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2018年07月15日
年齢とともに体は衰えていきますが、脳も衰えていきます。
しかし衰えを最小限に食い止めることはできます。その秘訣は「好奇心」にあるというのです。
確かにご高齢の方で元気に長生きされている方は、好奇心旺盛で流行に敏感な人が多いように感じます。
今まで趣味としていたものの興味が薄れてしまったり、人と接する機会が減ってしまったり、目標をもって頑張ろうと思わなくなってしまうと脳の衰えの危険なサインです。
脳の老化は、放っておくと更に進んでしまいます。少しでも「あれ、脳が衰えてきてるかも?」と感じたら、早めに対策をとることが重要です。
まず好奇心とは、珍しいことや未知のことに興味・関心をもつ心です。「知りたい」「見てみたい」「食べてみたい」といった感情ともいえますね。
好奇心をもっている人は、常に脳に刺激を与えることができるので「脳の老化防止」になります。しかし、好奇心がなくなってくると、脳は一気に衰えてしまうのです。筋肉と同じで、使えば使うほど新しい神経細胞が生まれ活性化されますが、使わないでいるとどんどん衰えてしまうというわけですね。
そのため、好奇心を持ち続けることは脳の老化防止に欠かせないのです。
とはいってもなかなか自分の興味関心が持てるものがなかったり、興味のない分野はなかなか頭に入ってこないものです。
どうすれば好奇心を高められるのでしょうか?
好奇心を高める方法として、ストレスを解消する、過去に夢中になったことを思い出す、とりあえず何かやってみる、などが挙げられます。
ストレスが溜まっていると「何もやる気が起きない」と無気力状態になってしまいます。まずはストレスを解消する必要があります。
過去に夢中になったことを思い出すというのは、過去に自分がどんなことにワクワクしていたか再認識するということです。ワクワク感を思い出すことで次はあれをやってみようと前向きな気持ちになれるはずです。
そしてとりあえず何かやってみるということ。とにかく「動く」ということです。大きなことをしなくて良いから、「情報探しに本屋に行く」「やりたいことを書き出してみる」「友人に電話してみる」など小さなことで十分です。自分から一歩踏み出すと、不思議と物事は動き始めるんだと思います。
いつまでも自分の好きなものに触れてワクワクして生きていきたいなと思います。また自分が興味のない話でも、ちゃんと聞いて自分の知識として増やしていくことも大事なのかなと思いました。そうすればいろんな人といろんな話を深くできて、人と接することがもっと楽しくなるのかなと思います。
好奇心を持ち続けて、いつまでも若々しい脳を維持したいものですね。
甲村
2018年07月08日
女性の一生をおおまかに4つに分けて春夏秋冬に例える考え方があるそうです。
生まれてから20歳までが春。この時代は親の言うことを聞いて、自分に決定権のない時代です。
21歳から40歳が夏。就職、恋愛、結婚、出産と女性のメインイベントはだいたいがこの時代で全部終わります。あとは自分の行事ではなく、子どもの行事があるだけです。
41歳から60歳が秋。冬が近づいてソワソワします。
61歳から90歳が冬。まだまだ元気ですが、一般に定年退職とか年金とかで老後と考えると、老いてくると経済力、体力、気力、常識もだんだんと子どものほうが優ってきます。なので、子どもから注意されるようになり、規制がかかってきます。ここもあまり自分の意志では動けない時代です。
こう考えると、自分の一生が80年とか90年あっても自分でコントロールできるのは約半分しかないということになります。
老後の三重苦は病気、貧乏、孤独です。この逆は健康、経済力、仲間(友達)です。冬になってなにもないことに気づいても遅いので、それまでに作ることが大事です。
冬の準備は何歳からでも早くないし、遅くありません。
幸せな冬になるかどうかは自分がいつ気づくのかで変わります。
自分次第です。
気がついた時から準備をして、幸せな冬の生活を送りましょう。
櫃田
2018年07月07日
「案ずるより生むが易し」ということわざは、あれこれ考えて悩んでいても何も始まらないけれど、何も考えずに実際に行動して何かを生み出す方が簡単だ、という意味を持ったことわざです。人間誰しも、あれこれ考えて悩んでしまう心理を持っています。
でも、そのように悩んでいても何も始まらないから、「えいやっ!」とすぐに行動してしまう方がいいということなのです。
昔の人は、観察眼が発達していましたから、あれこれ考えて悩んでいるよりも、すぐに行動する方が早いということを鋭く洞察していたのですね。
したがいまして、いつもあれこれと悩んでしまう傾向にある人は、「悩み始めたら、考えることを止めて、すぐに実行する」ことを心がけるといいです。
あれこれ悩んだら、結局のところは、行動しないという結果になります。
後で、「あの時、行動しておけば良かった」と悔やむことになるのです。
ですから、「何も考えずにすぐに実行する」ということが、とても大切になってきます。
あれこれ悩み始めるのは、何かしらの直感がはたらいて、「やった方がいいんじゃないか?」と感じたから、悩み始めるのです。
そして、直感とは、潜在意識からのお知らせですから、基本的には、素直に従った方がいいのです。
思考には正確な答えを瞬時に出す能力はありませんが、直感については、答えがスパッと湧き出てくるものです。
したがいまして、あれこれ悩むよりは、直感に任せてスパッと行動してしまう方が、うまくいく確率が高いということなのです。 寺澤
2018年07月02日
「慣れる(なれる)」と「馴れる(なれる)」とは、個人的にはニュアンス的に違うと思っています。
「慣れる」は「たびたび経験した結果、あたり前のこととして受けとめられるようになるとか、うまくできるようになる」といった一般に前向きなニュアンスで使う、いわゆる「なれる」という意味で、トレーディングでもまずは「慣れる」ことが大事です。
一方「馴れる」はこれは私のニュアンスですが、「たびたび経験した結果、なれっこにはなるけれど、ある意味それが当然のことと思うようになる」という意味だと思っています。
もちろん「慣れない」ために、どれも手を抜けなくて疲れることは確かで、「慣れる」ことによって、力の入れ具合がわかってきます。
たとえば、24時間力の入れ具合をわからないと、体力的に相当消耗することは確かだと思います。
私が申し上げたいのは「慣れることは」必要だけれども、「馴れては」いけないということです。
たとえば、今までをやれたことに「馴れてくる」と、所々疎かになり、漫然と仕事をしたり、ぬけがあってもそのままにしていたりということが、往々にして起きます。
この呪縛から解き放たれないと、致命傷を受けることにもなりかねません。
やはり「馴れる」ことなく、初心の気持ちを持ち続けることが、結局は、仕事をやり続けるために必要なことなのです。
そのためには、おかしいことはおかしいと思うことや、まずいと思えば素直に自分の非を認めることも大事だと思います。
要は、柔軟な思考が自分自身のために必要だと思います。
本田
2018年06月24日
姫路の世界遺産といえば、皆さんご存知かと思いますが、兵庫県姫路市にある標高46mほどの小高い丘陵、姫山にそびえ立つ姫路城のことです。大天守は外装が5層、内部が7階(地上6階、地下1階)に分かれ、白漆喰と総塗篭の外壁に覆われたその美しい姿はまるで天を舞う白鷺のようだということから、別名「白鷺城」とも言われています。上に行くほど反り上がる「扇の勾配」と呼ばれる石垣に囲まれ、螺旋状に入り組んだ曲輪や狭間、石落としなどの仕掛けが敵を迎え撃つように出来ています。そしてその外観の美しさと、城としての実用性を兼ね備え、日本の木造城郭建築の代表例として、1993年世界遺産に登録されました。
姫路城の起源は、南北朝時代の1346年に、赤松貞則が築いた砦でした。その後16世紀後半に羽柴秀吉が入城すると、毛利氏との戦いに備えて本格的な改修を行い、3層の天守閣を築きました。さらに、関ヶ原の戦いの後に城主になった池田輝政が、9年間に及ぶ大改修を行い、ほとんど現在の姿に整えられたとされています。
そして池田輝政の姫路城をさらに整備した人物が、あの本多忠勝の息子忠政でした。優美な西の本丸は、嫡子忠刻の正室で2代目将軍徳川秀忠の娘である千姫のために造営したものです。また、この忠政の一時期に宮本武蔵が城に身を寄せたという伝承も残っています。
姫路城は、1615年の徳川幕府による大名統制策である一国一城令や、明治維新の廃城令、さらに第二次世界大戦の空襲など破壊の危機を何度も乗り越え、1956年から行われた「昭和の大修理」のお陰でほとんどの建築物がかつての姿を残しています。
私も去年初めてこの姫路城を観に行ってきましたが、とても優雅で美しかったです。お城や歴史に興味のない人でも絶対に感動出来ると思うので、そういう人にこそぜひ行っていただきたいなと思います。
加藤
2018年06月17日
梅雨の時期になりました。すっきりしない天気が続き夏が待ち遠しいです。
この時期見ごろのお花といえばあじさいですよね。先日出かけたときにたくさんあじさいが咲いているところを通りかかってすごくきれいでしたし、とても癒されました。
花はフラワーセラピーと言われるように、ストレス軽減に絶大な効果があるようです。花を見ていると、癒しのホルモンといわれる、ノンアドレナリン、セロトニン、ドーパミンが分泌され、気持ちを安定させて、ストレスを減少してくれるのです。
ちょっと疲れたときは、きれいなお花や植物を見に行ったり、部屋にお花を飾ってみるといいですね。部屋に飾ると心理的な影響だけでなく、部屋が明るくなるという点もあります。インテリアとして部屋の雰囲気を変えるのにもいいです。
また花が与える影響として、犯罪を減らす可能性があるということです。町の植物を3段階に分けて、それぞれの場所の犯罪の発生率を調べたところ、全体では半減し、最も植物が多い場所は最も少ない場所と比べて、52%も少なかったそうです。これを心理学者は、花や植物が持っている癒しのパワーが人を和ませ、犯罪を減らしたと考えているそうです。花や植物の多さが治安にまで影響するとは興味深いなと思いました。
さらに健康にもいい影響があるようです。洗面所に、赤やオレンジの花を飾ると、血液の循環が良くなって元気になったり、ダイニングに黄色の花を飾ると食欲が増したり、白い花にするとダイエットに効果があったりと、花は色や香りで効果が変わってきます。花を全て統一するのもいいですが、部屋ごとに使い分けると、和み以外の効果を発揮してくれるようです。花は香りもあるので、目だけでなく、嗅覚も刺激され、健康になっていきます。ただ色を眺めるのではなく、花を眺める事が重要になります。
花が人に与える影響はなかなかたくさんあるようなので、ちょっと部屋に飾ってみようかなと思いました。また季節ごとに見ごろも違うので、季節ごとに見に行けたらいいなと思います。
甲村
2018年06月10日
先日、お休みを頂いて四国へ新婚旅行に行って参りました。行き先に関しては(私:景色や風景を楽しみたい。観光名所を訪れたい。妻:おいしいものが食べたい)これらを考えて計画しました。その様子を報告させていただきます。
~1日目~
名古屋を出発し、しまなみ海道を越えて四国は愛媛県へ上陸しました。愛媛県といえば、みかん、鯛めしです。美味しくいただきました。
江戸時代から昭和まで続いた別子銅山の施設跡を利用した道の駅「マイントピア別子」へ向かいました。また、東洋のマチュピチュと呼ばれる東平地区へも行きましたが、あいにくの天気でよく見えませんでした。(気になる方はネット検索を・・・)
夜は高知県へ入り、生かつおのたたき・ウツボのから揚げをいただきました。普段食べているものは冷凍のかつおですが、新鮮なうちに食べることができる生のかつおは、やはりおいしいです。高知ではウツボもよく食されているようです。
~2日目~
坂本龍馬で有名な桂浜へ。坂本龍馬記念館では、龍馬の書いた手紙や資料などが展示されておりました。
次のパビリオン「龍馬伝」幕末志士社中では、「龍馬伝」の撮影で使われた坂本龍馬の生家を再現したセットがありました。衣装も着て撮影もすることができました。
個人的に楽しみにしていた沈下橋も走行してきました。沈下橋の特徴として、橋の上に欄干がないか、あってもかなり低い欄干のものとなります。これは川の水が増水したときに、流木や土砂が橋に引っかかって橋が壊されたり、川の水がせき止められて洪水になることを防ぐことを目的としています。仁淀川や四万十川の沈下橋を走ってきました。通行する際はご注意を。
先ほど述べた仁淀川ですが、透明度が高く独特の青色をしていることから「仁淀ブルー」と呼ばれているそうです。それがよく見ることができる「水晶淵」という場所へ行きました。あいにくの曇り空でもとてもきれいな青色を見ることができました。スマホの写真ではあまりお伝え出来ないのが残念です。
~3日目~
四国最南端の足摺岬展望台。
海がとてもきれいな「柏島」。ダイビングにも人気がある場所です。沖縄の海よりもきれいだと言う人もいるそうです。確かにここは「入りたい!」と思えるようなきれいさでした。
愛媛と高知の県境にある四国カルストへ。日本三大カルスト(四国カルスト、山口県の秋吉台、福岡県の平尾台)のひとつです。浸食作用で地表に露出した石灰岩が点在しております。また、乳牛の放牧地帯としても有名で、多くの牛が放牧されていました。
香川へ入り、さぬきうどんをいただきました。
~4日目~
瀬戸内海へ浮かぶ小豆島へ、フェリーを使って上陸しました。小豆島のオリーブが国内栽培の発祥地とされており、オリーブの生産も盛んでした。オリーブを中心に観光しました。
最初はオリーブ公園です。インスタ映えする写真が撮影できます。オリーブの雰囲気が女性に受けるのではないでしょうか。オリーブ以外にもお花が咲いていました。
お昼にはオリーブそうめんもいただきました。オリーブオイルを少量垂らし、さっぱりとおいしかったです。
エンジェルロード。干潮になると陸続きになります。恋人たちには人気があるようです。
棚田も見ることができました。
最後に徳島へ戻り、大鳴門橋でパシャリ。淡路島と徳島の間、鳴門海峡を結ぶ橋です。
四国最後のご飯は、お刺身を。太刀魚の炙りはすだちをかけて、おいしかったです。
皆様のご協力のおかげで、とても楽しい旅行にすることができました。ありがとうございました。 寺澤
2018年06月03日
職場でいいますと、上司が部下に“あれをしておいて”、“これを考えておいて”と一方的に指示をする場面に例えられますね。よくみられる光景です。逆に、上司が望むことを部下が「私がやります」自ら率先してやる場面もあります。これこそまさに“伝える”と“伝わる”の違いではないでしょうか。
“伝わる”という言葉は、“伝える”と一文字しか違いませんがその差は大きいものとなります。
前者の上司と部下の関係で言いますと、上司はしっかりと伝えたつもりが伝わっていなかった…。もしくは、部下が「はい」とは言ったものの心では納得していないという状況も充分に起こり得ます。
相手が自ら行動に移して初めて伝わったと言えるという事です。
スティーブジョブスの新商品発表のプレゼンテーションのレベルが低かったら商品の売れ行きにも大きく左右するはずでしょう。この“伝わる力”が向上すれば成果に大きな影響が現れます。
つまり“伝わる力”の向上は、組織の業績や利益・収益に大きく関わってくるものだという事がわかります。
しかし、成果に大きな影響を及ぼすこの“伝わる力”を感覚的に捉えセンスの有る無しで判断されている方が多いように思います。あなたはどうですか?
“伝わる”には、センスのありなしは全く関係がないと私は考えています。
ある結婚披露宴に参列した時2名の友人スピーチが始まったのです。その2名は新郎新婦のキューピットとなった男性と女性でした。
まずは女性のスピーチからです。
女性は、人前で話すことに慣れているのでしょうか。笑顔で歩きながらマイクの前に立つとアナウンサーのようなきれいで流暢な言葉でお祝いを述べました。もちろん、彼女のスピーチが終わると拍手が沸きます。
そして次に男性の番です。
その男性は自分の名前が呼ばれると紙を手に持って席から高砂の横に向かいました。明らかに緊張してガチガチでナンバ歩きのようになっております。その時点で会場に緊張感が漂いました。
そしてその男性は、紙を前に出して手紙を読み始めたのですが手が震えてしまって全く読めないのです。震える紙と、産まれたての小鹿のように怯えた姿に会場がざわめきました。
彼は、一生懸命手紙を読もうとするのですが声が出ません。「がんばれー」という女性からの声も聞こえます。
その時です!
その男性は悔しい顔をした後、彼は別人のようになって自分の言葉で新郎新婦との思い出を語りました。
その話の途中です。彼は、新郎を見ました。すると新郎は目を赤くして涙をためています。その姿を見た男性は「お前が泣くのは反則だよ」といってゲストを無視して、背中をみせて涙を堪えているのです。
その間はずっと無言です。しかし、言葉がなくてもゲストは皆、その姿に目頭を熱くしました。
そして、彼は「本当におめでとう!」という実感を込めた言葉で締めると、割れんばかりの拍手が会場中を包んだのです。
彼は、話上手でしょうか?話下手でしょうか?彼は、センスがあるのでしょうか?ないのでしょうか?
おそらく、話下手でセンスはないはずです。しかし、彼が会場中に感動をもたらしました。
つまり、“伝わる”本質は、話が上手い・下手、センスのある・なしを超えていると思うのです。
ここでこの話下手の男性が会場中に感動を巻き起こした3つのポイントをまとめてみたいと思います。
1:自分をさらけ出し、かっこつけていなかった。
出し切っていないプロよりも出し切った素人の方がよっぽど感動するとは、まさにこのことです。アナウンサーのように格好良く流暢に話すことが“伝わる”事ではありません。
彼は自分をさらけ出したことにより、お祝いしたいという想いがコップから溢れた水のように腹底から出てきました。だからゲストが感動したのです。逆に格好つけたり自分を装ったりすると、この腹底からの想いは溢れ出てきません。
2:その場に存在することができた
その男性は、名前を呼ばれて手紙を読むまではなぜその場に存在することができていませんでした。スピーチする理由が、「無事に速く終わらせたい」「緊張する」「失敗したらどうしよう」というものだったかもしれません。
しかし、手紙を振り下ろしてからは、“新郎新婦を祝いにこの場に来た”というスタンスに明らかに変わりました。そのため存在感がまし、ゲストを一瞬で惹きつけたのです。
3:実感して自分の言葉で語った
手紙を読むのではなく、彼は自分の言葉で新郎新婦へのお祝いの言葉を実感して語っていました。この実感して語るというのがポイントです。腹落ちしていて上辺でも嘘偽りでもなく言葉の奥に彼の純粋な祝福の想いが実感地としてこもっていました。ゲストの方の目頭が熱くなるのも当然です。
2018年05月27日
フィレンツェ歴史地区とは、イタリア中部の都市フィレンツェにある、観光地としても高い人気を誇る世界遺産のことです。
14世紀~16世紀にかけ、ヨーロッパでは古代ギリシャ・ローマ文化を模範とする人間中心の世界観(人文主義)に基づく新しい芸術・思想が広まりました。それを「ルネサンス」といい、このルネサンスの中心地として華やかに発展を遂げたのが、このフィレンツェでした。そしてフィレンツェの発展と切っても切れない関係にあったのが、強大な財力・政治力を持つ金融財閥メディチ家でした。もともと銀行業を営んでいたコジモ・デ・メディチは、その権力によって政治を支配し、文化の振興にも尽力しました。「祖国の父」とも呼ばれている人で、ルネサンス文化の礎を築いた人物だと言っても過言ではないでしょう。
また、「春」「ヴィーナス」を描いたボッティチェリ、「モナ・リザ」の作者で“万能の才人”と讃えられたレオナルド・ダ・ヴィンチ、彫刻家として名高いミケランジェロなど多くの芸術家が、15世紀後半のメディチ家当主ロレンツォ・デ・メディチの保護のもとで芸術活動を盛んに行ったそうです。
そして、18世紀に入ると、メディチ家の直系最後の子孫アンナ・マリア・ルイーザは「メディチ家の財産はフィレンツェのもの」と遺言を残し、メディチ家が所蔵する美術品を全て政府に寄贈しました。
フィレンツェの芸術振興・保護活動の精神は今なお健在であり、「屋根のない美術館」と言われるほど、街全体の芸術性が高いことで有名です。イタリアは世界で最も世界遺産の登録件数が多い国となっていますが、もしイタリアへ行く機会があったら、芸術の街フィレンツェ歴史地区に立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
加藤
2018年05月20日
言霊とは日本で「言葉に宿ると信じられている霊的な力」の事です。声に発した言葉が、何らかの影響を与えると信じられていて、良いことを言うと、良いことが。悪い事を言うと、悪い事が起きるとされています。良い言霊を習慣にすると、次第に運命が好転してくるそうです。悪い言霊ばかり発していると、せっかくの運気も逃げてしまいます。 ポジティブな言葉を発することで自分の気分や考え方も変わってくると思いますし、考え方が変われば行動も変わってくる、そんな気がします。いろんなことに感謝の気持ちが生まれ、また何事も一生懸命取り組むようになれるのではと思います。
知らず知らずのうちにネガティブな言葉は発してしまいがちですが、それは悪い運気を自分で引き寄せていたのかもしれないですし、自分の可能性や行動を阻むきっかけになっていたのかもしれません。 日常の些細なことかもしれないけど、言葉というものをもっと意識しようと思いました。 毎日前向きな言葉を発し続けることで、自分自身や、周りの人たち、そして今後の人生を変えられるのかもしれませんね。
甲村