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2018年05月01日
2018年04月22日
今回は私が一生に1度は行ってみたいと思っているフランスの世界遺産、ヴェルサイユ宮殿についてご紹介したいと思います。
フランスの首都パリからほど近いヴェルサイユは、王家の狩猟小屋があるだけの小さな寒村でした。しかしこの地を気に入った「太陽王」ルイ14世が、ルイ・ル・ヴォーやシャルル・ル・プラン、アンドレ・ル・ノートルといった一流の建築家、造園家を集め1682年にほぼ完成をさせました。その後も増改築が繰り返され、全てが完成したのは、19世紀に入ってからだったそうです。
宮殿で最も有名な鏡の間はアーチ形の窓と鏡が埋め込まれ、光が反射して絢爛豪華な空間を照らします。写真で見るだけでも唸ってしまいそうな程美しいあの場所に、いつかこの足で立ってみたいと強く思います。
また、この鏡の間は、第一世界大戦の講和条約が調印された部屋としても有名です。その他にもヴェルサイユ宮殿といえば、十字形の大運河を中心に小道や泉水、花壇が幾何学的に配置された美しい庭園があります。これは、フランス庭園の典型とされており、この庭園の構図はヨーロッパ各国の庭園に影響を与えました。また、マリーアントワネットに与えられたイギリス式のプチトリアノンも残っています。
ヴェルサイユ宮殿はヨーロッパ諸国にも影響を及ぼし、オーストリアのシェーンブルン宮殿や、プロイセンのサンスーシ宮殿が建設されました。さらに、日本の迎賓館赤坂離宮もその影響を受けているとされています。
世界の有名な宮殿の手本とされるヴェルサイユ宮殿。少し前にヴェルサイユの薔薇を読んだこともあり、今私が1番行きたい場所のひとつになっています。
加藤
2018年04月15日
キャッシュレスとは、現金を使用しない決済のことです。キャッシュレスに当てはまるものは、クレジットカードやデビットカード、プリペイドカード、ICカードなどです。
近年ではキャッシュレス化が進み、クレジットカード中心で現金をあまり持たないという声も聞きますし、電車に乗る際もICカードを使っている人のほうが多いように感じます。
海外ではキャッシュレス化が非常に進んでおり、世界で一番キャッシュレス化が進んでいるスウェーデンでは、現金利用率がわずか2%!お店に現金お断りの看板があったりするくらいだそうです。
日本もクレジット利用額で見ると世界4位前後です。利用額で見れば日本もキャッシュレス化が進んでいると思うかもしれませんが、全国民の90%近くがカードを保有しているのにも関わらず、利用率でいえば16%前後と低いのが現実です。持っていても使わない人がほとんどであり、現金支払いが主流というのが読み取れます。自分自身もいくらクレジットカードを持っていても、なんとなく現金がないと不安に感じます。
使えないところがあるかもしれないというのと、後払いだと使いすぎてしまうかもという心配があるからです。実際に日本でキャッシュレス化が進まない理由としてそういった考えが浸透しているからのようです。
なぜ世界ではキャッシュレス化が進んでいるのでしょうか?
理由としては、お金の製造コストが削減できること、ひったくりなどの路上犯罪を減らすことができる、お金の動きが明白なるから、などが挙げられます。スマホの普及というのも大きく影響してそうですね。
現金決済が主流の日本ですが、日本政府は30億円のコスト削減できるとし、2017年度より公共料金などを電子決済化、2020年に開催される東京オリンピックに向けて、電子決済の普及を進めていく方針だと発表しました。
現金払いのみで生活している人にとっては対応していくのが大変という問題や、まだキャッシュレス決済に対応していないところも多くあったりと、大幅に進むことはまだまだ難しいかもしれませんが、キャッシュレス化というのは進んでいくのではないかと思います。
私たちの買い物の形というのもこれから変わっていくのかもしれませんね。
甲村
2018年03月31日
世間では「魅力的なクルマがない」「クルマに必要性がない」、というのがその理由として主に語られるところです。
そして自動車メーカーの立場からすると、「若者にクルマの魅力を知ってもらう場がない」ということらしい。
若者のクルマ離れは社会構造の変化によるもので、止めようのない流れだそうです。
たしかにいずれも正しいかもしれないですが、そもそも「魅力的なクルマ」の定義は、時代背景やその人の用途および趣味趣向によって変わるため、その判断が難しいですよね。
バブル経済の頃だと、クルマは一つのステータスシンボルであり、「モテツール」であったため、「イバれるクルマ」「モテるクルマ」が、その時代にとっては“魅力的なクルマ”だったのだろう。
ですが、その後、人々のライフスタイルは多様化し、余暇やお金の使い方が変わってきました。
男の人が夜の繁華街へとクルマを乗り付けるのが「ステータス」であり、主なお金の使い方であった時代とはワケが違う。
今や若者は色々と忙しい。
話題のカフェにもゆかねばならないし、アウトドアアクティビティを通じてのリア充アピールも忘れてはならない。
ソーシャルゲームへの課金も出費としては大きい。
そういった環境の中では、クルマの介在する余地が極めて小さいのです。
話題のカフェもなかった時代には「クルマデート」が一般的であり、生活を楽しくするにはクルマが必要不可欠でした。
ですが、今ではクルマは決して必要なツールではないし、それがないとできないこともそう多くない。
移動に関しては(快適性はともかくとして)公共交通機関を使ったほうが多くの場合は速くて安上がりだし、大きなショッピングモールやアウトレットモールだと、主要な駅から送迎バスも出ている。
つまりは社会構造が変化してしまい、クルマそのものがオワコンになりつつあるとも考えられるのです。
そこで私はふと考えました。
人類の歴史上、消えていったものは何があるだろう。
ブラウン管、カセットテープ、MD、蒸気機関、などなど…。
自動車も馬車を消した張本人だ
いや、もっと大きな変革があると思う。
それは「馬車」です。
モータリゼーション、つまり自動車が普及する前、馬車やウマが移動手段としては主なものであった時代があるはずです。(もちろんその時代に私は生きていないけれど)
その時代だと、馬車やウマがあちこち走っていたに違いない。
ですが、今はどうだろう?
馬車やウマはまず交通手段として見ることはない。
クルマが馬車やウマを、「時代遅れなもの」として公共の路上から結果的に消し去ってしまったからです。
そこでクルマが普及した今、私はウマや馬車を欲しいとは思わない。
それと同じで、公共交通機関の発達した今、若者たちがクルマを欲しがらないのもこれと同じではないか?と考えるます。
馬車やウマは高価で維持費もかかる。
そもそも非効率的なこと極まりない。
若者が、ボクが「ウマや馬車に対して持つのと同じようなイメージ」をクルマに対して持っているのであれば、どうりで「若者のクルマ離れ」も進むわけである。
そして、これはもはや避けようのない流れであることも歴史から学ぶことができる。
それでも自動車は生き残る
余談ではありますが、ウマは移動手段としての役割を失ってはしまったものの、ごく限られた方面で愛されている。
競馬や、乗馬といった特殊なものです。
現在、自動車業界は大きな変革期を迎えており、自動運転の導入が大きくクルマの役割を変えるかもしれない。
つまり、運転免許がなくてもクルマに乗れる時代がやってくると考えられ、移動手段としての意味合いが強くなってゆくだろう。
そして無人の自動運転車が実用化されれば、それを「公共交通機関」として利用することが一般的となり、そもそも個人としてクルマを所有することがなくなるかもしれない(そうなるとクルマ離れどころの話ではない)。
それでも、競馬や乗馬のためのウマ同様、一部の特殊なクルマは生き残り、ある種の人々には愛され続けるのだろう、と私は思う。
そして、おそらくそれはスポーツカーやオフローダーといった特殊な用途を持つクルマたちなのだろう。
いかにクルマの役割が変化しようとも、いつの世も必ずその美しさやパフォーマンス、操る楽しみを愛する人たちがいると私は信じている。
本田
2018年03月18日
人の第一印象は、だいたい最初の数秒で決まってしまうそうです。アメリカの心理学者、アルバート・メラビアン氏によると、人の第一印象を決める3つの要素として、①視覚(見た目)、②聴覚(声)、③言葉(話す内容)を挙げています。そしてその割合を見てみると、①視覚(見た目)で55%、②聴覚(声)で38%、③言葉(話す内容)がなんとわずか7%!
人の最初の印象は、半分以上は見た目でつけられるんですね。そうなると見た目が美しい人が有利なのか、と思いますが、確かに間違いなくそういったことは否定はできませんが、それよりも「清潔感」と「表情」が大事なのかなと思います。
清潔感があるとさわやかな印象を受けますし、内面は外見に出るとも言いますから、だらしない格好をしていると、だらしない人なのかなと思われがちです。表情に関しては、笑顔で柔らかな表情の人は印象がよいのではと思います。笑顔でいると相手も自然に笑顔になりますし、気さくな人という印象を与えます。またアイコンタクトをしながらコミュニケーションをとるというのも大事だそうです。
38%を占める②聴覚(声)に関しては、相手の声のトーンや話すスピード、また、語尾や一人称、更には「癖」などで、相手の方の性格を大体イメージします。はきはき明るい口調で話す人ははつらつとした印象を与えますし、優しい口調の人は穏やかな印象を与えます。人それぞれ個性もありますが、ぼそぼそ話してしまうと、相手も聞き取りづらいですし、暗い印象を与えるので気を付けないといけないですね。
一度ついた印象を覆すのはなかなか時間のかかることのようです。初対面の方と会うときには、身なり、態度などをきちっとしなければと感じました。これから、入学や転勤、引っ越しなどで初めましてが多くなる時期ですから、より気を引き締めようと思います。
甲村
2018年03月11日
人はこの世に生まれ、老い、死んでいきます。そしてあの世へと赴いていきます。この世に生を受けてから、人には様々な”通過儀礼”というお祝い事が待ち受けています。お宮参りや七五三といったお祝いがその例ですが、これは出産が産婦の生死に関わる困難なものであったばかりではなく、乳幼児の死亡率が極めて高かったため、神仏の力を頼り、子供の成長を願ったのです。
そして子供たちは学校という隔離された世界で社会的なマナーやルール、学問を学びやがて大人になっていきます。二十歳になると成人を迎えますが、成人を迎えたあとは特に”通過儀礼”はありません。成人で大人の仲間入りを果たしたら、あとは老いていくだけです。その間に結婚や出産を迎えたり、親の米寿や葬儀などの老いの儀礼を自らしていくことになります。
現代では医療の発達により『人の死が管理される時代』になりました。昔は自宅の布団で家族を看取り、通夜と葬儀を行っていました。しかし、現代では家族を看取るのは病院のベッドで、それどころか看取ることも看取られることもできないまま、孤独に死んでいくケースが増えてきました。儀礼として残っているのは通夜や葬儀といった形式的なものだけで、死者と生者の関係が疎遠になってきています。今後もこの関係性は疎遠になっていくと思いますし、死者儀礼は行われても、先祖祭祀は形骸化していくでしょう。
お墓についてもそうで、埋葬が多様化した現代では、墓地に関しても多様化しています。都会だと共同墓地というのが主流になってきていますし、故人のお墓を代々家で管理していくという伝統も失われつつあります。そういった死生観の変化の中で、どのように老いて死んでいくのか、これからの社会にあった”終活”を考えていくことが大切になんだと思います。
2018年03月05日
今年の目標、順調に進んでいますか?
新年の始まりに立てた目標。3月になって立て直した目標。最初はやる気に満ちあふれて始めたものの、続けられずに挫折……というのは私たちにはよくあることです。
新しいことを始めても続かずに辞めてしまうことを「三日坊主」といいますが、三日坊主でも成功する方法があるのです。それは「三日坊主を何度も行う」ことです。
成功する秘訣は「三日坊主を何度もやる」こと。中野ジェームズ修一さんの書籍『世界一やせる走り方』で、以下のように書かれています。
三日坊主を何回でも繰り返せれば、大成功です。毎日は続けられなくても、気づいたらやってみる。たとえ断続的でも走ることを永遠にやめてしまわないかぎり、体には何かしらプラスの効果が生じます。
私たちは長年の習慣を維持しようとする力の方が強いため、新しいことを始めて続けようとしても、頭や身体が抵抗して、途中でやめてしまいやすくなっています。相当意志の強い人であっても、習慣化するまでは苦痛を伴います。三日坊主はきわめて自然なことなのです。
ただ、途切れ途切れでも長く続けていくことで、抵抗が少なくなっていき、少しずつ習慣化されていきます。たとえ三日坊主であっても、三日坊主を何度も繰り返していくことで、次第に続く日数が増え、習慣化されるのです。
実際に私も、ランニングを始めた当初は毎日走っていたのですが、4日目に雨が降って辞めてしまいました。それでもまた走り始め、そして挫折し、また走り始め…と繰り返すことで、次第にランニングが習慣化されていきました。
目標を達成するためには、毎日の習慣にして、着実に進めていくのが一番の近道です。そして、習慣化させるのもいきなり毎日続けるのは難しいため、初めは三日坊主であっても、何度も繰り返すことで習慣化されていきます。
今年立てた目標の達成に向けて、また今日から再開させてみましょう。もし、3日後にやめてしまっても、また始めればよいのですから。
本田
2018年02月25日
世界遺産とは、「顕著な普遍的価値」をもつ自然や文化財を、世界遺産条約に基づき「世界遺産リスト」に記載して国際的に守ってゆくもののことです。世界遺産は、人類や地球の長い歴史の中で生まれ、受け継がれてきた「人類共通の宝物」です。宝物である世界遺産を、紛争や開発、自然環境破壊などから守り、次の世代へと残してゆくことは、自分たちの文化について理解を深めるだけでなく、地球環境を守り、人々が互いに尊重しあう平和な世界を目指すことと繋がっているのです。
そもそも、世界遺産条約の理念が誕生するきっかけとなったのは、1960年にエジプトのナイル川で始まったアスワン・ハイ・ダムの建設とされています。「エジプトはナイルのたまもの」という言葉でも有名なナイル川は、毎年定期的な洪水と氾濫を引き起こすことで流域に肥沃な耕地を生み出し、古代エジプト文明が生まれました。しかし現代において、エジプトのナセル大統領は、人々の安全と生活向上のために、ナイル川の氾濫を防止し、安定した電力を供給する国家事業であるアスワン・ハイ・ダムの建設を決定します。
ところがそのダムが完成すると、古代エジプト文明の遺産である「アブシンベル神殿」がダム湖に水没してしまいます。そこでユネスコは、経済開発と遺産保護の両立という難題に取り組むべく、遺跡群救済キャンペーンを開始しました。
そして当時のフランス文化大臣がユネスコ会議で行った、「世界文明の1ページを刻む芸術は、分割できない我々の遺産である」という演説が、のちの世界遺産の理念へと繋がっていきました。
また、アブシンベル神殿は、世界中から知恵とお金が集結し、遺跡をサイコロ状のブロックに分割して約60メートル上の丘に移築することで守られました。
遺跡とは、民族や国家を超えて大切に守り継がれてゆくものです。その考え方がとても素敵だなと感じました。世界中の優れた遺産を、私もこの目で見てみたいです。
加藤
2018年02月18日
ただいま冬季オリンピックの最中ですね。17日に行われた男子フィギュアフリーをリアルタイムで観ていましたが、皆さん本当に素晴らしい演技でとても感動しました。日本勢は金銀ワンツーフィニッシュという結果を残し本当におめでたい、感極まりました。
家族と「一体どうしたらオリンピックに出られるようなすごい人に育つんだろうね」などと話していましたが、並大抵のことではないだろうと思います。その難しさを単純に数字で表すと東大に入ることの40倍以上難しいことのようです。
一流選手はその競技を3~5歳くらいの幼少期から始める人が多いです。そして家族のサポートも必要になってきます。送り迎えなどもそうですが、特に金銭面のサポートはなかなか大変なようです。フィギュアスケートを例に出すと、月にざっと10万はかかるだろうと推測されます。そしてオリンピックに出るような一流選手になると、海外遠征も増え、さらに長時間のスケートリンクの貸し切り、そして専属の振付師をつけたりと莫大な金額がかかります。そうなると年間1000万くらいはかかるのではといわれています。こうなるとなかなか競技を続けるのも大変ですね。
幼少期から始め、練習に明け暮れてもみんながみんな一流選手になれる訳でなく、特にオリンピックに出るような人たちは選ばれし者なのでしょう。やはり幼少期からの素質もすごかったという人が多いです。そしてそれに加えストイックで努力家な人たちばかりです。またその競技が大好きで楽しんでやっているように感じます。もちろん楽しいばかりではないし練習はとても厳しく辛いものだと思います。でもその厳しい練習を続けられるのはその競技が好きという思いが強いからでしょう。
ひとつのことをひたむきに打ち込み、頑張る姿にはとても胸を打たれます。多くの人に感動や希望を与えていると思います。それはとても素晴らしいことだなと思いました。
甲村