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2016年05月08日
2016年度の新規学生募集の活動が活発化してきた。藤榮では1度目の学生さんの会社訪問では人事担当者が藤榮についてどういう会社なのか説明している。
2度目は逆に学生さんから色々と聞きたいこと、言いたいことを言ってもらう場にしている。早ければこの2度目の面談時に「適性検査」を受けてもらうようにしている。
実際に自分も受けてみた。結論は6段階で現れる。1.ぜひ採用したい 2.採用してよい 3.適職あれば採用 4.なるべく採用しない 5.再面接の上採用してもよい 6.再面接してもよいが採用しない方がよい となって現れるが、自分の場合は見事に5であった。つまり人がいなくて困る場合はこの人は採用してもよいという部類だ。また利点や欠点も現され、適正配置予測、戦力化予測も現れる。
自分のことは十分理解しているつもりだが、診断結果は見事に的中していた。結論→「人間的にはいびつである」と現れた。自分が学生なら採用してもらえる会社などないであろう。
今年の採用目的は「組織化だ」そのために強力なリーダーシップの期待できる人間を採用したい。特にリーダーは現場作業のリーダーと今一つはマネージメントを行うマネジャーとあるが、マネジャーを目指すものを採用していきたい。
ではマネジャーはどんな性格でどんな特性か?適性検査的に書けば
1.行動力がある 2.高い指向性がある 3.頭の回転が速い 4.変化対応業務に向いている などとなろうか。
適性検査ではリーダーとボスは違うとも出てくる。実に分析が細かい。
言えることは適性検査の結果はほぼ中学生で決まっているということだ。つまりほとんど親から受け継ぐものと言ってよいであろう。
ということで親が行動的な子供は行動的であり、親が慎重ならば子供も慎重であり、この行動的と慎重は相反する。
また自我力が高いものは協調性に欠け、協調性が高いものは自我力に欠ける。そして、安定性がある者は達成力に欠けるとなっている。
リーダーの素質は社長の性格をよく理解し何を言わんとしているのかを組織にわかりやすく説明し、目的・目標を達成していけるものである。
つまり社長イコール社風が気に入らなければリーダーに向かない。社員の人柄よりも社長の考え方はどうなんでしょうと人事の者に聞くとが最もわかりやすい。
それで入社するか他社にするか判断できよう。
2016年05月01日
作業に関しての新人教育のまず初めは「教育」である。教育とは不足する知識と経験を補うこと。つまり最初は知識から始まる。先輩が実際に作業をやって見せる。そのやって見せていく間に作業をビデオで映しているように解説していくのである。これはこうする、次はこうする、この時の動作のポイントはこうである。ぶつぶつ自分の仕事・作業を解説していくのである。すると自然と後輩も要領がわかってくる。
次は「訓練」実際にやらせてみて隣で先輩は後輩の作業の具合をじっと観察し、具合の悪い点を随時指摘し、もう一度やって見せてるのである。これはしつこいほど自分と同じやり方ができるまで繰り返すのが良い。この繰り返しで作業が正確にできるようになる。 間違っても「急いでやれ」と要求してはいけない。まず初めは「正確さ」を覚えてもらう。それがマスター出来れは次は早さである。何を何分で仕上げるのか。ここから本当の仕事に入っていく。何とか一人前の入口に入ってくる。
そして次に要求することは「準備と片づけ」である。これは別の呼び方をすれば「しつけ」というものである。 誰もが作業ができるようになってくると自分勝手になってく。それでは会社としていや先輩として作業員をコントロールできない。だから次のステップは「しつけ」になっていくのである。「作業の前にはこのように準備しておきなさい」「仕事が終わったらこのように片づけしなさい」まるで親が子供に躾けるがごとく行うのである。「躾とは身を美しくすること」だから徹底的に掃除・片づけ・整理にこだわるのである。このこだわりがない者が躾するとその後輩も躾がなっていない作業員になってしまう。 躾されないものが慣れてくると私は仕事はできると勘違いしだして、偉そうな態度になる。しかし大きな勘違いである。仕事とは責任を果たすことであり、作業さえできればよいことではない。仕事には人間関係や準備、片付けも含まれてくる。これが単純に言うとアルバイトと社員の違いである。社員は仕事の基本であるその会社の文化を学ばなければならない。つまり企業文化=コーポレートカルチャーである。これを学びそして会社がどの方向に目指していて、自分たちはそのどの部分の責任を担っているのかを理解して初めて「仕事を任された」という状態になってくる。 この責任を任されてきた人間ほど心身が練磨され周りから大切にされるようになる。
教える側も覚える側も、まちがっても「作業さえできればよい」と言った考え方は持ってはいけない。
2016年04月24日
今まで藤榮では、ミニ・ハーフキッチンを1F、ブロックキッチン等を2Fで組み立てを行っていました。しかし、現在は3月22日より1Fを材料の加工に専念してもらい、全ての製品の組み立てを2Fで行うようになりました。加工と組み立てを1Fと2Fに分けただけでなく、組み立て方についてもいくつかの変更点があります。ミニキッチンに関しては、配線ボックスを取り付ける位置は今まで人によって違いがありましたが、誰が取り付けても同じレベルになるよう冶具を使い取りつけるようになりました。ブロックキッチンに関しては、全てボディープレスを入れるようになりました。吊戸棚に関しては以前からボディープレスをかけていましたが、流し台やガス台についてはボディープレスをかけずに背板を止めていたので背板と側板にズレが生じてしまい製品自体が歪み、扉付けの際に調整に時間がかかる事がありました。そのため、流し台とガス台に関してもボディープレスをかけることで直角出しをすることでより正確な製品の作製を心がけるようになりました。
そもそも1Fと2Fで加工と組み立てに分けるようにしたのはお客様が藤榮に求めるものが安さから質に変わってきたからです。QFなどの安い製品を取りやめたので製品に歪みがあっても今までのように「安い製品だからしょうがない」と思われていたものが、払った金額に見合う質、より高い質の製品を求めて藤榮の商品を買うお客様が増えてきたので、そのお客様の期待に答えられるように今回のような措置を取ることとなりました。製品の質を上げるためには、組み立ての質を上げるのはもちろんのこと、いくら高い技術を持つ人が担当したとしても良い材料を使わなければより良い製品を作ることなど不可能なので、加工を行う1Fに関してもお客様が求めるものを理解し、今までよりも質の高い材料の作製を心がけていき、生産部全体が今まで以上に高いレベルの仕事ができるよう頑張りたいと思います。
福田
2016年04月18日
学生が終わり晴れて社会人となる。それが同じところで勤めようが転職していようが、働いている以上社会貢献していることになる。
この社会貢献の度合い、つまり会社への貢献度、別の言い方をすればその組織の責任の度合いによって、我々は収入が決まってくる。
例えば新入社員1年生と2年生は明らかに仕事のレベルが違う。違いがあるから給料が違う。それは1年分社会の経験が多いという理由からくるが5年もすると経験値だけでなくその人の能力によって貢献度=責任の度合いも変わってくる。
能力の違いがあるから収入も違いが現れ、そして社会での序列も現れてくる。
中には「私は責任のある仕事したくない。しかし給料は人並み以上にほしい」という方がお見えになる。
そんな都合の良い会社があれば誰もが喜んでいくであろう。しかしそんな世界は資本主義の世界では絶対にない。
カール・マルクスは著書『資本論』の中で「生産手段が少数の資本家に集中し、一方で自分の労働力を売るしか生活手段がない多数の労働者が存在する生産様式」として「資本主義」と定義した。
若いうちは人生観があまりないのでお金=社会貢献=責任という図式にあまり興味を持たない。しかし所帯を持ち子供が生まれ年齢的に40代半ばにもなってくると、後から入ってきた後輩に抜かれる者もいる。それは先ほどの図式を意識せずに過ごしてきたからである。
40代になればその組織のある一端でも責任を任されていなければ、自分の居り場が不安定になるということは理解しておくべきである。
現代は60歳で定年、その後65歳までは嘱託、その後はアルバイトという形でまたまだ貢献しなければならない。
この社会貢献する時間は伸びたが生涯収入が伸びたのかといえばそうは甘くない。社会では50歳を境に下降曲線を描く。なぜなら能力upがすでに見込まれないからである。これが人生というものである。つまり50歳までにはある程度老後のめどをつけなければ50歳になってもバリバリ働かないと生活ができないという状況に陥ってしまう。
なぜ50歳が境となるのか?それは子供もそれぐらいになれば義務教育が終わる年齢になっているからである。それ以上の教育を受けるならば家計との相談となる。自分の社会的責任遂行能力はあるのか?当然子供も能力というものが要求され良い能力の持ち主ならば公立・国立に進学もするが、そこそこのものならば私立に行かざるを得ない。すればお金は多大に必要となりまたまた家計が苦しくなる。こんなこと就職する前にわかっていることである。だから就職したら頑張り抜き、競争に打ち勝ち、社会から責任を分担してもらい、収入をより稼がねばならないのである。これが人生観=人生設計である。
50歳になって職場移動になり、仕事の内容も楽になり、新入社員並みの仕事しか責任として与えられなくなれば、それが社会からの評価である。この時にでは時遅しである。
2016年04月17日
今年も新卒採用が始まりました。
ところで、なぜ新卒を採用するのか。また、したいと思うのか。
藤榮では「若返り」図っています。会社全体の年齢層が若いのも、この「若返り」を図っているからだと言えます。そこで、新しい人材の力が必要となってくるのです。ただの人数合わせの採用でしたら、わざわざ新卒を採らなくても、中途採用やパートで間に合うのです。若い人を入れるのは、それだけ意味があるとも言えます。しかし、ただ若い人に入って欲しいということではありません。藤榮の会社文化を理解し、一緒に働いてくれる人を募集しています。
現在、藤榮は「3億以上の売り上げを上げる中小企業20%」の仲間に入ることになりました。そこで、ライバルとなる企業が少しずつ大企業の仲間入りを始めてきました。なので、今までのような社長独断の個人経営ではなく、働くメンバー自身が自ら考え、自ら行動する会社に変化することが必要になってきたのです。つまりは若い人たちが中心となって、組織作りを取り組むことになります。その組織作りに、新入社員の方も一緒に取り組んでいってほしいのです。これから段々新しい人材が入ってこれば、年齢層は更に若くなっていくでしょう。働いていくにも、やる気のある姿勢を示してくれる人の方が、一緒に仕事をしやすいと思います。なので、新卒を採用するのに若い力が欲しいからとか、それだけの理由で採用しているのではないのです。そこには採用するだけの理由がちゃんとあり、新入社員は本人の意思とは関係なく、会社側から何かしら期待をされているのです。
2016年04月10日
癒しと言えば、やはり自然が醸し出す音。山や海辺などの自然が豊かな場所に行くと、何故か心から満たされるような心地よい気分になった経験をした方も多いのではないでしょうか。
何故、自然の音はこれほどまでにリラックス効果があるのでしょうか。
それは自然の音が持つリズムには“ゆらぎ”があるからです。
例えば、寄せては返す波の音は一定ではなく強くなったり弱くなったりしますが、この自然界のリズムは完全に規則的でも全くのランダムでもないちょうどいい具合のゆらぎになっています。このちょうどいい具合のゆらぎのことを「1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)」と言います。fは周波数frequencyの頭文字。
この1/fゆらぎは、自然界に起きるゆらぎの中で普遍的な現象ということが分かっています。
上記の寄せては返す波の音や小川のせせらぎ、風の吹き方、木漏れ日、太陽光、蛍の光など自然界のゆらぎは例外なくこの1/fゆらぎの特性を有することになります。また、ろうそくの炎の揺れや電車の揺れなど人間がつくった人工物のゆらぎも、1/fゆらぎであるとされます。更には、眼球の動き、心臓の鼓動も1/fゆらぎを有しています。
この1/fゆらぎのある音楽を聞いたり、小川のせせらぎを聞かせると、人間の脳波がリラックスを示すα波が優位になることが実験で確かめられています。
1/fゆらぎを多く含んだ音楽の代表格はクラシック音楽、特にモーツァルトの音楽です。モーツァルトの音楽はクラシックの中でも特に多量に含まれていることで知られています。
1/fゆらぎを多く含んだ歌声をもった歌手は、物凄い歌姫・歌い手として認知されています。日本では美空ひばり、宇多田ヒカル、徳永英明など、どなたの歌も、うまい下手という枠組みでははかれないジーンと心に響く歌声をもった歌手は、実は皆、1/fゆらぎの声の持ち主だったのです。
1/fゆらぎのリラックス効果は、人間だけでなく家畜の飼育の現場ですでに効果をあげています。乳牛や養鶏場でモーツァルトの音楽を聞かせながら飼育すると、実際に卵をうむ量やお乳の収量が大幅に増えているとのことです。
あらゆる現象に見られ、癒しの効果をもたらす「1/fゆらぎ」
忙しい日々の合間に、ひと息つける時間。この「1/fゆらぎ」を意識してみてはいかがでしょうか。
山本
2016年04月03日
2016年03月27日
普段、私たちの周りには多くの色があります。例えば、あなたが何気なく選んだ服の色などからもあなたの心身に多大な影響を与えるという考え方が色彩心理学と言います。
この中で好きな色を選んでみてください。
白・黒・赤・青・ピンク・紫・オレンジ・緑・黄
それぞれの色について色彩心理学的に説明をすると、白は「純粋さ」「すがすがしさ」をイメージさせる色だと言われているので、白を好む人は無意識にそう見られたいという願望がある事になります。ただし、白は行き過ぎると高潔すぎて近寄りがたい印象を与えてしまうそうです。
白の対極の黒を選んだ人は、感受性が鋭く他人からの指示されるのを嫌う傾向があるそうです。また、黒には重量感と高級感を与える色でもあります。なので黒い箱を持ち上げると実際よりも重く感じるそうです。黒は最も暗い色のため、主役の色を引き立たせ、鮮やかに見せる効果があるのでおせちや寿司などの容器によく使われているそうです。
赤を選んだ人は行動力はありますが、少し感情の動きが激しく情緒不安定になりやすい傾向があるそうです。赤は膨張色とも言われ、実際よりも大きく見せる効果もあります。赤のような暖色系の色には時間の感じ方を早くさせるそうです。
青を選んだ人は物静かで安定した気持ちを持っているとも言われ、上下関係などを重んじるとも言われます。心身を落ち着かせ集中力の継続を助けるので、単純作業や頭脳労働の場所で使うと集中力を乱さず、冷静な判断で、飽きずに的確な仕事を進める事ができるそうです。赤とは逆に時間を遅く感じさせる効果もあります。
ピンクを選んだ人は穏やかで安定した気持ちを持ちますが少し依存心が強い面があるそうです。
紫を選んだ人は高貴なもの絵のあこがれが強い人であり、裏を返せば少しうぬぼれが強い人になるそうです。世の中が不況になってくると紫が流行する傾向があるそうです。
オレンジを選んだ人は活発だが八方美人で広く浅い人間関係を好むそうです。また、不安や恐怖、プレッシャーに押しつぶれそうな時に心のバランスを保つ効果があるそうです。
緑を選んだ人は保守的・受動的な人で、自分から積極的に動き出す事が苦手な傾向があるそうです。緑は暖色や寒色の属さない中間色なので見る人に安心感を与え、心身のバランスを整える効果があります。
黄色を選んだ人は知的好奇心が強く、新しい物が好きな人になります。また、黄色は最も目立つ色で、自己アピールや目立ちたい時に有効な色となります。
自分が無意識に選んだ色は今の自分の心理状態を表わすので一度自分の周りの色を見直してみたり、そうなりたい色と思う色を身に付けたり身近に置いたりするのもいいかもしれません。
福田
2016年03月20日
生涯学習の場として、義務教育以外に生涯学習センターや、放送大学等がありますが、博物館や美術館もこの施設に該当すると言えます。
博物館や美術館は、小学校の教育や個人の趣味として利用する機会が多いと思います。子供の時に学校の教育としてそのような施設に行くのと、大人になってから行くのとでは、感じ方や捉え方は大きく変わります。子供の時には理解できなかった事が理解出来たり、子供の時は純粋に感動した物が大人になるとつまらなくなったり、感じ方は人それぞれでしょう。博物館や美術館は、大人になってからでは余程興味がなければ行く機会も少ないと思います。しかし、このような施設は生涯学習の場として利用できるのです。そして、生涯学習に力を上げている地域は、町を挙げて積極的に取り組んでいます。博物館や美術館は、地域に根付いているものも多いです。歴史館や資料館は、その土地のことを学ぶのにうってつけと言えるでしょう。
何かを学習したいけど、わざわざ大学に通ったり、学習センターに行くのは気が進まないという人は、一度博物館や美術館に行ってみるのも、一つの方法だと思います。そこで新たに学習する意欲が湧いたなら、そこから自分のしたい物を学習すればいいと思います。「偶発的な学習」は、学習活動そのものには入らないかもしれませんが、それは「意欲的な学習」にいつか変わるのです。
岡田
2016年03月13日
脳は大きく3つの部分に分けることができる。
一番奥に位置する最も古くからある脳幹。脳幹は生命の維持を司っていて、心臓の拍動や呼吸、さまざまな反射運動もコントロールしている。まさに生きるための脳=「生命脳」と呼ばれる。
脳幹の外側にあるのが次の時代に誕生した大脳辺縁系。記憶、好き嫌い、やる気などを司っています。ここはたくましく生きるための脳=「動物脳」と呼ばれる。
最も外側が大脳新皮質。人間の脳は特にこの部分が発達している。ものを考えたり、感じたりする働きをしている。この巨大な大脳新皮質によって人間独特の文明・文化を築いてきた。うまく生きるための脳=「人間脳」と呼ばれる。
そして脳の最も外側の大脳新皮質は、論理的な思考が得意なため、ここから出てきた人間の言葉というものは、非常にウソが多く信頼に足りるものではありません。
また、脳の中層にある大脳辺縁系は、本能に根ざした指令を行いますので、大脳辺縁系から出た行動には、ウソがないということです。
大脳辺縁系から出たしぐさを見れば、人間の本当の気持ちが分かるということなのです。大脳辺縁系から出た本能的なしぐさが最も出てくるのは足であり、次に多いのが腕なのです。
まさに、本当の気持ちが表れるのは、言葉や顔の表情ではなく、足であるということが言えるのです。
たとえば、嫌な相手と出会ってしまった時は、顔は笑っていて、言葉は社交辞令を言っていますが、足は逃げたい方向に向いているものです。また、何かの脅威や恐怖を感じたときは、足は非常にあわただしく動き出し、今にも逃げ出したいような動作をします。
ではなぜ、足のしぐさが本能と密接に関わっているのかと言いますと、足は逃走するために必要なものだからです。
もし、外敵に襲われた時に、どうしようか考えていたら逃げるのに遅れて、外敵に食べられたり、殺されたりしてしまいます。
したがいまして、外敵に襲われた時には、何も考えることなく、スピーディーに本能的に逃げることができるように、足への指令については本能の直轄となっているのです。
生きていくにはコミュニケーションは欠かせません。人間の心理を正確に判断するには、相手の言葉や顔の表情と、手足や腕、胴体の動きが一致しているかを見ることです。
山本