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第291回環境の力

2019年03月25日

皆さんは、普段自分のいる環境を自分の意思で決めていますか?自然の流れでその場にいませんか?
「なりたい姿」があるのなら、自分の意思で環境を変えることが大事なんだそうです。人は環境に依存します。居心地のいい環境に入り浸ってしまっては自分を成長させることは難しいです。
環境を変えるとは場所が変わるだけと思っているかもしれませんが、環境を変えることが人間関係を変えることなのです。
環境が人を創ります。その場にいる人たちがそのまま自分の考えになってくるのです。
自分が「どうなりたい」「どうありたい」と思う先には実現している先輩がいるはずです。その先輩のことを自然に尊敬できると思いますし、尊敬している先輩の真似をするために、多くの時間をその先輩の近くにいることが大事になります。尊敬する先輩の近くで、思考・言葉を近づけることで行動を変えていくのです。
仕事で結果を出す人と出せない人、お金を持っている人とあまり持っていない人の差は「考え方」と言われています。その人の「考える力」や「思考力」こそが、人を創るのです。そういう人のそばにいることが、なりたい自分に近づく一番の近道かもしれません。
加藤

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第290回 四季を楽しむ文化

2019年03月17日

少しずつ暖かくなり春を感じる気候になってきました。もう少しすると桜が満開になり、お花見を楽しめるようになります。このように季節ごとの行事を行ったり、移り行く景色や花を楽しむのも四季を大事にする日本ならではという感じがします。

日本人が外国人に日本をアピールするときに、四季があることが挙げられることが多いようですが、世界的にみると四季があるのは珍しいことではなく、他の国にも多くあるようです。

確かに他の四季のある国と比べると日本は四季の区別がはっきりしています。しかし日本人が四季があることをこんなにもアピールするのはやっぱり日本人が四季をありがたがる民族だからでしょう。そういえば、俳句に関して言えば季語を入れるルールがありましたし、平安時代には花見をする文化あったことを考えると、日本には大昔から四季を愛する文化があったことを伺わせます。

意外に思ったのは、日本には春には春の料理、夏には夏の料理、秋には秋の料理、冬には冬の料理といった定番が必ずありますが、海外は日本ほど季節ごとのグルメという考え方が根付いていないようです。

四季がある国は多くあるので、声を大にして四季があることをアピールするのは違うのかなと思いましたが、移り行く季節のなかで、景色や気候の変化を感じながら、季節ごとの行事、定番のグルメ、観光、ファッションなどを楽しむ日本の文化はとても素敵だと思います。それは私たちの生活を彩ってくれているものだと感じています。

甲村

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第289回 禍を転じて福となす

2019年03月10日

禍と福は相半するものです。プラスがあれば、マイナスがあります。そして、周期があります。禍があれば、しばらくして後に、福がやってきます。自然のリズムですので、上がったり下がったりを繰り返します。

しかし、禍、わざわいがやってきたときは、そこにわざわいが発生した原因を見つけることが大切です。必ず、結果には原因があります。そのままにしておくと、その波の基準点はそのままで、上がったり下がったりをこれからも繰り返します。

原因を突き止め、今後起こらないようにしておくと、その時点で、あなたはレベルアップします。今後起こる上下の波の基準点が上がるのです。もちろん、上下の波は、相変わらず続いていきます。でも、その問題を解決した後は、レベルアップした一段階上の波がやって来るのです。

寺澤

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第288回 あやつり人形

2019年03月04日

自分の人生は、誰のものでしょうか。

自分の人生は、自分のものです。

誰からも奪えない、自分の財産です。

 

しかし、自分の人生にもかかわらず、強く意識している人は、少ないように思えます。

世間体やお金を気にして、やりたいことを我慢する日々です。

 

たしかに世間の人々に対する体裁は大切です。

生活にはある程度の貯蓄も必要です。

計画的に生きることは、大人らしいです。

 

しかし、世間体やお金を意識しすぎていると、自分のやりたいことは何もできなくなります。

他人の目を気にした行動は、他人に動かされている人生です。

他人や世間から操られる、あやつり人形です。

行儀はいいかもしれませんが、思うように生きていません。

あやつり人形のような生き方は、もうやめることです。

自分の人生は、誰のものでもない、自分のものです。

操られている糸を、自分で切ってしまいましょう。

自分の力で立ち上がり、行きたい方向に歩みます。

それが人間です。

自分の人生ですから、もっとわがままに生きるべきです。

好きな勉強をしたり、読みたい本を読んだり、見たい映画を見たり、好きな人と付き合ったりすべきです。

好きなアーティストのコンサートを見に行ったり、行きたい国に旅行に行ったりしてみましょう。

相性のいい友達と好きなだけ話をして、大笑いしてもいいでしょう。

自分の人生ですから、自分の好きなように生きて、何が悪いのでしょうか。

他人から「わがままだ」と言われても「自分の人生くらい自分で決めさせてほしい」と言い返すくらいの勇気は持ちたいところです。

一度しかない人生は、楽しまないと損です。

自分が思うように生きてこそ、自分らしい人生が歩めるのです。

本田

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第287回ドゥブロヴニク

2019年02月24日

ドゥブロヴニクはクロアチア南部、アドリア海に面した小さな港町で、7世紀初等から上海交易の重要拠点として発展しました。アドリア海にの紺碧を背景に白壁とオレンジ色の屋根が連なるその街並みは、「アドリア海の真珠」とも称されるほどの美しさで、映画「紅の豚」のモデルにもなった街です。
13世紀に共和制の自治都市となってから、ビザンツ帝国、ヴェネツィア、ハンガリー、オスマン帝国と宗主国を変えながらも、自治を守ってきました。この都市では伝染病を防ぐために公衆衛生施設が早くから整えられ、ジェンナーの種痘法開発に先立つこと12年、1784年に全住民へ天然痘の予防接種が行われていたとされます。高さ約25mもの強固な城壁が街の4つの要塞を結んでおり、その美しさが認められ1979年には世界遺産に登録されます。しかし、1991年以降のユーゴスラビア内戦により建造物の7割近くが破壊され甚大な被害を受けたことにより、同年、危機遺産として登録されることになりました。現在は、市民の手によって中世の街並みを再現することに成功し、1998年には危機遺産リストから脱しています。
この美しいドゥブロヴニクは私が今1番行きたい場所でもあるので、ぜひ興味を持たれた方がいたら1度調べて見てください。
加藤

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第286回 インプット<アウトプット

2019年02月17日

インプットとは、知識や経験を自分の中に取り込むことで、アウトプットというのは自分の中の経験を外に向けて表現する(発信する)ということです。具体的に言うと「読む」「聞く」がインプット、「話す」「書く」「行動する」がアウトプットです。

知識、情報、経験をインプットし蓄えることは大事ですが、アウトプットをすることでそのインプットした内容が定着すると考えられます。例えば本を読むというインプットをし、その感想を友人に話したり、文章にして書く、また本の内容をもとに行動してみるなどのアウトプットをすることで本の知識が自分の中で確実に定着していくのだと思います。勉強でいうと教科書を読みこむインプットをし、問題集を解いたり、理解した内容を人に教えるといったアウトプットをし、インプットとアウトプットを反復、循環することが重要になってきます。

インプットとアウトプットの比率としては、インプット3:アウトプット7が黄金比率と言われているようです。勉強でいうと教科書をじっくり読みこんでしまいがちですが、問題集を解くのに時間を割いたほうがいいのですね。語学の勉強でも、単語帳や文法書を読み込むより、実際に話した方が身につくのが早いのでしょう。

知識を蓄えようと、たくさん本を読んだり、セミナーを受けてもそのままにしていては自分のものにならないのかもしれません。インプットよりアウトプットの比率を多くすることを意識し、インプットしたものを確実にしていけたらいいなと思います。

甲村

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第285回 朝起きは三文の徳

2019年02月10日

「早起きは三文の得」と言われることもありますが、朝早く起きると、良いことが多いという意味のことわざです。

実際に早起きした日と、朝遅くまで寝ていた日を比べてみますと、なぜか早起きした日は気持ちがよく、物事がとてもはかどることに気づくのではないでしょうか。

人間の体内には、日が昇れば活動し、日が沈めば眠るという体内リズムが埋め込まれています。その体内リズムに合致した生活をすることで、心身ともに活性化し、頭の回転もよくなります。

また、朝早く起きると、いつもより時間が多くなったように感じます。朝早い時間は、とてもすがすがしく、さらに頭もすっきりしていますので、雑用を先に片付けたり、一日の計画を立てるのにもってこいの時間です。早起きをすると、物事を行うときの億劫さや怠け心が小さくなります。なぜなら、一日の一番最初の難関である、ずっと眠っていたいという怠け心に打ち勝つからです。この勝利の体験は、一日中持続します。早起きすると、一日中、決断力が冴え、億劫なことでも自然とやる気が出てきます。

寺澤

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第284回 継続は力なり

2019年02月03日

どんな成功者も継続することで理想の未来を掴み取ったわけですし、継続することが大切なのは言うまでもありません。

そんなことから、『継続は力なり』を座右の銘とする人も非常に多いですよね。

しかし、実のところ世の中の大半の人が『継続は力なり』の本当の意味を履き違えてしまっているのです。

そのために、結果として『成功する人』と『成功できない人』という、2種類の人間が生まれてしまうのです。

では、こうして成功する人と失敗してしまう人の差はいったいどこで生まれるのでしょうか?

今回は、そんな人生で成功を収めるために必要な『継続は力なり』の本当の意味にフォーカスしていきます。

偉大なイチロー選手が残した数々の名言の中で、印象的なものがあります。

それがこちら。

「僕には野球の才能はありません。

でも、続けることが出来ることを才能と呼ぶのなら僕にはその才能があります。」

非常に味のこもった、イチロー選手ならではの言葉でしょう。

たしかに、イチロー選手は特別な才能を生まれ持ったというわけでもありません。

しかし、継続することができたから成功できた、それは間違いなく1つの才能だと言うことができます。

ただ、ここでイチロー選手の言葉を間に受け、『継続すること』そのものが成功を導くと考えるのはいかがでしょうか。

ここで考えたいのは、注目すべきはイチロー選手が継続できた『理由』なのです。

つまり、なぜイチロー選手がここまで野球をひたすらやり続け、成功を収めるまで継続できたのか、その点に注目すべきなのです。

ずばりその答えは、イチロー選手が『結果』にフォーカスすることができたからなのです。

イチロー選手といえば、誰もが認める『努力の天才』です。

しかし、ただ闇雲に努力してきたというわけではなく、イチロー選手の努力の先には必ず『叶えたい未来』があったはずです。

つまり『プロ野球選手になりたい』という目標に向かって、そのために必要な事項を洗い出して毎日毎日素振りや走り込みを継続することができたから、結果としてプロ野球選手にもなれたのです。

そのため、イチロー選手は決して無駄な努力はしなかったでしょうし、いかにして『結果』を達成するかということに集中して努力を継続してきたと言えます。

これらのことから言えるのは、イチロー選手が成功できた本当の理由は、決して『継続したこと』そのものではなく『結果を見据えて継続し続けたこと』ということなのです。

イチロー選手の言葉から、『継続すること』そのものを美徳としてしまう人が多いのです。

しかし、先述した通りイチロー選手が成功できたのは、『結果を見据えて継続し続けたこと』が最大の理由でした。

プロ野球選手になりたいという『結果』を見据えていなければ、イチロー選手でも夢や目標を叶えることができなかったかもしれません。

また、これは野球でなくとも同じことが言えます。

自分の目指す目標や夢を達成するためには、その『結果』を見失わないこと、常にフォーカスし続けることが必要となります。

『継続は力なり』を謳い、継続するぞ!と意気込んだとしても、『結果』にフォーカスし継続しなければなかなか『力』にはなり得ません。

そのため、『自分は頑張っている』『なんでこんなに頑張っているのに…』と努力という『過程』ばかりに目が行ってしまうと、どんどん達成したい『結果』は遠ざかってしまいます。

『継続は力なり』という言葉自体は素晴らしいものですが、その意味を履き違えてしまうと一番大事な『結果』にたどり着くことはできないのです。

つまり『継続は力なり』の本当の意味は、努力という『過程』そのものではなく、『結果』にフォーカスし努力を継続することだと言えます。

本田

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第283回 自然遺産ヴィクトリアの滝

2019年01月28日

ヴィクトリアの滝は、ジンバブエとザンビアの国境地帯、ザンベジ川中流域にあり、「イグアスの滝」(アルゼンチン/ブラジル)、ナイアガラの滝(アメリカ/カナダ)と並ぶ世界三大瀑布のひとつです。ザンベジ川の水の重さで大地に亀裂が生じ、そこから落下した水によって大瀑布が形成されたとされています。以来、水流が川底を侵食し続け、現在の滝の位置は当初より約80kmも上流に移動しています。
1855年、この滝に到達したイギリスの探検家デビッド・リヴィングストンが、母国の女王にちなんで「ヴィクトリア」と命名したことでから現在の名前で親しまれています。それ以前は、現地の人々の間では「モシ・オ・トゥニャ(雷鳴の轟く水煙)」と呼ばれ、畏怖の対象だったとされています。雨季の増水期には、幅約2km、落差110~150mの滝を毎分5億ℓの水が落下し、巨大なカーテン状となり水煙をあげます。一方で乾季には、毎分1000ℓまで水量が減少することもあります。
一帯は滝の水煙に潤され、雨季と乾季を繰り返すサバンナ地帯であるにもかかわらず、900種類以上の植物が生息します。水と豊かな植物を求めてカバの群れや鳥類、ジンバブエの国獣であるウシ科のセーブルアンテロープなどの動物が暮らす一方、滝が魚の移動を遮るため、滝の上流や中流で全く異なる種類の魚が生息しているそうです。
下流にはジグザグ状の険しい渓谷がありますが、これはかつての滝のあとです。長い歳月の間に川の浸食によって滝は少しずつ上流へと移動してきました。現在あるのは8つ目の滝ですが、それも数万年後には姿を消し、また上流に新たな滝が誕生するとも言われています。地球の創世を思わせるこの“滝の化石”は、時代とともに生まれ変わり、私たちに壮大な自然の歴史を教えてくれています。
加藤

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第282回 休日は脳疲労をとろう

2019年01月20日

脳疲労とはストレスにより脳がヒートアップし、脳温度が下がらず休まらない状態です。ストレスにより疲労している脳は睡眠の時間にちゃんと下がりません。これが続くと、集中力低下、注意力散漫、物忘れ、やる気消失します。
脳疲労解消には何が効果的なのでしょうか?それは非日常を体験することです。日常でヒートアップした脳を、非日常でクールダウンすることです。疲労している脳と違う場所を使うことが大事になってきます。脳疲労の大きな原因は日常生活で脳の同じ場所ばかりを使う事にあります。非日常を体験すると普段使っていない別の場所が働き、疲労している場所が休まりリフレッシュできます。
非日常体験というと海外旅行にでも行って普段見ることのできないものを見たり、体験できないことをする、といったことを想像しますが、なかなかそのような時間とお金に余裕がなかったりします。そのようなことでなくても、映画や美術館に行ったり、家の中でもゲームや読書に入り込むだけでも効果があるようです。また、パンやそばなどを手でこねるなどの普段とは違う感触も、使っていない脳を刺激して脳のリフレッシュをもたらすようです。
私たちの脳はいつもとは違う刺激を受けることで元気になるのだと思いました。毎日同じことをくりかえし行動したり考えたりばかりはよくないと感じました。休日には日常から少し離れたことを取り入れてみることが大事なのでしょう。

甲村

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