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第67回 「松下幸之助と社員研修」をスタート

2016年01月10日

PHPビデオアーカイブプラスという社員研修を2016年1月より始めました。
始めた理由は毎年新人が入社してくるので、そろそろ「教育の仕組みづくり」を行おうということからです。
研修というとOJT やOFFJT また通信教育や読書感想などなどいろいろ取り組むべきことはありますが、
まずは共通の教材で尚且つ基本的なことから取り組みたいと思ったこと、また値段がとても安いこと、
さらにはPCが10台までは活用してよいことや会員として値打ちに学習CDも購入できるというメリットもありましたからこちらに決めました。
とにかく藤榮の教育の欠点はテーマが定まっていなかったということです。
ある時は○○の本、あたある時はポットキャストまたある時は日本能率協会マネージメントセンターという具合にその都度飛びついてきましたが、
PHPは共通のテーマをわかりやすい学習内容で、しかもDVDを活用できるということが一番良いと思います。
これを活用して「第40期」のテーマである「若返りを図る」を推進していきたいと思います。
仕事の中で最も労力とお金と時間がかかるのはなんと言っても「教育」でしょう。
その教育によって会社の成長が大きく左右されるということはご存知だと思います。
ただ言えることは教える側が思っていることと感情をどれだけ相手に伝えることができるか?ということになります。
ここまで言うと関係がまずくなるなと思えばセーブする。セーブすれば中途半端な教育となる。
その教育は結局は弱い会社を作り出す。
しかし言いすぎるほど度が越してしまうと今度は退職につながることになる。
ですからここで大切になってくることは、教育にはコミュニケーションがセットで付いてくるということでしょう。
その為にはお互いが溶け込める環境づくりを取り組む必要があります。
詰め込み教育でもない、はたまたゆとり教育でもない「実教育」を実現することが「若返りの基本」ということでしょう。
そういった意味でもこのことに気付くことができたことだけでも大きな成果ではないかと感じております。

 

 

 

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第66回 会社内での裁判員裁判

2016年01月03日

先日、小雨の日にある社員が「このくらいの雨ならいいか」とステンレスシンクにシートをかけなかったことで、社長がその社員と先輩社員を怒鳴り叱ったことについて、それが是か非か皆で考える機会がありました。

裁判員裁判形式でお互いの弁護人役が意見を述べ、裁判長役と裁判員役による評議の結果、判決が出されました。

今回は本人よる説明や証人喚問等はありません。

①社長側の弁護人役の意見

ステンレス製品をトラックで運ぶ際に、雨の日は必ずシートをかけないといけないということは以前より決められていたこと。
ステンレスシンクが雨で濡れるとサビが発生する場合があり、クレームの原因になるので、小雨であってもシートはかけないといけない。

②社員、先輩社員側の弁護人役の意見

雨の日はステンレスシンクにシートをかけないといけないということはわかっていたが、このくらいの雨ならいいかと思ってしまい、かけなかった。

これからは周りの人もそのような場面を見た場合は、指摘したり、注意したりするべきだと思う。そして上司や先輩から指摘されたときに、もし自分の考えと違ったとしても、なぜ上司や先輩がそのように言われているのかを考えて、自分の行動がそれに伴っているかどうかも考えてもらいたい。それでも自分の考えの方が強いのではないかという時には、上司や先輩に相談や提案をしたり、話をしてみて、最終的な結論を出していかないと、また同じ間違いが起こると思う。

本人も雨の日はシートをかけないといけないということがわかっているので、今後はこのようなことがないようにしていきたい。

 

しばらく時間をとって、裁判長役と3人の裁判員役による評議が行われました。

 

③裁判長による判決

先輩の指導に対して、なぜ雨の日はシートをかけないといけないのか、意味がしっかり理解できていなかった為、状況判断を誤った。

周りの先輩も伝えてあるということだけでなく、後々の様子もチェックしたり、声をかけるべきである。

社長が怒鳴った件については、日頃より言っていることで、子供ではないので、しょっちゅう社長が言うべきことではないという思いがあったのだと思う。

このぐらいの雨ならいいだろうという判断をしてしまったが、雨で濡れたことが原因で錆びてしまった商品を受け取ったお客様がどう思うだろうかということをまず考えれば、必ずシートをかけようとしたのではないか。

自分で判断をするときに、その先にあるお客様のことを考えたならば、きっと正しい判断ができると思う。

今回みなさん反省しているので、これからは気を付けていただきたい。

 

という判決で今回の裁判員裁判は終わりました。

時間がないから、余裕がないからとつい手間を省いてしまったり、これくらいならいいだろうと目をつぶってしまうことがあるかもしれませんが、それはその場のことしか考えていないからです。

今やっている仕事は何のために誰のためにやっているのかを考えれば、答えは明らかです。

初めて裁判員裁判形式の裁判を会社でやりましたが、第三者からの目線で考える良い機会になりました。

会社内でそれぞれの立場によるいろんな意見があるかと思います。違う意見がぶつかったときには、それぞれの主張を聞いて正しい結論を出して、方針を定めてまとまりのある会社にしていければ、社員同士も仕事もしやすくなり、お客様の為にもよりよい会社となっていくのではないでしょうか。

櫃田

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第65回 世代間の違いをあらわすと

2016年01月02日

「能力」という言葉を違う表現で表すと、物事を成し遂げることができる力となるが、これには忍耐力、想像力、工夫力、体力、持続力、瞬発力、学力、活動力、粘力、胆力、集中力、迫力、戦力、注意力、思考力、説得力、即戦力、推進力、競争力、構想力、洞察力、精神力、説得力、判断力、発言力、包容力、影響力、基礎力、知力、表現力、決断力、行動力などが必要となる。
これらの「力」はほとんど子供のころに見につく。育った環境が大きい。とくに学力となると時の学校での授業内容と時間によってしまう。
インターネットで調べると下の票のようになっている。一番詰め込んで教育された連中が今の社会(会社)での中枢を担っている。
それから一世代下がると今の40代になるのだが、彼らが今後日本を背負って立たねばならない。勿論今の50代が最高と言っているわけではないが、この年齢は高度成長時代とバブル崩壊と長きデフレとリーマンショックとまた阪神淡路大震災や東北大震災なども経験してきている。さらにこの年齢の親は戦争体験層でもあるから、何もないまずしい日本の姿もうっすらと聞いている。
これらの環境の中 生き抜きそして現代を背負っている人々とそれらの経験値が薄い年齢層にバトンが移っていくのではどうしても不安を感じてしまう。
いやどっちにしろライバルも同じ年齢層ですよと言われればそれまでだが、そういう意味ではなく、先輩の知識・知恵を如何に次世代にうまくバトンが渡せるかつまり何とか同じレベルが維持できるか、先輩のマネができるかということが言いたいのである。
同じ能力でも先輩の能力を見につけた者が勝ちである。やはり今の50代の連中の能力と40代のの連中の能力では少し開きがあると思う。
一番の違いは働いてきた労働の時間とその中身だ。50代の連中は社会に出た時年間2100時間労働だった。それがバブルがはじけたころから緩やかに減り始め、いまでは年間1800時間に届かない。つまり1ヶ月25時間1日1時間は少ない。
この学力の違いと労働体験時間の違いは決して追いつかないであろう。もしバリバリの先輩に追いつこうと思うのであるならば、会社にいる間はすべてその先輩と一緒にいてすべてを盗み取らねばならない。
それでも追いつかないであろう。なぜなら50代の能力はすでに落ち込んでいるので本当の全勢力が出せていないからである。もっと早くそう20年ほど前にその人間の能力を超えようと努力していたならば可能であったが、落ち込んでいる能力では先生にもならなくなってしまう。
さあそんな40代の者を先生としてこれから社会人になり、稼いでいかねばならない20代の若者ょ。あなたは何をどう考えるか?どうしたら最高の世界を自分の物にすることができるのか?

 

小中学校の授業時間の推移[8][9]
? 1961年- 1971年- 1980年- 1992年- 2002年-
小学校 (単位時間45分) 5821 6135 5785 5785 5367
中学校 (単位時間50分) 3360 3535 3150 3150 2940
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第64回 2015年終わりを迎えて振り返ること

2015年12月29日

2014年新入社員3人 2015年も3人 2016年は2人。

この若いメンバーを向かい入れるために新普通免許で乗れるトラックに1200万かけて入れ替えた。大企業並みの環境を整えようということで福利厚生施設を購入し、それを利用できる旅行補助費の制度も整え、有給の積極活用を推進し、確定拠出年金や退職金制度も取り入れ、さらに生産作業がはかどるようにと新機械自動タッカー打ち機を購入。また業務も来春の新入社員のために2Fと1Fに分かれて作業できるように取り組み、はたまたソフト面ではHPの改良、カタログの新規化、チャットやクラウドの取り入れ、そして階段と入口周りのペンキ塗りなどなどここ最近非常に前向きに会社の変化に取り組んできた。

我ながら良くやっていると思っていた。 しかし所詮自己満足だった。

昨年末山本君が「社長の取組みと社員の捉え方が空回りしているようです」と言っていた。しまった。やり方が、考え方がまずかったのだ。

そこで考えた。「この環境を変えるために自己満足で推進してきた福利厚生行事を廃止し、長年形にとらわれてきた`形だけの会社運営`から脱出してみよう」と。

これは己の愚かさ加減を戒めるためでもあった。「今の中途半端な環境などいらない」と2015年末にそう反省した。

2016年からは新たな1歩を踏み出すため、まず1人ずつ自分の考え・行動を、1歩ずつ伝承する必要がある。

2016年 第40期の目標である「若返りを図る」を行うため、自分の取り組んでいること、又明日に向かって考えることを、次世代リーダーに引き継ぐ「仕組みづくり」を行おう。

ここに新たなる社長の考えを宣言いたします。

1.「人を責める前に仕組みのまずさを反省しろ」

2.「形ばかりにとらわれず中身のある会社にしろ」

3.「めんどくさがらず地道に理屈を説明しろ」

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第63回 忘年会を通して

2015年12月20日

今回の忘年会は京都に行かせていただきました。

今回の忘年会では、来年新入社員として入社する2名も参加するため、2班に分かれて行動する事になりました。

私は新入社員の方を接待する方のドライバーとして南禅寺、下鴨神社、鞍馬寺の観光をさせていただきました。

京都と言われると観光で行こうとなると清水寺や金閣寺、銀閣寺などをイメージすると思います。私自身も京都 に

観光に行った際は、清水寺などは行きましたが、今回行った南禅寺などは始めてでした。特に南禅寺について は、

早朝勉強会で最初に扱った副島隆彦さん著「隠された歴史」でも書かれていた臨済宗南禅寺派大本山の寺院 で、

京都五山と鎌倉五山の上に置かれ別格扱いの寺院とされ、日本全ての禅寺の中で最も高い格式を持っている 寺

院だそうです。

ブログ用

そもそも、禅とは天台宗や浄土宗などの「民衆の救済」を説いた他力本願とは違い「自己救済」や「他社を救う ことは

出来ない」と考えているため、他宗派のようなインド伝来の宗派のように仏典がないそうです。そのため、 他の宗派が

やるような葬式仏教で金儲けが出来ないので、信者を集める口実がないので「般若心境」や「観音経」 を借りて自分た

ちも唱えているそうです。

次に臨済宗については、当時の臨済宗は民衆が嫌いだったので他の宗派のような事をしたくなかったため、中国と の

貿易での文書作成(朱子学)を行っていたそうです。つまり、仏典よりも朱子学(儒教)を信じていたことになります。 これ

は、今では義務教育として学校に行き、勉強をするので文字の読み書きなどが出来ると思います。しかし、当 時は織田

信長や豊臣秀吉や徳川家康などの歴史的に有名な大名でも下手くそな平仮名しか書けなかったため、しっ かりとした

漢文の貿易文書を書ければ将軍や大名が優遇したため朱子学を学んだそうです。また、当時の人々は、 階級によって

信仰していた宗派に違いがあります。貧しい人々は、常に飢饉や災害などの不安があるため、神に助 けを求めるので

浄土宗や天台法華経のように祈れば救われると考えていた宗派を信仰したそうです。逆にくらいの 高い地位にいた朝

廷貴族や幕府などは、貿易の利益がなければ国の経営が出来なかったため、臨済宗を大切にして いたそうです。もし

自分が対等な立場として相手と取引をする際に交わす文章をしっかりと書ける人と書けない人 とのどちらかと取引をす

るとしたら、しっかりとした文章を書ける人の方が信頼出来ると思います。そのため、 しっかりとした文章を書ければとて

も重要な存在になれたので、臨済宗は朱子学を仏典よりも大切にしたんだと思 います。 今回の観光で、ただ本を読ん

で知っていた知識だった物を実際に見ることが出来たのはとてもいい経験になったと 思います。今回の旅行を企画し

てくださった方々には感謝します。ありがとうございました。

福田

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第62回 断捨離

2015年12月13日

今年もあと二週間となりました。みなさまにとってどのような一年であったでしょうか。今年中にやっておかなければならないことをリストアップして、すっきりと新しい年を迎えたいものです。年末ということで不要なものを処分したり、大掃除されたりしている家庭が多いと思いますが、以前流行語にもなった「断捨離」について書きます。
断捨離とは入ってくる要らない物を断ち、家にずっとある要らない物を捨て、物への執着から離れるという考え方、生き方のことです。日本人特有のもったいないという意識が「まだ使える」「いつか使うかもしれない」という意識につながり、捨てるという行為に嫌悪感を抱き、使ってないものでも捨てられなくなります。しかしそれが今の自分にとって必要なものなのか、未来のなりたい自分にとってふさわしいものなのかを見つめ直すことで、本当に必要なものが残ります。断捨離を続けていくと自分の周りに好きなものや好きなことが増えていくので、自分のことを好きになり前向きになり人間関係もよくなります。

断捨離を仕事に応用すると、机も頭の中もスッキリとして何を優先させるべきかが明確になり、より深い思考ができるようになります。作業効率が上がり、生産性がアップします。集中力も格段にアップするそうです。今の状況を変えたい方、仕事がうまく進まない方、来年は今年よりもさらに一段二段レベルアップしたい方は気付いたところから断捨離をしてみてはいかがでしょうか。
櫃田

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第61回 「海陽学園」をご存知ですか?

2015年12月06日

前回の55回で学校の作るいい子とは、支配者にとって都合の良い人間と書きました。

今回は支配される側ではなく“支配する側”について書いていきます。

ではタイトルに戻りまして、海陽学園とは、全寮制の私立男子中高一貫校として2004年に設立された、イギリスのイートン校を模範とした真のエリートを養成するための上流教育の学校です。この背景には、ゆとり教育による学力低下が富裕層にも影響し、海外との学力差が目に見えて出てきた富裕層の焦りと公立教育への呆れがあります。そのため日本の将来に危機感をつのられているそのスポンサーにはトヨタ、JR東海、中部電力のなどの大企業などが占めており、まさに日本の支配者の支配者による支配者の後継者のための学校です。

この海陽学園で注目するところは授業料の高さです。一般の中高一貫校の年間授業料は100~150万に対し、海陽学園では年間300万以上。単純計算で中高6年間で1,800万以上。その金額に見合うだけの設備や、本場イギリスのイースト校から直接講師を招くなど教育環境は豪華絢爛です。その高額な授業料ゆえに、経済的な問題で中流家庭の親は諦めざるを得ない状況が簡単に見て取れます。事実、海陽学園に入学した生徒の親たちは、7割以上が年収1,000万円を超える高所得者層で占められています。

高額な授業料の有名私立校は海陽学園だけではありません。福岡には 「福岡リンデンホール小学校」という有名私立学校があります。ここは幼稚園・小学校・中学校・高校・短大・大学など計56校を全国的に展開している都築総合学園グループが経営している学校です。この福岡リンデンホール小学校は、授業(国語以外)も生活も寮もすべて英語の生活をさせられるために24時間英語漬けの学校生活を送り、国際的に通用する人間を作り上げている学校です。また静岡県にある 「加藤学園」 も福岡リンデンホール小学校ほどではないが、幼稚園から高校まですべて英語授業が行われていて、将来海外大学への留学までを視野に入れたエリート教育をしています。

日本の大学の国際的な地位が下がっている今、多くのエリートは海外の大学に行きます。たとえば日本TOPの東大のランクは、世界TOP100に入ってません。上位はもちろんアメリカのハーバードやイギリスのケンブリッジなどが独占しています。ゆとり教育によって日本は公立教育が崩壊しただけでなく、国際的にも教育後進国になってしまったのです。だからこそ、この事態をなんとかしようと一部の私立校では金に糸目をつけない設備投資を行い、国際的な教育を促進しているのです。事実こういった有名私立を卒業した生徒は日本の大学へはいかず、アメリカの有名大学へ留学し、国際レベルの学力を得ています。日本の教育が完全にダメになったために、金持ちは海外大学で国際レベルの学力を得て、貧乏人は崩壊した公立教育を受ける。まさに、お金のある順に日本を脱出しているのです。こういった図式ができているために教育の格差は広がり続けているのです。

日本を牛耳る支配者層の多くは有名な海外大学の留学経験がある。そして海陽学園をはじめとするエリートを養成するに莫大なお金が必要となる。親がエリートでなければ、子にエリート教育ができない。やはり親あっての子である。医者の子は医者、政治家の子は政治家になるように、サラリーマンの子はサラリーマンである。

山本

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第60回 毎日仕事している中で不安に思うことはないか

2015年11月30日

今日今年入社した新入社員に土日の時間の使い方を聞いてみた。すると1時間も本を読んで勉強したりPCにつかまって情報を仕入れたりしていないという回答が来た。
これを聞いてこちらのほうが思わず「そんなことやっとったらいずれ使い物にならなくなるぞ」と荒立てて言ってしまった。
外回りは4人いる。その中で20代前半が2名、そして40代が2名である。40代の連中は遊ぶことしか考えていない。それか医者通いか日常生活、特に食事作りの話題である。
その2名と20代が一緒に働いているから20代の連中もおじさん気分である。いい若いものが全く自分に時間とお金をかけようとしない。だからこちらが青ざめてしまったのだ。
カール・マルクスの資本論を読んだことがあるのだろうか?そこには「何の生産能力もない者は自らの能力を売るしかない」「自らの能力を高く買ってもらうことが収入につながる」というようなことが書かれている。
何の努力もせずに「もっとお給料上げてください」「もっとボーナスください」なんて虫の良い話などありえない。
土日にせめて10時間は先ほど言った「自己啓発なるもの」をやらないと。
やらずにぼんやり生きていて自分の人生に不安を感じないのだろうか?若いくせに未来に対する願望がないというか、生き方が下手というか。
せっかくこの世にの生を受けたのならば思いっきり頑張ってみるということをしないでいいのか?
男性ならせめて年収700万はもらえるようになろう!女性ならそんな男性と結婚してさらにともに努力して2人で1千万稼ごうという意気込みはないのか?
「いえ世の中金ではありません」という人もいる。それはそれで結構。どうぞ社会主義の世界にでも行ってください。
しかし資本主義の世界に生きている以上人間の価値は必ず収入というものに置き換えられる。
また高収入の方はまあ年収2千万以上となるだろうがこの方たちは頭が低いし、言葉も柔らかい。
必然的に人間的にりっばであるし、またいろんな意味で知識豊富である。
若者は努力しろと言いたい。いい年して老人になってはいけない。もっと燃え上がれ!
目標を持て!あこがれる人はいないか?ほしいものはないか?物欲は大事たぜ。あれがほしいこれがほしいだからそれをつかみ取りたいから努力する。
動機は単純でいい。その思いと行動の積み重ねが人間的に大きくなっていく。
本読んでPCかじりついてそして世間を眺めてみる。また先輩の話を聞き、自分よりも3.4周り大きな人と交われ!

 

 

 

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第59回 12月を迎えるにあたって考えたこと

2015年11月28日

仕事は単純に作業をするということだけではない。慣れた者同士で作業し、ご注文も平坦であれば毎日が単純作業の繰り返しである。
しかし我々は必ず年を取る。年を取るということは若いうちは成長しなければならない。成長するから給与が上がる。
だが40歳超えれば成長などない。現状維持がやっとで、50歳超えれば退化していっている。 これらは内的なこと。
それもあるが外的要因である景気・天災などの環境の変化があり、
カタログの変更、機械の入れ替え、そしてこれが最も大変なのだが新入社員教育というものなどがあるので、 毎日が単純に過ぎるということは無い。
作業が単純であれば繰り返しの生活の中に目標を持ち、能力も自然に上がって売り上げも伸びていくのだが、
新入社員の教育、新導入機械への慣れ、新カタログへの対応などという作業は、目標到達ができるまでは全く売り上げアップにはつながっていない。
つまりお客様へのサービス力・商品力・販売力アップになっていないのだ。
その対策として今年は11月から来年度の新入社員にバイトという形で入社前研修に参加してもらい、 4月からのピークダウン状態でも売り上げが維持できる体制を取っています。
つまり4月のスタートには「教育」というものに比重がかかり、お客様に行かねばならない労力が半減してしまう。
それを回避するために 今から教育を行い、4月スタート同時に戦力として活躍しもらい、お客間にアピールできるようになってもらいたいという計画である。
そのために4月からどの仕事を受け持ってもらいたいか、すでに決めてあります。
あの人の性格からいってこれがいいだろう、あの人はあれが適任だろう。だからそれを見越して入社前研修をしています。
我々は今期は第40期という節目になりました。この節目にパンチのある新型商品を導入します。
またアイリスオーヤマさんの直売店にもなることができました。
1月からはHPにてアイリスオーヤマさんの商品も販売していきます。
これをきっかけに新しい株式会社藤榮になっていけるだろう そんな予感がします。
今それがとても楽しみです。

 

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第58回 課題は分離せよ

2015年11月23日

課題を分離せよとはアドラー心理学における考え方の一つで、他人の課題と自分の課題は別であると考える事を
指します。例えば夫婦や恋人、友人など相手がイライラしている時に、あなたが相手の事を思って行動したとし
ます。成功すれば何も問題はありませんが、人の気持ちを全て理解するなど不可能なので上手くいかない事の方
が多いと考えられます。上手くいかなかった場合、自分は相手を思って行動したのに、相手からしたらそんな事
は頼んでないと喧嘩になってしまいます。なので、ここで課題を分離する事が大切になります。今回の例では、
イライラを治すのは本人の課題なので関わらないようにすることこそが正解なんだそうです。しかし、相手から
「どうして何も聞いてくれないの」と言ってくるかもしれません。ですがこれは、イライラしていれば話を聞い
てくれると学習してしまい、結局は甘えであり放置したら関係がどんどん悪化してしまいます。アドラー心理学
において、人は目的のために感情を使うと言われています。イライラしているのは、相手を支配する目的やスト
レスを相手に伝える目的として使っているだけなので、これを繰り返すとお互いストレスがたまる一方となるの
で、相手の課題に対しては深く関わらず、見守る事が大切になるそうです。
また子供の教育においても同じことが言えます。子供のためを思ってというのがありますが、これは課題の分離
ができておらず、相手の課題を抱え込むことでストレスがたまりますし相手は自立心が育たなくなってしまいま
す。そのため課題の分離において大切になるのは、それを放置した場合困るのは誰かを考えれば良いそうです。
つまり、課題の分離とは他人の人生を必要以上に抱え込まない、自分の課題に他人を踏みこませないということ
になります。自分の課題を相手に左右されて何かを選んだ時に成功してもそれに誇りを持てない、失敗した場合
にはその人のせいにしてしまい自立心が育たなくなります。これが自分の選択なら失敗しても自分の判断なので
次はこうしようと前向きに考える事ができ、成功すれば心から喜ぶ事ができます。なので自分のため、そして相
手のために課題を分離する事が大切なんだと思います。
福田
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過去の日記

TEL
0562-93-5561

株式会社 藤榮

〒470-1144
愛知県豊明市阿野町稲葉74-46

TEL:
0562-93-5561
FAX:
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