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第281回 才子、才に倒れる

2019年01月14日

人間にとって一番大切なのは、人間性であり、心です。精神的にどれくらい成長してきたのかが、何よりも重要です。才能は、人間性が優れていて初めてコントロールすることができるものです。

もし、人間性が磨かれていなくて才能だけある人は、才能のコントロールが効かず、才能に振り回されて、とんでもない大失敗をしたり、自滅してしまうのです。

「才子、才に倒れる」ということわざにつきましては、才能だけを過信するのではなく、人間性もしっかり磨いて、人間性で才能を上手にコントロールする必要があるという意味も含んでいるのです。

まずは人間性を磨くべきで、才能だけに偏って磨き続けるのは、非常に危険ということです。

人間性とは主人であり、運転手であるため、才能だけ優れている人は、 運転手のいない自動車のようなものです。

運転手がいないので、コントロールが効かず、交通事故を起こしてしまうのです。くれぐれも才能を過信して暴走しないように、 注意しなければいけません。

寺澤

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第280回 自分を磨く

2019年01月06日

鉄が使わないと錆び、淀んだ水がにごり、寒中に凍るように、精神も用いずしては損なわれる

―レオナルド・ダ・ヴィンチ―

イタリアを代表する建築家のレオナルド・ダ・ヴィンチはこう言います。ダ・ヴィンチは建築だけでなく、音楽や絵画、科学、数学といった分野でも才能を発揮しました。また、アメリカ人奴隷解放活動家であるソジャーナ・トゥルースも「肉体を作るのは精神である」という言葉を残しています。

二人は何を伝えたかったのでしょうか。鉄は使わないとさびて土にかえります。これを才能に置き換えると、見出されなかった才能や能力は、日常や常識に埋もれたまま私たちは人生を終えてしまうということです。また、せっかく見出された才能や能力も磨かれることがなければ、いつの間にか意識されることなく埋もれてしまいます。

自分の才能(能力)に気づく

これまで生きていたように、自分なりの独自のやり方では、自分の才能に気づくことはできません。どうすれば気づくことができるでしょうか。

わかりやすい視点として「身体を磨く」、「知性を磨く」、「心と精神を磨く」、「人間関係を磨く」の4つがあります。具体的にどのようなことかを以下に挙げます。

身体を磨く:毎日20分ストレッチをする、スポーツジムでトレーニングをする。十分な睡眠時間を取る、身体によい食べ物を摂るよう心がける

知性を磨く:毎朝ニュースを観る、国内外の社会情勢を積極的に知る、セミナーに行って勉強する、その道の専門家の話を聞く

心と精神を磨く:ポジティブな言葉を使う、毎日日記をつける、メンターを見つける、自分の使命を毎日意識して過ごす

人間関係を磨く:自分/人/物事との約束を守る、相手が喜ぶことをする、いろいろな場や人に出会う

意外と身近なことだと感じた方も多いのではないでしょうか。反対に、これらの視点にもとづいて、磨かなかった場合をイメージするとどうでしょう。

磨く努力をせずにだらだらと毎日を過ごしていると、毎日に張り合いがなくなり、気づいたときにはなりたい自分から離れてしまいます。日々、小さなことの努力が積み重なり、充実した毎日を送り、なりたい自分に近づくことができます。

今日から、あなたは何を始めますか。その先に、どのような自分が待っていると想像しますか。できることから始めてみましょう。

本田

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第279回シェーンブルン宮殿

2018年12月22日

オーストリアの首都ウィーンにあるシェーンブルン宮殿は、17世紀末に夏の離宮として建てられたのが始まりで、18世紀、女帝マリア・テレジアによって現在の姿に改築されました。シェーンブルンとは「美しい泉」という意味で、宮殿の名前はこの地に湧き出る清らかな泉にちなんでつけられています。
1740年にハプスブルク家の家督を継承したマリア・テレジアは、ハプスブルク家が支配する神聖ローマ皇帝の象徴ともいえるこの壮大な宮殿で、啓蒙主義的政策を行って国力の維持に努めました。
重厚なバロック様式の外観は、マリア・テレジア・イエローと呼ばれる色で統一され、内装は優美なロココ様式の装飾が施されており、総部屋数は1400以上にものぼります。「会議は踊る、されど進まず」の言葉で知られるウィーン会議の舞踏会の会場となった大広間「グローセ・ギャラリー」や、6歳のモーツァルトがマリア・テレジアの前で御前演奏した「鏡の間」が有名です。また、世界最古とも言われる動物園やガラス建築の植物園、花壇を中心に広がる庭園が建造物を引き立てています。
ちなみに今のこの時期は、宮殿のお庭でクリスマスマーケットが開催されています。世界遺産の宮殿の前で開かれるクリスマスマーケットは荘厳な美しさが印象的で、是非一度は行ってみたいです。
加藤

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第278回 休眠口座に注意

2018年12月16日

休眠口座とは、長い間引き出しや預け入れなどの取引がされていない銀行預金のことです。最後にお金を出し入れした日や定期預金の最後の満期日から、銀行によって変わってきますが、5~10年以上たったもののうち、預金者本人と連絡のつかないものをいいます。どのような口座が休眠口座になっているかというと、子供の頃や結婚前などに使っていた口座や亡くなった方の口座などが多いようです。金融庁によると2011~2015年度において毎年平均1,000万口座、1,000億円を超える休眠預金が発生しているそうです。

2018年1月から施行された「休眠預金等活用法」により、休眠口座の預金は所定の機関に移管され、民間公益活動に活用されます。対象となるのは2009年1月1日以降の取引から10年以上取引がない普通預貯金や定期預貯金です。つまり2019年1月から移管される口座が発生することになります。口座を作ったものの、放置されている口座はありませんか?一度確認が必要ですね。

長く取引されていない1万円以上の残高がある口座は、休眠口座になる前に金融機関から通知が行われます。ゆうちょを除き、休眠口座として移管された後でも、通帳やキャッシュカード、本人確認書類などを持っていけばいつでも引き出すことができます。

今後、民間公益活動に利用されることになった休眠口座。手続きをすれば払い戻しはできますが、手続きが煩雑になる可能性があるので、このタイミングで口座の整理をしてみるといいかもしれません。

甲村

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第277回 悪妻は百年の不作

2018年12月09日

良い妻を持つということは、非常に大切です。妻の良し悪しが、夫の仕事面や社会面にも、非常に大きな影響を与えるからです。良妻賢母になれる女性が、男性からすると理想的ですね。しかし、もちろん、そんな理想的な女性ばかりとは限りません。

日本のことわざでは、悪妻を持つことは、百年の不作にも匹敵すると言っています。百年の不作が実際に起きますと、農家の人たちは、生きていくことができないほど、大変な苦労を味わいます。だって、収穫がなくなってしまうのですから。

昔の日本人は、それくらい、悪妻を持つことに対して、注意を払っていたということです。

妻を選ぶときは、慎重に行いましょう。いろいろと協力してくれる妻であれば、人生のとても大きな支えとなってくれます。ただし、あまりに慎重すぎると、婚期を逃してしまうので、

慎重すぎるのも考えものです。

しかしながら、このことわざを思い出して、良い妻となる人を、一生懸命探しましょう。

もちろん、縁がなければ、結びつくことはありません。また、類友の法則により、自分に似た人と夫婦となることが多いのですが、悔いのないように、できるだけのことは、しておく方がいいでしょう。

寺澤

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第276回 来年の目標達成へ

2018年12月02日

年末が近づき来年の目標を考えることが多くなってきた。

今年立てた目標を達成出来たかと言うと正直途中忘れた時があるし、達成できるかと言うと微妙だ。もちろん年を越すまで諦めず取り組む。だが、来年も同じことを繰り返しては私はこのまま成長しないで漠然と日々を過ごしてしまう。これではなりたい自分は理想でしかない。

なりたい自分に向かい目標を立て改善修正を来年はしようと考えている。

そのために私が考えた目標の立て方、修正の仕方は1年、1ヶ月、1週間の目標を立てる日々を作ることです。

1日ずつするのも考えたが自分の性格上それでは「明日はいいだろう」と甘えが出ると考え、三日坊主を避ける為にも1週間にした。

来年こそは計画性を持ち目標達成へと向かう1年にしよう。

本田

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第275回ストーンヘンジ・エイヴベリーの巨石遺跡

2018年11月25日

イングランド南部のロンドンから、西へ約200kmのソールズベリー平原に残るストーンヘンジと、そこから北へ約30kmに位置するエイヴベリーの巨石遺跡が、巨大文明時代の存在を証明するとして世界遺産に登録されています。
ストーンヘンジとは、巨石で作られた環状列石(ストーンサークル)のことで、ヘンジとはメンヒル(立石)に横石を積んで繋いだ構造物をさします。土塁や堀が残る直径約100mの台地の上に、高さ4~5mほどのメンヒル約30個が、直径約30mの大きさで円形に並べられています。その円の内側には、青みがかったブルーストーンと呼ばれる石で築かれたメンヒルが残り、中心には3つ石を門の形に組んだトリリトン(三石塔)5組がU字型に配置されています。台地の北東の入口に立つ玄武岩の巨石ヒールストーンと、ストーンヘンジの中心を結ぶ直線上に、夏至の日の朝日が昇るため、ストーンヘンジは、太陽崇拝の祭祀と天文観測を行う場であったと考えられています。
エイヴベリーは約1.3kmの外周に約100個のメンヒルが配置されたヨーロッパ最大級の環状列石で、倒れたり土に埋もれたりしていた巨石が1930年代の発掘調査で復元されています。
これらの巨石遺跡は、紀元前2800年から前1100年頃に築かれたと考えられています。用いられた石は、約40km離れたマールバラ丘陵や、約400km離れたウェールズの山脈から産出されており、どのように運び込まれたかはまだハッキリしていないそうで、運搬や加工には高度な技術が使われていると予測されています。
こういった謎こそが、古代文明の大きな魅力のひとつでもありますね。
加藤

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第274回 文字を書く習慣

2018年11月18日

皆さんは最近文字を書いていますか?デジタル社会の今、パソコンやスマートフォンで文字を打つことが増えてきているため、文字を書くことが減ってきていると考えられます。自分自身も学生のころと比べると減ったように感じます。

パソコンを使うことのメリットはかなり多いですが、文字を書くことのメリットもたくさんあります。

まずは脳の活性化にいいということです。「文章を書く」ことは、右脳と左脳の両方を使い、さらに紙に書くことで、手を動かす運動野が使われます。また実際に鉛筆やペンで紙に「書く」ことは、物覚えや思考の手助けとなります。

次に、物事をまとめ、クリアにできるという点です。頭に思い浮かんだことを、何度もくりかえし考えてしまい、頭の中がぐちゃぐちゃでうまくまとまらない時ってありますよね。文字に書き出してみると、自分の考えをまとめ、確認し、自分を見直すことができます。

さらに、物忘れ防止の効果もあります。日頃から文字を書く習慣を付けていると、忘れにくい脳になります。なので、日常のちょっとしたことでも記憶できるようになり、物忘れが大幅に減少します。またパソコンばかり使っていると漢字が書けなくなってきたり、記憶力が非常に低下してきてネットで検索して思い出すことが多くなってきます。

その他には、文字を書くときには、指先を繊細に動かすために、脳がとても集中するということで集中力が高まるという点や、書くことで自分の感情を整理して、ストレス解消になるという点もあります。 文字を書く機会というのは減ってはきていますが、たくさんメリットがあるので文字を書く習慣をなくさないようにしたいと思いました。

話が若干逸れますが、手書きのメッセージや手紙ってもらうと嬉しいですよね。手書きの文字は温かみがありますし、気持ちがよく伝わってきます。メールでのやりとりが主流な今ですが、手紙を送りあう文化はなくならないでほしいと思います。

甲村

 

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第273回 風の中で育った木は根が強い

2018年11月11日

 

「風の中で育った木は根が強い」ということわざには、困難な状況で生きていると、そのような状況に慣れて耐性も付いてくるので、より力強く生き抜いていけるようになるという意味があります。

実際のところ、逆境にもまれて、苦しみや悲しみを耐えて生き抜いてきた人は、非常に忍耐力が強くなっていますし、ちょっとした困難にはへこたれないようになります。

これは、人間の心というものが、逆境や困難に遭えば遭うほど強くなり、忍耐力もアップする性質を持っているからなのです。

人間の心には、環境適応能力があります。生ぬるい人生を送っているよりは、逆境や困難に立ち向かう人生の方が、人間の幅が出て、より大きな心、より強い心を養うことができます。

そのため、昔から、「かわいい子には旅をさせよ」とか、「若い時の苦難は、買ってでもしろ」などと言われているのです。

人間誰しも、人生のいろいろな場面で、無数の選択を迫られますが、自分をもっと強くし、幅の広い人間になりたいのであれば、より困難な方を選んでいくのがよいということです。

もし、楽な方、楽な方に向かっていく人生を選択してしまいますと、人間性がなかなか磨かれず、精神的成長が少ない人生となってしまいます。

寺澤

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第272回 上質な物を身につける良い影響

2018年11月04日

 

上質な物を身につけたとき、こんな良い影響があります。

・立ち振る舞いが丁寧で優雅になる

・大切に使うので長持ちする

・身につけていて気分良く過ごすことができる

・上質な物には「良い気」が流れているので身につけた人の「気」を高めてくれる

 

これらはとても大切なことで、お金持ちの方たちが上質な物を身につける理由の一部でもあります。

しかし、これらの効果は、「気に入って何回も使う」ことによって得られるものであるということを忘れてはいけません。

上質な物はただ買うだけでは何の意味もないのです。

気に入って何回も使うことによって、その洋服や小物たちは、本当の意味で価値のある「上質なもの」になると考えています。

高い=上質であるわけではないのはもちろん、「品質が良いですよ」と専門家が言うようなものであっても、

それが自分にとって価値がないものであるなら、本当の意味で「上質な物を身につける」とは言わないと思うのです。

奮発して自分では高いと思う上質な物を買ってはみたものの、「汚すのが怖い」「普段使うのはもったいない」などの理由で使わないという人がいます。

はっきり言って、「高すぎて使わないなら、あなたにとって良い物ではない」です。

現実的な話をすると、高い物を買ってもほとんど着ないなら、非常にコスパの悪い買い物ということになります。

どんなに高級で良い物であっても、ただ高かっただけのもの。

何の価値もない物に成り下がってしまうわけです。

高かったけれど気に入って買った物があるのであれば、何回も何回も使いましょう。

そうしてこそ、本当に「上質な物を身につける」ことになるのです。

高級なもの、上質な物が良いとは言うけれど、単にそれは値段や縫製などの品質そのものだけではないということです。

気に入った物を身につけて気分が上がったあなたは、きっと周囲からも素敵に見えているはずです。

本田

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