやる」
ということです。
想いという見えない力こそが、
感情こそが人生の原動力だと信じています。
そうすると自然に枝葉が伸びて、
今やっていることから新しい可能性が見えて
次々とやりたいことが連なっていくように思います。
本田
2019年10月20日
戦いは、正を以て合い、奇を以て勝つ。
故に善く奇を出だす者は、窮まり無きこと天地の如く、竭(つ)きざること江河の如し。
が「戦いは正を以って合い、奇を以って勝つ」のくだりですが、現代語訳にすると
戦いは、堂々と相手と対峙し、奇策をもって勝つものだ。だから、うまく奇策を使う将軍の戦い方は天地の変化のように終わりなく、長江や黄河の水のように尽きることがない。
という意味になります。
中小企業経営を見ていると、例えば、マーケティング戦略などで最初の段階から“奇策をもって対峙”しようとするケースを見かけます。本来やるべきことに取り組まず、目新しい施策に次から次に手を出しても、良い結果は出ません。
マーケティング戦略には近道はありません。「誰もがやっているから意味がない」のではなく「効果があるからこそ誰もがやっている」のであって、誰もがやっていることをやった上で初めて+αの施策が生きてきます。
まさに「戦いは正を以って合い、奇を以って勝つ」ということになります。
新美
2019年10月14日
子供が生まれると、母親は子育てに忙しくなり、夫婦間のコミュニケーションが著しく減少します。もちろん、子供が生まれると子供中心の生活になるので、それは当然のことなのですが、夫婦間のすれ違いも大きくなってきます。これまでは、夫婦間でラブラブであったとしても、子供が生まれると、関心や注目は全て子供に行きますので、夫婦間のラブラブ度は、80%ほど減少すると言われています。
したがって、夫婦間のすれ違いが大きくなり、ケンカしたり、いがみあったり、コミュニケーション不足が目立つようになります。そこで、子供が生まれると、より一層夫婦間でコミュニケーションを取る努力が必要ということなのです。
育児不安や虐待の大部分が、夫婦間のコミュニケーション不足から発生します。
ですので、夫婦間のコミュニケーションをしっかり取るようお互いに努力することで、育児不安や虐待を未然に防ぐことができるようになるのです。
あなたの家庭では、夫婦間のコミュニケーションがしっかりと取れているでしょうか。
夫婦共通の話題として子供の話題があるので、毎日、子供の話題で花を咲かせるようにしてください。そうすれば、育児不安で悩んで深刻な事態になったり、虐待をおこなうようなこともなくなるでしょう。
寺澤
2019年10月06日
消費税が増税されてもうすぐ一週間になります。
ここでキャッシュレス化についてまとめてみようと思います。
キャッシュレス決済は、クレジットカード、デビッドカード、電子マネー、スマートフォンのアプリ決済等があります。
キャッシュレス化が一番進んでいるのは韓国で80%、続いて中国で60%だそうです。
日本はキャッシュレス決済する人が増えてきてはいますが、まだまだ現金で支払う方が多いです。先進国の中でもキャッシュレス化に関してはかなり遅れをとっています。
日本のキャッシュレス化が遅れている理由はいろいろとありますが、一つは日本の硬貨や紙幣の信用性が高いということがあります。国によっては偽札が出回っていて、現金の信用性が日本ほど高くありません。キャッシュレスであれば偽札をつかまされることがないため、消費者側も店側も安心して決済をすることができます。
日本は世界的に見ても現金を愛する国だということ、そして借金が嫌いで、クレジットカードのようにつけ払い、後払いに警戒心が非常に強いことです。現金のほうが安心・安全だということなのでしょう。
しかし、これからは確実に現金で支払う場所が減っていき、キャッシュレスで決済するしかない場面が増えていくでしょう。
では、キャッシュレスのメリットについて考えてみます。
①期間限定だが対象のお店でキャッシュレス決済をすると、5~2%還元される。
②現金を持たなくてよくなり、安全。
③ポイントが貯まる。現金で支払ってもポイントがつけられることはない。
④支払いが速い。
⑤クレジットカードは支払いを先延ばしにしたり、分割払いにすることもできる。
それではデメリットについて考えてみます。
①きちんと把握してないと使い過ぎてしまう。
②必ず使用できるわけではない。店がキャッシュレス決済に対応してなかったり、いろいろな電子マネーがあるので、使いたい電子マネーで支払いができないことがある。
③割り勘がしづらい。
④セキュリティ面での不安。
⑤スマホアプリの場合、バッテリーが残っていないと使えない。
⑥災害時、停電に弱い。
デメリットはありますけど、絶対お得なので使ったほうがよいと思います。
キャッシュレス決済の方法はたくさんありますが、どれを使うかは人それぞれでその人のライフスタイルに合わせて選択すればよいのです。
自分でどのキャッシュレスをどういう時に使うとお得なのか、使いやすいのか見極めて、キャッシュレス決済と現金を上手に使っていきましょう。
櫃田
2019年09月22日
仕事において「計画」はなぜ大事なのか。
答えは単純である。ほとんどの仕事には時間的制約があるからである。無尽蔵に試行錯誤はできない。いくら質が高い仕事でも、納期を守らなければ価値が失われる。多くの仕事にはそういった時間的制約が含まれる。
だからこそ「この時間までにこれを終わらせる」という計画性の有無が、その人の仕事の質やその人に対する信頼に直結する。計画性なく仕事をする人に大きな仕事は任せられない。あまりにも行き当たりばったり過ぎる人を見て、「この人は結果を出しそう」とはなかなか思えないだろう。
また、仕事には時間的制約があるからこそ、計画通り進まなくなった際に、周囲との調整や交渉が必要になる。
しかし計画も立てず、行き当たりばったりで仕事をする人は、調整や交渉のタイミングが読めない。結局追い込まれる。
しばしば「計画を立てても変わるから意味がない」という人がいる。しかし、「計画を立てなさい」という話は「決めた計画通りに動きなさい」という話とイコールではない。仕事には必ず不確実性が存在する。計画通りに終わらないこと、計画していなかった予期せぬ事態が発生することは日常茶飯事である。そもそも、計画通りに進むことなんて稀だ。
しかし、そんな風に計画通りにいかないことがあっても、事前に計画を立てていれば、その遅延が全体にどのくらい影響を与えるのか、どの作業が押し出されるのか、提出までに間に合うのか、間に合わないのならどのタイミングでスケジュールの再調整をかけるべきか、先手先手で動くことができる。
一方で計画をきちんと立てて仕事をしない人は、このペースのままで予定通り終わるのか、あるいはとても間に合わないペースで仕事をしてしまっているのか、どのタイミングで上長の確認を取るのが現実的か、それらが予測できない。結果、ギリギリになって慌てだす。
計画は、計画通り動くために立てるのではない。むしろ想定外のことが起きるときのために立てておくべきなのである。
計画を立てることに慣れていない人は、最初のうちはできるだけ細かく分解して計画を立てるのがいい。
いずれにしろ、計画を立てて仕事をするということを習慣化していかなければ、時間をコントロールした仕事の仕方は身に付かない。
もし、自分には計画を立てる習慣がない、完了の予想がいつも大きく外れてしまう、ついダラダラと時間を浪費してしまう、ギリギリになって慌ててばかりいる、スケジュール調整のタイミングを見失い追い込まれてしまう、というのであれば、上記のように細かく時間とタスクを区切って仕事をしていくといいのではないか。
これを2年続けるだけで、仕事における時間の使い方が随分とうまくなるはずである。
本田
2019年09月15日
古のいわゆる善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり。
ゆえに善く戦う者の勝つや、智名もなく、勇功もなし。ゆえにその戦い勝ちて違わず。違わざる者は、その措くところ必ず勝つ。すでに敗るる者に勝てばなり。ゆえに善く戦う者は不敗の地に立ち、しかして敵の敗を失わざるなり。このゆえに勝兵はまず勝ちてしかるのちに戦いを求め、敗兵はまず戦いてしかるのちに勝ちを求む。
昔のいわゆる戦上手と呼ばれた人は、勝ちやすい状況で勝つべくして勝ったのである。
戦上手の人は勝利しても、智謀も評価されず武勇も評価されない。勝つべくして勝っているだけである。勝ちが確実な者は、すでに敗れる定めの敵に勝っているのである。だから、戦上手は、絶対負けない条件を整えた上で敵のスキを逃すことがないのだ。そのため、勝利する軍隊は戦う前にまず勝つための条件を整えてから戦いをはじめるが、負ける軍隊は戦いを始めてから何とか勝とうとするのである。
古来より数多くの戦いがありましたが、分析してみると、弱者が強者を倒したケースは非常に稀です。孫子も勝って当たり前の状況を作り出すのが、優秀な兵法家と考えていました。
孫子は「善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり」の一説で、敵には決して負けない万全の態勢で戦いに臨み、かといって力押しをするのではなく、敵が焦って隙を見せた時に逃さず叩く。それこそが損害を最小限に抑えて勝つことで「戦上手と呼ばれる人は勝ちやすい状況で勝つべくして勝ってきた」と説いています。
印象に残るような戦いをする人が戦上手ではないということを、「印象に残るような仕事をする人が有能なビジネスマンではない」と読み替えると、現代のビジネスシーンでも通用するように思います。
9/16 新美
2019年09月08日
朝顔の花が開くのは、ほんの一時だけです。それ以外は、美しい花を開きません。
これは、人間が生きていく上でも、同じようなことが言えます。人生において、花開く時は、そんなに長くありません。ある期間、花を開くと、その後は枯れ行くのみです。
ほんの一時、美しく花開くために、とても長い時間を準備に費やします。
朝顔であれば、種から芽が出て、葉を広げ、つぼみができて、そうしてようやく花開く準備が整うのです。人間も同じです。花開く短い期間のために、その瞬間のために何十年と努力し、少しづつ成長していくのです。ですから、なかなか花開かないと嘆く必要はありません。みな、花咲く運命を持った種なのです。
もちろん、大きな花を咲かす種、小さな花を咲かす種、鮮やかな花を咲かす種、地味な花を咲かす種などいろいろあります。でも、いつかは花開くのです。
下積みが長くても、嘆かないようにしましょう。また、すでに花を咲かせた人は、永遠に花咲いた状態が続くと思わないようにしましょう。
いつかは、枯れて行くのです。
寺澤
2019年08月31日
「価格」というのはモノにつけられた値段なので、安ければ安いほどうれしいものです。
対して「価値」というのは、モノから自分が受けた影響を指すので、高ければ高いほどうれしいものです。
「価値」が高ければ「価格」はあまり関係のないものになります。
逆に「価格」が安ければ「価値」が上がるかというと、そこまで変わりません。
「安いけどそれなり」の実感では、「価値」は上がりません。
「安いのにほんとこれはすごい」であればそれに見合う、もしくはそれ以上の「価値」が発生します。
自分の身の回りを「価格の安いモノ」でまとめたいですか?
それとも、「価値の高いモノ」でまとめたいですか?
自分の周りの人も含めた「みんな」はどちらを選びたいでしょうか。
自分が扱うモノの価値を意識するようにします。
価格は後から考えればよいのです。
時代とともに価値は変化していきます。
しかしお金は必ず価値があるほうに流れるようになっています。
価値は人によって感じ方が変わるものです。
「自分にとっての良し悪し」が価値観となります。
「価格が高いか、安いか」ではなく、「みんなが買っているから」ではなく、
自分にとって「価値が高いか、低いか」で判断して、本質を見極めることが大事です。
櫃田
2019年08月25日
敵の実力や現状をしっかりと把握し、自分自身のことをよくわきまえて戦えば、なんど戦っても、勝つことができるものです。なにか問題を解決するときも、その内容を吟味し、自分の力量を認識したうえで対処すれば、うまくいくものです。
情報化時代といわれて久しいものがあり、「敵を知る」ための情報を入手するのにはたいへん便利な時代となりました。入手したい資料はネットやデーターベースのなかに組み込まれていることが多く、いながらにして一通りのものは集められます。
注意しなければならないのは、情報が多様化して、本質がつかめないこと、それにマスコミなどによって報道されたものが真実なものとして一人歩きしているということです。「彼を知る」ということは、表面に現れた「通り一遍の情報」でなく、「高度な情報」をいかに多く集めるかということです。
しかし、いくら「精度の高い、価値ある情報」を収集することができても「己を知る」ということができていない場合には、「戦うごとに必ず敗る」という結果に陥りやすいといえます。
「己を知る」ということは、容易なようにみえて、なかなか難しいというのが、筆者の実感です。
自己認識の判断の誤りは、過小評価と過大評価の2つの場合があり、両者とも戦う場合のマイナス要素となります。
過小評価の場合は、積極的に、打って出るべき事態に対し慎重になりすぎて、決定や施策がノビノビになってしまうものです。
自己の実力、自社の実力を過大評価するのはもちろん危険です。
権力者や、実力者といわれる人物が陥る最も大きな民は、「己を知る」ことの不足からくるものです。
本田