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第107回 「お客様がつく」とは

2016年08月31日

この前藤榮の配送・営業の仕事役割を説明した。その通り忠実に一生懸命に役割を果たそうとしていけば、おのずとお客様はついてくれる。ついてくれると自然に発注を「あいつにしよう」となる。ついてくれるには

    1. 納品出発前に発注所を見てこの商品を買っていただいた担当者をそれぞれ調べる。
    2. お客様のお店に着いたら納品し、その後事務の女の子に「今日発注いただけた○○さんお見えになりますか」と尋ねる。
    3. 発注者が現れたら「今日はお買い上げいただけましてありがとうございました。また次回もよろしくお願いします」とあいさつして帰ってくる。これを1日中行った先で繰り返す
    4. 後日また同じお店から発注がいただけた。発注書を確認した。前回あいさつした○○さんだ。また納品し同様に挨拶してくる。
    5. このようにして行く中で、同じお客様の同じ発注者からご注文を3回以上いただけてご挨拶できると、お互いに顔見知りになる。「あ!あいつか」となるのだ。
  • このように顔見てあいつだ!という状態になったことを「お客様がついたという。だから営業という仕事で飯食うんだと自分をお客様に、また我々の仲間にも売り込もうと思う者ならば、このついてくれたお客様がどれだけいるかが勝負・使命となる。

 

  • お客様が付いてくれた配送者は一歩脱皮し改めて営業マンという道を歩んでいくことになる。ここまで来たものは藤榮の配送の中で仕事をせず、配送は残りの者で全体に作業してもらい、自分は配送のできないところを補いに入り、お客様を獲得していく作業を中心に活動していくことになる。これが役割分担つまり適材適所である。
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第106回 「配送の仕事」とは

2016年08月31日

配送の仕事は

    1. 配送
    2. 配送商品を買っていただいた発注者へのご注文お礼のあいさつ
    3. お客様の倉庫の観察 時に他の商品に出荷先が掲示されているのでそれを控えてきて、帰社後そこへDMを出す。
    4. 配送中町の水道・ガス設備・リフォームショップ等看板やトラックを見つけたら直ちに名前を控え、3同様にDM出す。
    5. 出荷表に割り当てられたお客様への表敬訪問を行う。以前買っていただいたことのある営業マンを訪ね、カタログの紹介を行い、その後現状を話してくる。最近流し台は売れているか?景気はいいか?新入社員は何人入ったか?等。
    6. お客様は県外の方だと遠いというイメージがある。遠いと商品を発注してから納期がかかる、送料かかる、まとめて買わないといけない、路線便で配送されると商品が傷ついてくることが多いという観念があるようです。これを丁寧に説明する。「藤榮はこちらには毎週火・木で自社便にて配送しています。ガス台1本で結構です。また月に1回で結構ですから是非ご利用ください」という具合に。するとお客様は安心する。「そうか自社便か!週2回も来てくれるのか!まとめ買いしなくていいのか!別注品もやってくれるのか!業務用でお客様に聞かれて困ることがあったがその時は藤榮に聞けばいいのか!」など
  • 要は外回りの人間はまずお客様とコンタクトをとること。そして藤榮の活動内容→発注してから納品までの期間、発注後の対応方法、掛け率がカタログすべて一定なので解りやすいこと、1万以内の小物では送料をいただきますが、それ以外はお客様の倉庫入れならばいただかないこと、まとめ買いをしなくていいこと、別注品も素早く提供すること、アフターサービスで修理も素早く丁寧に対応していること、水戸黄門作戦を実施し、2次3次店まで接近して営業活動していることなどを、丁寧に説明し、理解していただくことである。

 

お客様も人間である。こちらが丁寧に真剣に話しかければきっちり対応してくださる。そして「いっぺん買ってやろう」という気が起きる。

お買い上げいただいたらよい商品を、素早く納品、そして納品時に、お礼のあいさつ。その後業務からのお買い上げお礼のはがき。これらの積み重ねが藤榮という評判=ブランドにつながり,お客様が継続して買ってくださるようになる。

そして配送者は出荷表を見て「あのひと買ってくれたんだ!こんなにミニキッチンたくさん発注くれたんだ!業務用別注品の発注いただけた!」 とひそかに喜ぶことができる。

その為に我々は「安・早く・高品質」で働かねばならない。

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第105回 課題は自分自身で持たなけれはどこまででもだらける

2016年08月31日

そもそも人間なんて無理したくない。特に日本人の性質から言って明日の変化を求めるより、今日の生活を大切にする国柄である。だから徳川が260年も続いた。こんなの普通はあり得ない。

イノベーション・レボリューションなど日本の学校の授業にはない。ない中で企業に入り、お金の範疇で責任を与えられ、生活して行く。

しかし資本主義の世界はイノベーションなのである。このイノベーションをマスターし実践できる者のみが「優秀」と言われる部類になる。

学校で教わらないから何もしなけりゃ平凡人なのである。それは日本人の特性なのである。イノベーションは理科系から生まれる。

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第104回 1番と2番の差

2016年08月28日

日本で2番目に高い山を知っていますか?
1番は、誰でも答えられますよね。そう、富士山です。しかし、2番目に高い山はと言いますと、意外に知っている人は少ないです。
実は、日本で2番目に高い山は、北岳(きただけ)です。標高3,193メートルもあり、結構高い山です。山梨県と長野県に挟まった地点の南アルプスに存在します。
いかがでしたでしょうか?
北岳なんて、聞いたことないし、変な名前だなあと感じた人もいるのではないでしょうか。
このように、何でもそうなんですが、1番はしっかりと記憶されるのですが、それ以外、2番以下は、すぐに忘れられてしまいます。と言いますか、忘れられる以前に、存在すら知られていないのですから驚きです。
このように、1番目と2番目には、非常に大きな違いがあり、天と地ほどの差があるということなのです。
2番目以降は、存在しないと同じです。したがいまして、我々が仕事をする上では、何よりも、1番になることが重要なのです。「2番目でいいじゃないか」などとは言わないでください。
北岳のように、存在すら知られない状況となってしまいます。そして、覚えてもらえれば、たくさん仕事がやってきます。逆に、存在すら知られていない状況では、仕事がやってくるわけがありませんから、儲けることも稼ぐことも、社会貢献もできないのです。
ですから、仕事におきましては、何よりもまず、1番を目指すようにすることです。もちろん、1番になるのは、非常に大変です。それでも、範囲を狭めれば、1番になれる確率は上がります。
たとえば、全国で1番が難しいのなら、県内で1番とか、町内で1番でもいいのです。分野を絞ってもいいです。
とにかく、1番になれば、覚えてもらえるのです。会社でもそうです。
たとえば、○○なら世界一とか、○○県内では売上NO.1とか、そのようなものを何か持っている会社は、ずっと生き残っていけます。なぜなら、1番はしっかりと記憶してもらえるので、仕事が来ますし、お店なら足を運んでくれるからです。
1番はすぐに覚えてもらえますが、2番以降は、全く覚えてもらえないということをしっかりと念頭に置いて、活動しなげればなりません。

 

山本

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第103回 3つの妄想とうつの危険信号

2016年08月21日

うつ病と言われればどのような症状を想像しますか。気分が落ち込む、体の重さやつらさなどがよく言われると思います。しかし、うつ病には仮面うつ病と言われるものがあります。仮面うつ病とはうつが体の症状として表れるもので頭痛・肩こり・胃痛・不快感などが表れた場合に内科の病気ではと思って内科を診断してしまい原因がわからず本当はうつ病なのに別の症状が出てわかりにくくなってしまった状態のことを指します。

他にもうつ病の特徴的な症状としては3つの妄想を起こすことが多いといわれています。1つ目は心気妄想です。心気妄想とは、自分は病気ではないのかと強く思い込むことを指します。この妄想になってしまうと病院での診察など決定的な証拠を提示されても納得しない点があります。例としては、検査結果で陰性だと言われても「検査だけでは陰性になる特別なタイプの病気なんだ」というような妄想をしてしまいます。

2つ目は罪業妄想です。罪業妄想とは自分は罪深い存在だと思い込んでしますことを指します。罪業妄想になると「10年前に勤務先のペンを持ち帰ってしまったから逮捕される」というような小さいレベルのことでも重大犯罪のように感じてしまいます。

3つ目は貧困妄想です。貧困妄想とは自分は貧困ではないかと強く思い込んでしまうことを指します。この妄想になるとたとえ500万円以上を持っていても自分は貧困だと思ってしまうことがあるそうです。

もちろんこの3つの妄想まで行ったら重度のうつ病になっていることになります。もちろんそこまでいかなくても軽いうつ病でもこの3つの妄想と近い思考をしてしまうことがあります。なので、そのような思考をしている人がいたら少しだけ注意をしてあげた方がいいのかもしれません。

貧困妄想について別の面からみてみると、人間は「落差にこそ強く反応する」と言われているそうです。例えば年収200万の人が、年収500万に上がったらうれしいと思い、年収1000万の人が、年収500万円になったらショックを受けると思います。それこそ「もう今までの生活ができない。貧乏だ」と思ってしまうこともあると思います。人間の感じ方は、絶対基準ではなく、「変化」ということになります。なので自分が想像していた成果よりも下の結果だった場合、周りの人からは絶対的に高い成功を得ていたとしても本人にとっては不幸に感じてしまいます。周りからすれば「妄想」でも、本人にとっては「絶対的な現実」となります。そもそも現代の生活を原始時代の人が見れば、水が蛇口をひねれば出る、お湯が出る、基本的に食に困ることもなく、おいしいものがたくさんあるなど原始時代の人にとっては夢のような生活になりますが、現代の人からしたら蛇口をひねれば水が出るから幸せだと思う人はいないと思います。なので、幸せとは絶対値ではなく変化量によって決まると言えるかもしれません。

福田

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第102回 生涯スポーツ

2016年08月15日

現在スポーツの祭典、リオ・オリンピック真っ只中ですが、多くの人達はオリンピックとは無縁の世界で生活していると思われる方達もいるでしょう。ですが、スポーツという所に焦点を当ててみると、それはとても身近なものに感じるのではないでしょうか。

生涯学習は学習することだけではなく、健康面において体を動かすことや、スポーツをすることを推奨する内容もあります。生涯学習においてのスポーツは「生涯スポーツ」といい、誰もが生涯の各時期にわたって、それぞれの体力や年齢、目的に応じて楽しむことの出来るスポーツです。しかし、近年では週一度の運動をしている成人は少なく、週一と言わなくても高校を卒業してから体育以外の運動をしたことがないという人は多いと思います。こうした現状の中で「生涯スポーツ」を振興させ、スポーツ実施人口を増やす必要があると考えられています。具体的な意義としては、①人々の健康の質(身体的・精神的・社会的に良好な状態)を高める。②コミュニティの再興、活性化に役立つ。③生産性を向上させる。④医療費の低下をもたらす。⑤多世代間の交流をもたらす。の5つが挙げられます。

「生涯スポーツ」を振興させるために、国と都道府県が最も力を入れているのが人々が身近な地域でスポーツに親しむことができる新しいスポーツクラブをつくることです。これを「総合型地域スポーツクラブ」といいます。これの特徴は1、複数の種目が行える。2、子供からお年寄りまで、また初心者からトップレベルの人まで、楽しみ志向の人から競技志向の人まで、それぞれの年齢・興味・関心・技術レベルに応じて活動ができること。3、活動拠点となるスポーツ施設を持っていて、定期的・継続的にスポーツ活動を行えること。4、質の高い指導者による、個々のスポーツニーズに応じた指導が行われる事です。

冒頭にも述べたとおり、現在オリンピックが開催中ですが、このオリンピックも実は「生涯スポーツ」を振興させるための方策として、「スポーツ振興法」に挙げられている項目なのです。オリンピックではなくても、身近なこととして考えてみれば、どの地域にも何かしらのスポーツクラブや、運動施設があると思います。しかし、運動を継続して行うというのは社会人にとっては困難なことかもしれません。運動が好きな人はいいかもしれませんが、運動が嫌いな人・苦手な人には、なかなか心が動かないかもしれません。しかし、現代は生活習慣の乱れや、ストレス社会と呼ばれるほど精神的にも身体的にも負担が掛かる時代です。体を動かすだけでもストレスは軽減されるみたいなので、やはり健康面を考えても運動をするといいうことは大事なのだと再認識しました。それは現在の健康状態だけではなく、将来の自分の体に対しても言えることだと私は思います。

岡田

 

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第101回 企業の維持の中で

2016年08月03日

企業が維持できる仕組みにのっかてきた連中、そしてそこに胡坐をかくようになってきた連中に、創業者の苦労、そしてその土台から飛躍してきた大変さがわからない。だから彼らは自分がさも会社の切り盛りがやれるような気になってくる。
いや会社に来て決められたことを日々行えば生活できるようになってしまった今、明日の成長はむつかしいと危機感を感じる。
この危機感から新たな成長する環境を作るには、今の環境をご和算にした方がよい。
現実には創業時代に戻れないが、元に戻る意気込みを持たないと、ますます環境はだらけ、出社することで給料がもらえるようになる。もちろんしばらくは今までの仕組みで会社というものは維持できるが、そこにはもはや創業者が考えた企業文化は薄れている。
また今維持できるのは過去頑張って改革してきたからである。その改革を止めて維持だけにいや、エゴやガンバリズムだけで会社が成長するなどとは思えない。そんな簡単なら誰でも創業し、ありとあらゆる人が社長になる。しかしそんなものではない。創業も大変だが繰り返し繰り返しお客様に商品を買っていただき、飽きられないように新商品を提供し続け、その時代時代の環境に適応出き、社員全員がそれなりの生活ができることこそ、会社を運営しているといえる。
今の環境ならば、いっそのこと外注と派遣を活用するのも手である。

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第100回 運で生きていないか?

2016年07月26日

「運」と言うものは「感」から発生すると私は思う。つまりある物事の判断に出くわした。右に行くか、はたまた左に行くか。そこで「感」に頼って右にした。結論まことにハッピーになった。なぜならそこには先輩が既に成功を収めていて、そのやり方を学ぶことによって自分も成功をつかんだからだ。これはまさに「感」から来た「運」の良さだ。 「運」と言うものは引き寄せられることもある。そこで自分の実力がなくても自然にそうなってしまったことにより実力以上のことが起こり得ることもある。そこで身の程を知ればよいのだがここで「感」違いを起こし、「俺はできるんだ」と思いこんでいろいろやってしまう。するとやはり実力がなかったので見事に裏にはまる。まだその人独りの場合は被害がないが、そこに仲間がいたらえらいことになる。仲間も引き寄せられてしまうのだ。 私などいい例だ。私は自分を「感だけで生きてきた男」と家族に常々話している。実力も無く、のこのこと54年間も、よくぞここまで生きてこられたと思いますよ。「感」に引き寄せられて「運」があまりにもよかったのであろう。 運を時代の波に乗せて生きる為には「感」をみがけ!「感」を磨くにはやはり勉強しかない。「現代の起こっている情報を集める」「なぜそうなりつつあるのか調べる」「過去の歴史で参考になる物はないか探す」「先輩の過去の結果を自分に当てはめた時、自分は明日からどう考え方を変化しなければならないのか決める」「明日から全く違う自分を生きる」→結論を冷静に見る 結論が良ければ「運」が良かったのだ。それは「感」が良かったのだ。  この「運」と「感」の関係に隠れているものは「願望」と「努力」である。人間まず「願望」があるかないかだ。「願望」=「欲求」が髙い者ほど「努力」=「行動力」を持たなければならない。「願望」は「信念」に後付けされ「結果」として現れる。現れるまで失敗してもあきらめない。「誰かがやれたことだ、俺にもできる」とはなから決めつけてやってしまうことだ。そしてやってしまったら当たり前の顔して次の願望に向かうことだ。兎に角やった者のみが何もかも勝ち取ることができる。

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第99回 セルフ・ハンディキャッピング

2016年07月24日

セルフ・ハンディキャッピングとは自分にとって不利なことをわざわざ行ったり行動したりすることを指します。例えとしては「私、バカだから」と言う人などがこれに当たります。

セルフ・ハンディギャップについて心理学者のバーグラスがある実験を行いました。実験対象者に難しい課題を解いてもらうことを伝えました。その後、問題を解く前にAとBのどちらかの薬を飲んでもらいました。AとBの薬は、Aが「一時的に能力を高くする薬」で、Bは「一時的に能力を低くする薬」だと実験対象者に伝えました。もちろんAとBの薬はただの水なので能力を上げ下げすることはできません。この実験で課題を解くのに自信がない人ほどBの能力を低くする薬を選ぶことが多かったそうです。

Bの薬を選ぶ人が多かった理由は、失敗しても薬のせいにできるからです。つまりセルフ・ハンディキャッピングとはダメだったときの言い訳を作ることのことを指します。さらにBの薬を飲む人が多かった理由としてはどちらにしても得だからというのもあります。今回の実験でいえば、課題が解けなかった場合では、「薬のせいで能力が下がったからできなかったんだ」という言い訳ができます。課題が解けた場合では、「薬のせいで能力が下がっているのに課題が解けたよ。自分ってすごいんだ」というように成功の価値を高めることができるので、自分を低くすることで成功しても失敗しても得な結果になるようにできるからです。

しかし、多くの調査でセルフ・ハンディキャッピングをする人はしていない人と比較して成功の確率が下がってしまったという報告があります。これは「どうせ言い訳ができるから負けても大丈夫」という思いから必死さがなくなってしまったのが原因だと考えられています。つまり、セルフ・ハンディキャッピングをするということはどのような結果になっても得をするのではなく、成功する確率を下げてしまっているだけということになります。もし自分が本当に成功したいと思うなら、大切なことは「過去に受けた仕打ちのせいで」「あの人のせいで私はダメなんだ」「自分は頭がよくないし」などと言うような自分自身を下げる評価や自分の過去や生活環境を言い訳にすることで逃げ道を作ってしまい、気持ちまでどんどん逃げ出そうとするのを防ぐために言い訳をするのを少しだけでもやめてみてどんなことでも構わないので全力で取り組んでみることが大切になります。

福田

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第98回 子供の教育と生涯学習

2016年07月17日

生涯学習の基盤となるのは、小・中学校における義務教育です。また、学校での学習の他に家庭学習も大事な基盤と言えます。

つまり、生涯学習は子供たちの学習にも関与しているということです。ではどのような形で学習の手伝いをしているのでしょうか?

図書館や博物館といった施設は、大人の見識を広げるにも良い施設ですが、小学校や中学校と連携して子供たちの学習の手伝いをしています。

学年単位で博物館や美術館を授業の一環として見に行ったり、校内以外に図書館があれば、休日や夏休みなどに調べ物ができます。それ以外に、子供向けのイベントを期間限定でしたりと、机に座って行う学習だけでなく、実際に体験して学ぶというスタイルもあります。

最近は小学生のうちからスマートフォンを持つという事もあり、読書をする子供は段々減少しています。現在は図書館も進化しており、本を読む場所だけでなく、CDやDVDといった資料も閲覧や貸し出しができたりします。また、美術館や博物館も”体験型アート”として実際に触れたりできる物が増えてきています。親子で体験できるものもあるので、一度行ってみると親子ともに何か感じるものがあるかもしれません。

また、学校教育以外に家庭学習の面でも生涯学習施設は役に立っているのです。地域や学校と連携して、子供の生活習慣や育児・子育てについて地域の施設で学べる環境を作ることも、生涯学習の役割の中に入ってきます。その他に、市の施設で体験学習をしたり、申し込めば野外キャンプや自然と触れ合えることのできる体験もできます。確かに勉強することも大切ですが、子供の感性を育てる面としても、このような活動を地域ぐるみですることには大きな意味があると思います。

生涯学習は成人した人たちが学習するという事だけでなく、子供たちの学習にも影響を及ぼしています。それは、算数や国語といった成績が評価されるものではなくて、外に出て学ぶことを意味しています。そして子供たちが自ら学び、行動していくには、大人の助けが必要となってきます。この時、生涯学習に意欲的に取り組んでいる地域は、地域の人々と市の結びつきが強いので、より学習の場が広がるのです。学習の場が広がれば、色々な体験ができます。現代はスマートフォンがあれば家でもSNSで他人とつながることができ、ゲームをしていれば家の中だけで済んでしまう時代です。だからこそ、このような地域の繋がりが大切になってくるのだと思います。そこには、子供たちだけでなく、大人も積極的に関わっていくことが重要なのです。

岡田

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過去の日記

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